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ゴリラ

作者: 壁山君

ゴリラになります

A「ウホッウホッ」


B「ウホウホ?」


A「ウホッウホ」


B「ウッホッホ♪」


A「ウホッウホッ♪」


A「ウホウホウッホ♪」B「ウホウホウホッウホッ♪」


A「はぁ~…」


B「これでいいのか?」


A「分かんない。俺もやったことねえしなれねえもん。」


B「だよなー。急にあなたたた二人はゴリラですって言われて驚いたよ。」


A「俺だってびっくりしたよ 」


B「だよな。まさなおれたちがゴリラだったなんてな」


A「ん?」


B「これで俺がバナナ好きな理由が分かったよ!」


A「えっとー…俺もお前もゴリラじゃないからな?」


B「そうなのか?でもゴリラですって言われたじゃないか!」


A「それは劇の中での話だろ?そもそも人間からゴリラになるなんてバかな話あるはずないじゃないかww」


B「どうしてそんなこと言いきれるんだよ!」


A「いや、だってそれは無理があるじゃないか…」


B「無理じゃない!俺はゴリラなんだ!先生に確認してくる」


A「おいおいまてまて」


B「なんだよ」


A「そもそもお前の親はゴリラか?違うだろ」


B「あ…そうか…」


A「やっと分かってくれたか」


B「俺の親もゴリラだったんだな!」


A「……もういいや」


B「じっちゃんも、ばっちゃんもゴリラだったのかー。今まで全然気づかなかった…」


A「そりゃ、お前は今まで自分がゴリラになったことに気づかなかったんだもんな」


B「凄いなー。これが人間界で生きるってことかー」


A「そうだな。お前もお前の親も凄いよ…」


B「人間に殺されるかもしれないのにゴリラのまま人間界で生きるってのは凄いよな!」


A「あーそうだな」


B「あ…だとしたらお前」


A「…ん?いや俺は殺しに行かねえよ」


B「嘘つくな!そうやって油断させておいてパンッ!って撃つつもりだろ!」


A「やらねえよ…」


B「信じられない!ごめんだけど俺今日からお前と友達やめる!明日から学校も来ないから!じゃあな…」


A「おい待てよ!……行っちゃったよ。あいつ完全に自分がゴリラだって思いこんでるだもんな」


A「そもそも何で自分がゴリラだなんて思うんだよ…あいつの頭の中は本当に人間か?」


A「…あっ……あいつは本当にゴリラなのか?普通の人間の頭なら自分がゴリラだなんて思わない。あいつがゴリラだから自分をゴリラだって言い出したんじゃないのか?」


A「だとしたらあいつはそのままにしてたらダメだ!殺しに行かないと」


A「あいつの親もあいつのじっちゃんもばっちゃんも殺さないと…俺がみんなを守らなきゃ… 」


A「殺すなら何だ?やっぱり銃か?銃なら家にじっちゃんのがあったな」


A「よしさっそくじっちゃんの家に行かないと」


A「じっちゃん。じっちゃんはいるか?」


じっちゃん「ん?どうかしたか?」


A「じっちゃん銃を貸してくれ!…ん?じっちゃんそれ何だい?」


じっちゃん「ん?これはバナナだよ。ほらまだたくさんあるぞ。お前も食べるか?」


A「ダメだよ!バナナなんて持ってたらゴリラが来ちゃうじゃないか!」


じっちゃん「おいおいバナナ持ってたくらいでゴリラが来るわけないだろ」


A「じっちゃん知らないのか?人間界にはゴリラが隠れて住んでるんだよ!」


じっちゃん「お前こそ自分がゴリラだって知らないのか?」


A「え?」


パンッ!


A「!…じっちゃん?大丈夫か?じっちゃん!」


A「おい!誰だ!出てこい!」


B「俺だよ」


A「お前…どうしてここに」


B「お前達ゴリラの家族を殺すためだよ」


A「は?おいおいお前だってゴリラじゃないかww仲間殺して何になるんだよ」


B「俺はゴリラじゃないよ」


A「嘘つくなよ!俺もお前もゴリラなんだよ!」


B「ゴリラはお前だけさ。俺が先生に言って協力してもらったんだよ」


A「そんな…だってゴリラから人間になるなんてバかな話あるはずないじゃないか!」


B「あるから今お前はゴリラになってるんだろ?」


A「嘘だ…俺がゴリラだなんて」


B「今まで楽しかったよ。じゃあな…ゴリラのお前」


パンッ!


A「アッ…くっそ…くっそ………」パタン


B「ごめんな」


先生「上手く殺したか?」


B「はい」


先生「私の言った通りにやってくれたんだな。よくやった」


B「はい…」


先生「ハハッ無様に死んでやがるwww」


B「はい…」


先生「どうしたそんな悲しい顔して。お前はヒーローになったんだよ?」


B「でも…こんなことしたら動物愛護団体が黙ってないよ!それに…」


先生「動物愛護団体なら大丈夫だよ。先生がどうにかする。それに…何だい?」


B「大切な友達を殺してしまって、辛いよ…俺…」


先生「辛い?バかなこと言うな。ゴリラのお前を生かしてやる代わりにもう1人のゴリラを殺す約束だっただろ?今更殺しておいて辛いなんて言ってんじゃねえよ」


B「……」


先生「それにお前さっき動物愛護団体がどうとか言ってたよな?何だよ動物愛護団体って!」


B「それは…」


A「ここまで来て台詞間違えてんじゃねえよ」


B「ごめん…」


A「いいか?もっかいおさらいしとくぞ」


B「うん…」


A「まず俺達2人が先生から2人はゴリラだって言われる。この時の先生は俺な」


B「うん。分かってる」


A「そして話してたらお前が自分はゴリラだと言い出す」


B「お前は嘘だと言うけど後から俺が本当にゴリラだと信じる」


A「じっちゃんの家に銃を取りに行く」


B「そこでお前は自分がゴリラだって知る」


A「お前がじっちゃんを撃つ」


B「その時のじっちゃんは…ん?誰だ?」


A「ん?そう言えばおかしいな。今まで普通にしてたけどじっちゃんはお前なのにお前がじっちゃんを殺すのはおかしな話だ」


B「なら、さっきのじっちゃんは誰だ?」


A「分かんないよ…誰だよ一体」


B「もう一人いたってこと?」


A「そう考えるべきかもな」


B「あのじっちゃん誰だったんだろうな…」


A「さあな」


B「もしかしたら本物のゴリラだったかもしんねえぞ」


A「ハハッそんなバかな話があるはずないだろ。それにゴリラだったらバナナの1本や2本くらい持ってる物さ。……あっ!」

ゴリラでした

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