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一章 第十三話 第二ステージ(2)

第二ステージは今回でようやく半分といったところです。

まだまだこれからですので、存分に楽しんでもらえれば幸いです!


 ── 結界外 観戦用魔力モニター前 ──


「リティナ様、今日も(うるわ)しく御出(おい)でですわ……」

「ええ、本当に……。きめ細かな艶のある髪に宝石の如く(きら)めく(ひとみ)、真珠のように透き通った肌。一体何を持ち合わせていないというのかしら?」

(わたくし)、その可憐(かれん)さに立ち(くら)みが…… (アンッ)」


「リティナ様って本当可愛いよなあ……」

「バカ、おまっ! 聞こえないとはいえ、無礼だぞ。あの方はここに居る誰よりも高貴なお方! 才色兼備とは、まさに御方(おんかた)のためにある言葉だ。だが、まさか王族が南部になんて……」

「てか、あの椅子と机はどっから持って来たんだ (可愛いからいいけど……)?」


「でもさあ……」


 ──めっちゃ見にくいんですけど、いろんな意味で……。

 その場に居る生徒全員の総意。リティナはモニターの(そば)で優雅にお茶を(たしな)んでいた。


 王都三王家の一角、≪レイフォンハート家≫の長女、リティナ=レイフォンハート。

 彼女こそ、レグヴェインが日々(あが)(たてまつ)っている皇女殿下である。

 勤倹力行(きんけんりっこう)品行方正(ひんこうほうせい)。弱者にも手を差し伸べる御厚情(ごこうじょう)に、誰もが振り向くその美貌。

 彼女の()で立ち振る舞いは(つね)(みな)の模範となり、学舎の気品を高めている。


「レイフォンハート、向かいに座ってもいいか?」


「おい、あれは……!?」

「なぜ王族が二人もこんな場所に……!?」

「(キャアア──!!) エル様よ……」

「気品に溢れるお二人の会話……。(わたくし)の脳内はもうオーバーヒート…… (アンッ)」


 エルはリティナからの了承を()白亜の椅子(ホワイトチェア)に腰かけた。

 王族二人で茶会でも開くつもりなのだろうか。


「……エル君、その……、久しぶりだね? ……王子のお仕事はやっぱり大変?」

「まあな、面倒な事も多い。それより大分熾烈(しれつ)を極めているな。第二(セカンド)ステージは……」

「うん、まだ始まったばかりだけどね。流石は最初の試練を突破した方々……、特に今は、Bブロックが白熱してるみたい……」

(あれは……、なるほど、ゼロはウィットと当たったか。まあ、奴の性分を考えるとそうなるだろうな。……気を付ろよゼロ、奴は手強い)

「……エル君は大会に出ないの?」

「出る。俺たち王族の参加は自由だ。俺は第三(ファイナル)から出るつもりだ。パーティーのない俺にはそれしか方法はないしな。お前は……、いや、出ないか……」

「…………うん、そうかな」


 なぜか視線を逸らすように(うつむ)いた彼女の表情に、エルは疑懼(ぎく)の念を抱いた。


「ところで、さっきから後方の視線が気になるのだが、お前もしかして気づいていないのか?」

「え……?」


 ──紅一点。急に(ほお)が熱を帯びるのを感じた。

 どうやら皇女様は観戦に夢中で、後方には配慮が向かなかったらしい。

 少女は切羽詰まった様子で椅子を畳んだ。


「「(とうと)い…………」」



 ※CHANGE



 ──諸君らに問いたい。

 この世界の男女比率は一体どうなっていると思う?

 答えはそう、男が51パーセントで、女が49パーセントだ。そこに対比はないのである。

 つまり最低でも一人、もしくは二人の女子が俺と同じパーティーでもなんら不思議ではない。

 俺のハーレムが築かれていても、至って不思議ではないのだ。


 なのに……。


「おーい! そろそろ次のブロックに行くぞ、バルド」

「そうですね。ここいらの魔獣は大方掃討しました。そろそろ次に移りましょう……」


 ──なんで俺のパーティーには女子が一人もいないんだよお!!!!


 西の貴族街≪ウェストアリア≫に一等地を持つ上級貴族の()、バルド=バーナード。

 男は華に飢えていた。



 ※CHANGE



 ── 少し前 結界内Fブロック ──


「さて、僕たちも無事現地(フィールド)に到着だ。二人一緒なのはラッキーだったね。さて、早速だけど……、何かあったのかい? リン」

「……!? 何もないわよ、別に……。少し興が乗らないだけ……」

「そっか…… (まあ、いい。僕としても今はこの競技に集中した方が良さそうだしね。彼女の件は一旦後回しだ)」


 ──すると、如何(いかん)せん生徒の二人がライトに襲いかかって来た。

 大方、南部出身者を嫌う貴族連中といったところだろう。


「気に食わなねーんだよなあ! 下民(げみん)のくせに偉そうにのさばりやがってよお!!」

「その無駄に洒落(しゃれ)た面、ぐちゃぐちゃにされても知らねーぜ!!」


「悪いけど、今考え事してるんだ。少し黙っててくれ……」


(パアン!!)


 ライトは容易(たやす)く二人を片手で弾き飛ばすと、またもの思いに(ふけ)る。

 それを見てリンは思った。


(……これ、私に勝つ気がなくとも、コイツ一人で余裕なのでは……?)


「よし、決まった! とりあえず僕らもポイントを稼ごう! 今のゼロは強い、並みの術師に遅れを取ることはないだろう。だから今無理に合流する必要はないと思う。あの妖精(・・・・)もそっちにいるみたいだしね。ゼロに負担を掛けないためにも、二人の僕たちがより多くのポイントを稼ぐ。丁度このブロックには大型の魔力反応があるみたいだ。まずはそこに行ってみよう!」

「……ええ、分かったわ」


 ライトの魔力探知でその場に向かうと、魔獣が狂声(きょうせい)を上げていた。

 その正体は、第一(ファースト)ステージで見た≪ミノタウロス≫だった。


「さて、君は何ポイントかな……?」


(────スパンッ!!)


 ライトが魔獣を(はら)おうとしたその時、突如魔獣が真っ二つに両断された。


「うっわ!? 汚ねえ!! 最悪だぜ、魔獣の血が付着したじゃねえか!? まあ、それはそれとして……、よお、下民(ゴミ)。早速だが、死ね……」

「……君、性格悪いって言われない?」


 白のローブを身に纏った青紫髪の男。

 王族であるその男は、ライトにその(きば)を向けた。



 ※CHANGE


 

 王族分家であるケイネス家に生を受けた彼の名は、アルジュナ―ト=ケイネス。

 男にはライトとの因縁(・・)があった。


「大層な登場どうも。それで君、本気で僕に勝てると思ってるの? 前に一回負けただろ?」

「相変わらず減らず口を叩くな、貴様は。俺が考えなしにお前をここに誘った(・・・)とでも?」

「(誘った……?) それはどういう意味かな?」

「そのままの意味さ……。≪捕縛魔道具≫起動!!」

「……ッ!?」

「おせえよ!!」


(ガシャンッ!!)


 倒壊した家々の陰から放たれた四本の(くさび)

 ライトは手足の両方を拘束され、その場に静止(フリーズ)してしまった。


(魔力が練れない、これは……)


「悪いが事前に装置を仕組ませてもらった。お前はどうも他の奴らより数段魔力探知性能が上みたいだからなあ。このデカブツを囮役(カモフラージュ)として使ったのさ」

「なるほどね、魔術師でもない(・・・・・・・)君がまさかこんな物を所持しているとは。一体どこで手に入れたんだい?」

「これか? これは特注品でな、なんでもあの司令官からの……、おっとこれ以上は禁句だ禁句。あぶねえ……」


(トウカ……? なぜ奴がここで出てくるんだ?)


「ちょっとアンタ! こんなの卑怯よ!! すぐに彼を解放しなさい!! さもなくば監督官たちが黙ってないわよ!」

「脳無しか、貴様? この競技で禁止されているのは、生徒に直接(・・)危害を加える魔道具だ。それに俺は王族だ、監督官などすでに買収してるかもしれんぞ……」

「とんだ愚図(グズ)ね、アンタ……」

「口の聞き方には気を付けろよ。王族の俺に(たて)突けば、殺す。貴族だろうが見境なしになあ」

「……ッく」


「お前さ……、この程度で、本当に僕を止めれると思ってる訳?」

「……あ!?」


 しばらく触れて理解した。この魔道具は拘束した対象の魔力を、一時的に抑制できるんだ。

 いわば(アンチ)魔術の術式が組み込まれた一品(ひとしな)

 であれば……、この魔道具が打ち消せないほどの魔力を常時体外に放出し続ければいい。

 いける、押し問答で十分に時間は稼げた。


「(バケモノがっ……!?) 少し喋りすぎたな、だがもう(しま)いだ、ダメ押しをくれてやる……」


 そう言うと、アルジュナートは自らの聖剣(せいけん)を鞘から引き抜いた。


「≪結び≫って面倒くさいんだぜ。魔術師(お前ら)みたいに省略はできないしな。まあ、動けない今のお前には関係のない話だが……」


 ──聖剣(つるぎ)(もっ)て、祈祷(きとう)を捧げる。

 ──神の御加護を受けし、御心(みこころ)からの福印(ふくいん)だ。


 『聖剣解放(リリースエレメント)悪夢の眼目(ナイトメア・コア)



 ※CHANGE



 ──≪聖剣≫。

 それこそが王族にのみ扱うことを許された聖なる(つるぎ)、彼らの力の本領だ。

 聖剣には≪福印≫と呼ばれる神の恩寵(おんちょう)が宿っているとされ、神術(しんじゅつ)の一種であるそれは、魔術とは文字通り対を為す能力(ちから)である。

 魔術師のように自己治癒や詠唱(えいしょう)の省略は不可能だが、聖剣には≪浄化領域(じょうかりょういき)≫と呼ばれる結界術の(たぐい)も組み込まれており、一定範囲内における魔術師の魔力及び魔術は無効化される。


 そして最も重要なことは、両者の攻撃はそれぞれにとって(・・・・・・・・)致命傷となりえること。

 故にこの国でも魔術師と聖騎士の血を引く王族は、互いに干渉せず、有事の際にのみ協力するという暗黙の了解がなされている。

 

 ──しかし現在(いま)此処(ここ)に、相対(あいたい)した魔術師と聖騎士。平民と王族がいた。



 ※CHANGE



 男の聖剣の(つば)部分には、猟奇的とも言うべき巨大な目玉が付帯(ふたい)していた。

 時はすでに満ちた。

 その(まなこ)が対象を捉えると、まもなくしてライトは昏倒(こんとう)してしまった。


(……っく、これが≪浄化領域≫!? まともに魔力が練れないわ……)


「無駄な悪足搔(わるあが)きはよせよ。俺も女を傷つけたくはないからなあ、今から祭り(ショー)を始める。特等席だ、感激だろう? 演目は単純……、俺が!! 無防備な!! コイツを!! 気が済むまで!! ボコり続ける!!」


 奇声を発しながら、アルジュナートは気を失っているライトを所構わず殴打した。

 心から楽しんでいる。過去の鬱憤(うっぷん)を晴らすように。その面構えは、まさしく悪魔の形相だった。

 血しぶきが飛び散り、地に歯が零れ落ちる。


 これ以上は見ていられない。だが……、今の曖昧な自分にそんな勇気があるのだろうか。

 リンの心は揺れていた。

 

「なあ、知っているか? 貴族の娘。コイツには今意識がない、その在り処は夢の中だ。奴はそこでも拷問を受け続けている。無論目覚めれば、人体に影響はない。俺の聖剣の≪福印≫はあくまで()に干渉するものだからなあ、いわば精神攻撃ってやつだ。だが俺は、ちゃーんと(うつつ)でも刺激を与える。夢と現実の境界線を繋げてやるのさ……」


 男は満足したのか暴行を中断すると、再度(つるぎ)に手を掛けた。

 ダメだ。これ以上は……。


「あの時とは立場が逆転したなあ、ライト=ウィリアムズ。ここで貴様の首を落とす。王族であるこの俺に楯突いたこと……、死んで詫びろ。下民(ゴミ)が……」

「……ッ!?」


(──ブウウウウン!!)


 粛清の刃が振り下ろされようとした瞬間、突如結界上空から光の柱が降り注いだ。

 その光明(こうみょう)がアルジュナートの身体(からだ)全体を包み込む。


(チッ、臨時でパーティーを組んだ奴らが無駄にポイントを稼ぎやがったな。強制退去が始まっちまった。まあ、いい……)


「楽しかったぜえ。お前がもし上がってきたら、また最終(ファイナル)で相手してやるよ。今度はちゃーんと殺してやるさ。最も、その体じゃ、予選突破は無理だろうがな……。おやすみ、ライト=ウィリアムズ。白昼(はくちゅう)で会おう……」



 ※CHANGE



 ── 結界内 Bブロック ──


 一方こちらも、戦場は過酷を極めていた。


「アハハ! どうしたんだい、ゼロ! 逃げてるだけじゃ僕ちゃんには勝てないよ! もっと拳と拳、魂と魂で存分に語り合おうじゃないか!?」


 そう言って、ウィットは連発銃(ガトリング)の如く烈拳(れっけん)を放つ。

 その猛攻にゼロは苦戦を強いられていた。


(チッ……、あの空気砲みたいなの、まるで風の弾丸だな。やっぱり、距離を取るのは止めた方がいいか)


 策を改め、ゼロは家屋(かおく)の中に身を隠した。

 激しい攻防の末、家内(かない)は瓦礫で埋め尽くされている。

 だが、その中で見つけたものにゼロは目を光らせた。なるほど、これなら……。


「まーた、かくれんぼかい? 僕ちゃんそろそろ飽きちゃったな。君にはもっと期待してたんだけど、ひょっとして僕ちゃんの見当違い?」


(──パリンッ!!)


 ガラス窓の割れる音。諦めて出て来たのだろうか。


「逃がさないよ!! (ん、あれは……酒瓶!?)」


 ゼロは反対側の窓を突き破ると同時に、反撃の斬光(ざんこう)をウィット目掛けて放った。

 青白い咆哮がもの凄い速度(スピード)で迫ってくる。


(わざわざ家屋に隠れたのはこのためか。上手く陽動も使ってきた。やってくれたね、ゼロ……)


 その間にゼロは隣の家屋へと駆け出す。

 しかし、その動向をウィットは抜群の動体視力で捉えていた。


「ま!! だからなんだって話!!」


風粒子(ふうりゅうし)風圧拳(ふうあつけん)!!』


 凄まじい風の弾丸の応酬が家屋の屋根を突き破る。

 そこは閉ざされた密閉空間、おまけに瓦礫で足場も悪い。

 だが、ゼロには見えていた。この戦いにおける確かな勝ち筋が……。


(ドオオオオ──ン!!)


(斬撃!? まさか、壊れた天井の穴で僕ちゃんの位置を!?)


「近接戦に持ち込んだ! もう距離は取らせねえ!」

「君だって長距離派だろ!? それに、僕ちゃんは!! 体術の方が得意なのさ!!」


 ウィットが至近距離で放つ鋭い拳を、得意の流刀(いなし)技術と体術で(しの)ぐとゼロも尽かさず反撃に転じた。

 魔術なしの単純な打ち合い。されど、その気迫たるや()戦場(ブロック)を凌駕していた。

 

(魔力で強化しているからか? 一撃一撃がやけに重いな……、今までの奴らより遥かに強い)

(剣術と体術を同時に使いこなしているのか……、始めて見る戦闘スタイルだ。僕ちゃんと近接戦でここまで互角にやるなんて、本当に魅せてくれるね、ゼロ!!)


 ウィットに突き飛ばされると、ゼロは剣を屋根瓦に突き立てて、なんとか落下を回避した。

 襲い来る猛攻に、ゼロは身を(ひるがえ)して、そのままウィットに蹴りを加える。

 遠方に吹き飛ぶウィットに、間髪いれずに斬撃を放とうとしたゼロであったが……。


「遅い!!」

「……ッ!?」


 風神の如く出戻ったウィットの一撃が顔面に入り、ゼロは後方に吹き飛んだ。

 目にも止まらぬ速さで辺り一帯を旋回している。その姿はまるで韋駄天。並みの眼力では目視すらままならない。

 だが、ゼロはふらつきながらも、その動きを追えていた。再度柄を力強く握りしめる。

 

「さあ、さあ、さあ!! もっとギアを上げていこうか (思考を(にぶ)らすこの速度、視界を遮る遮蔽物。さあ君は次、どう対処するんだい)!!」


 ──戦場(フィールド)切り開く(・・・・)次の一手……。

 ゼロは剣の柄を両手で握ると、地に叩きつけるように振りかざした。


 『五十パーセント 貫通剣(ペネトレイト)轟床(ごうしょう)!!』


(≪詠唱(コール)≫の省略……!?)


 地を穿(うが)つように放った斬撃が、轟音と共に土煙を巻き上げ、周囲の瓦礫を()ぜさせた。

 これでいい、場は開けた。後はもう……、真っ向勝負あるのみだ。


「悪いが、急がせてもらうぜ。こちとらお呼ばれしてんだ」

「つれないなあ、もっと楽しんでいけよ、ゼロ!!」


 その場には熱を帯びた両者のみ。

 互いの意図を理解し、今持てる全ての力を次の一撃に込める。


「(さあ、来い……) 魅せてみてよ!! 君のとっておきをさ!!」

「ああ、これで(しま)いだ……」


 


 


 






 


 


 

 


 


 







 





読んでいただきありがとうございました!

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── 本話のおまけ キャラクター紹介 Part 2 ──


④トウカ:王都バルデンの最高司令官。国王の補佐に加え、魔術学校の学長まで兼任している超忙しい人。だが本人曰く、割りと外に出歩いているらしい。その素性はいまだ謎に包まれている。

※固有魔術:?


⑤ライト=ウィリアムズ:ゼロのルームメイトであり、パーティーメンバー。いつもゼロの事を気に掛けており、基本一緒に行動しているストーカー気質の青年。しかし、こと魔術の才能に関してはピカイチであり、その実力は王都公認のパーティーから引き抜かれるほど。その強さの裏側にあるものとは?

※固有魔術:光魔術




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