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休日


 今日はお店を休みにしてキーラとお買い物に来ている。お城で用意してくれているので不自由はないが、キーラから買い物に誘われたので行くことにした。


 相変わらず賑やかな町だ。店番してたら静かなのでギャップが凄い。


 「キーラ、どこに行きたいの?」


 「目的は無いので気になったお店に入りましょう」


 今日もキーラは素敵だ。通り過ぎる男性が見てるのがよく分かる。うちの店番にはもったいない。冒険者でキーラ目当てで店に通ってる人も増えてきていた。

 白いブラウスにベージュのパンツスタイルで颯爽と歩いている。


 私はと言うとさっきから鑑定眼が気になって仕方がない。OFFにも出来るけど、知らない商品が知りたくて見てたら相場の値段と販売価格のギャップが気になっていた。


 すると、食器屋でお値打ち品を見つけた!

 キーラを引っ張って店に入っていく。


 淡いピンクのティーカップとお皿に銀のスプーンが2つずつ付いてオシャレで気に入った。しかも、適切価格の半値以下だった。間違いだろうか?


 「仕事場でお茶を飲むのにどうかと思ったんだけど」


 「いいと思います。かわいいデザインですね。

 せっかくだから、商談用も買いましょう」


 2人で色々見て買えた。満足だ。

 せっかくだから、お茶も見ることになって買った。


 歩いていて、喉が渇いた時に八百屋が見えた。

 せっかくだから買おうと思ったら、並んでいてビックリした。種類も増やしたようだ。繁盛していて良かった。


 忙しいときに邪魔しちゃ悪いので早めにランチにすることにした。


 キーラおすすめのお肉のボリュームがある店に入った。何の肉かは分からないけど、塩コショウが効いて美味しい。胃袋より顎がついてこない。


 隣の席から港でトラブルが起きている話が聞こえてきた。嵐にあった船荷のガラス製品の大半が割れて賠償金を荷主が船長に求めているのを聞いたみたい。


 気になったので港に来てみた。確かに人の輪が出来ている。


 この場合は賠償責任は船長が負うのかしら?

 【いいえ、船長は責任を負いません】


 じゃ、荷主の嫌がらせ?更に分からなくなった。


 「賠償しないなら、今後発注しないがいいんだな」

 こっちが荷主か。脅迫だよね、これ。


 「ですから、荷物の件は申し訳ないがこういう時のために契約をしていて、その定めでは賠償には応じられない。不慮の事故だったんだ」

 うんうん、そうだよね。


 「契約書がお前たちを助けることは無い。もういい、船長と副長を連行しろ」

 暴力の前に契約書は無意味か、勉強になる。


 この件の損害はいくらくらいかな?

 【話を総合しますと金貨50枚と推定されます】

 500万円か大きいね。


 見送るだけしか出来なくて残念だけど、手の出しようがない。彼らの無事を祈るしか出来ない。



 


 

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