パラレルワールド 1
むかしむかしあるところに、マッチョとお婆さんがおりました。
マッチョは山へ芝刈りに
お婆さんは川へ洗濯へ行きました。
お婆さんが川で洗濯をしていると、川上から大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてきました。
お婆さんが大きな桃を持ち帰り、中を割ってみると中から 元気な男の子が出て来ました。
マッチョとお婆さんは子どもを桃太郎と名付けて、大切に育てました。
男の子は元気に育ち大きくなると鬼退治へと出かけました。
お婆さんは桃太郎にきび団子を持たせ、マッチョは鋭い切れ味の刀を持たせました。
桃太郎が鬼ヶ島へ向かって歩いていると、前からイヌが歩いてきました。
「桃太郎さん 御腰に着けたきび団子 一つ私に下さいな。かわりに一緒に鬼退治へと行きましょう」
桃太郎はイヌにきび団子を一つ差し出し、イヌをお供に加えました。
桃太郎とイヌが鬼ヶ島へ向かっていると、前からキジが飛んできました。
「桃太郎さん 御腰に着けたきび団子 一つ私に下さいな。かわりに一緒に鬼退治へと行きましょう」
桃太郎はキジにきび団子を一つ差し出し、キジをお供に加えました。
桃太郎とイヌとキジが鬼ヶ島へ向かっていると、前からサルがやってきました。
「桃太郎さん 御腰に着けたきび団子 一つ私に下さいな。かわりに一緒に鬼退治へと行きましょう」
桃太郎はサルにきび団子を一つ差し出し、サルをお供に加えました。
小さな船で海を渡り、鬼ヶ島へと辿り着いた桃太郎と三匹のお供達。桃太郎は鬼達を次々と懲らしめていきます。
鬼達は反省し、村人達から巻き上げたお金を返し、桃太郎はお供達とマッチョとお婆さんが待つ家まで帰りましたとさ―――