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冬童話2021 『さがしもの』

フクロウ森の懐中時計

作者:小畠愛子
フクロウ森は、とんでもなく高い木々が、空をびっしりと枝葉でおおっているため、一年じゅう日の光が当たらず、それどころか空が全く見えないことで知られていました。そこには夜目がきくフクロウたちが、たくさん暮らしていたのです。
空の様子が見えないため、フクロウたちは時計樹と呼ばれる木に吊り下げた、古い懐中時計を見ることで、お茶の時間や狩りの時間、寝る時間などを決めていました。しかし、あるときその時計の長針と短針がなくなっていたのです。時間がわからなくなり、フクロウたちがもめ始めるなか、ある若いフクロウが、時計の代わりに自分が枝の屋根の上、空が見えるところへ行くといいだします。みんな止めますが、そのフクロウは枝の屋根へと飛んでいき――
はたして若フクロウは、空を、そして太陽を見ることができるのでしょうか?
前編
2021/01/09 17:20
中編
2021/01/09 18:23
後編
2021/01/09 19:33
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