彼の日記
こんにちは。花 美咲です。今回の作品は初投稿となります。かなり短いお話なのですが、最後まで読んでいただけると光栄です。よろしくお願いします。
彼には母がいません。父もいません。なぜなら_____
彼が殺したからです。
彼は女です。でも、心は男です。なので彼は自分を理解してくれない人全てを殺しました。祖母も祖父も先生だって殺しました。30人くらい殺し終えた時でしょうか、手紙が届きました。誰からなのでしょうね。彼は手紙を開けました。そこには「人殺し」という真っ赤な字がありました。彼はそれを捨てました。使い終わったティッシュのように軽々と…。
なぜでしょう。私にはわかりません。
それから彼は買い物に出かけました。大好きなパンと牛乳を買って家に帰りました。すると、玄関に手紙が置いてありました。「人殺し」という手紙でした。
なぜかそれは彼の殺した人たちからの手紙のように思えます。彼は苦しくなって自殺しました。
私は彼に会いたくなってその場を駆け出し彼のそばへ行きました。すると、彼は母と再会したのです。
END
最後まで読んでいただいて有難うございます。ちなみに私は牛乳とパンではなく、お茶とお米の方が好きですかね。(笑)冗談はほどほどにして、今回の作品はどうだったでしょうか。感想や意見など、お待ちしてます。