幼馴染をモデルにエロッちいイラストを描いてた俺が、その手帳を無くしてしまい...
幼馴染をモデルにエロッちいイラストを描いた手帳を何処かに落とした俺→真っ青になっていたら学年一のクール系美少女が、
「これ、みんなに公開されたくないよね?
だったら私と付き合ってほしい」と言われ
俺は葛藤の最中にいた。
「な、ない...!!」
体育の授業でいま現在
プールの時間なんだが、まずは水着に着替えるために男子更衣室でチャチャッとズボンを脱いだ瞬間に俺は気が付いた。
俺は大事なものを無くしていた。
「どした、シンジ?」
友達のユーマが訝しげな顔して俺に尋ねてきた。
「無くした...!」
ズボンの後ろ右ポケットに手を突っ込み、
俺は蒼ざめた。
「無くしたって何を?」
「あ、えーと...」
俺は口をモゴモゴさせた。
言うべきか一瞬迷い、まぁ、俺と高一のときから仲良しであるユーマならいいかと思って
こそっと耳打ちした。
「手帳だよ」
「手帳?手帳ごときでそんなに真っ青になるとか、なんなんだよ。俺はてっきり、10万も入った財布をどこかにやっちまったのかと思ったぜ」
「いや、それがな。ただの手帳じゃないんだ。
幼馴染のマヒロをモデルにエロッちいイラストが描かれていてだな...」
幼馴染の真島マヒロ。地毛で茶髪のポニーテール女子。
マヒロはガキの頃からずっと俺の好きな女。
他の女によそ見をすることなく俺はマヒロだけを想ってきた。
でも、告白はまだ。
幼稚園時代からの付き合いなのだが、
俺にやたらと素っ気ない態度をとるから
好きと言えずに高校二年生になっちまった。
「うぉう...!マジか!?」
「それはあれか、パンチラとか
胸の谷間がモロに出たやつとかか!?」
「うん」
「なんで、俺にその手帳見せてくれなかったんだよ!見たかったのに...!」
「見せれたもんじゃないよ。
何しろ、彼女を裸にしたイラストも描いてしまっていたからね...」
「バカ!お前、そんな手帳、なんで持ち歩いていたんだよ」
「大事だからこそ、肌身離さず、ズボンの後ろポケットにいれて持ち歩いていたんだ。それがどうしたことか、何処かで落としてしまったのかもしれないな」
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