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私の名前は・・・ part1

※注意書き※


語彙力無さ過ぎて言葉の意味を履き違えてる


基本誤字雑魚なので誤字脱字頻発します


超不定期更新です


設定が少しづつ変わるかもしれません


そんな超低クオリティでもOKな寛大な方は是非楽しんで読んでください!


その昔、人の生き血を啜り超常的な力を振るい人々を家畜を扱うかのごとく支配し恐れられた、最もポピュラーで最強の化け物。


【吸血鬼】


彼らは幾度となく人類の歴史に介在し、介入し、歴史を能動的に動かしてきたとされる。その影響力は、化け物殲滅を生業とする宗教群の部隊ですら拭い去れないほど、この世界の中核に根をおろしている。

だが、吸血鬼は2つの種族が存在し、戦争をしていることを常人は知らない。いや、そんな言い伝えや伝奇の類の情報しか知らない常人は知る由もないというべきだろうか。



そう、常人は・・・





【これは、宿命を背負った少年の物語】











妹系の彼女は吸血鬼!? 第1章 第1話 「私の名前は・・・ part01」











2016年 4月6日 月曜日

ここは私立かぐら山高校、かぐら市内にある高校の1つで駅の近くに設けられた立地の良さと入学等に必要な資金が他校より比較的安価ということ、それに加えしっかりと整った教育環境や学校が全寮制を導入しているの などの観点から、市内の中学受験生志願率40%強を誇り、例年出願倍率400%以上は確実にいく全国的に名の知れた学校である。ちなみに俺こと日留川一は、わざわざ親のコネのある地元の私立学校の紹介を蹴りこの学校を志願し、合格者たちの上の下らへんの成績で合格した。

敷地内に植えられた桜は、今年が例年より暖かくなってしまった影響もあって大方散ってしまったが、遠くを見渡すとうっすらと桜の花の色がまだ残っていてる。


(新しい生活が始まると思うと、ワクワクが止まらないぜ・・・)


こう言うの『期待に胸が膨らむ』って言うんだろうなって思いながら、俺は体育館のある敷地の東側を目指して歩いた。










その頃、かぐら市南方の湿地帯。

普段はきちんとした設備などが充実したれっきとした観光地。だが、今はそれらがすべて残骸と化している。大きな風穴を開けられ倒れた看板、三本の深く抉られたような爪痕のせいで寸断された足場。そして、何者かが上から圧砕したように倒壊した憩いの場の数々。この惨事は地獄絵図と呼ぶにふさわしいだろう。


その元凶は、今ここで闘争の真っ最中である。




「いい加減しつこいっていうの!!」


常人が視認できない速度で動く多数つの影、そのうちの1つは人型であるがもう多数は半人半獣が人の頭から腰までありそうな筒状の大砲と拳大の弾丸を繋いだベルトを体に巻き付け少女を追っている。

半人半獣達は金髪の少女に向けて弾丸を次々を発射している。少女はそれらをかわすかちょうど肩甲骨の辺りから伸びた気体状の漆黒の羽で、飛来する弾丸を次々と地面に叩き落として湿地の中に埋葬していく。


「「「キュウケツキ、コロス!」」」


「キモチワルッ、まるで呪詛みたいだね・・・っ!」


少女はまるで汚物を見るかのように獣たちを見据え、自分の力の象徴である漆黒の翼を電光石火の速度で彼らに伸ばす。


「ナンドモミアキタゾッ!」


「オトナシクオッチネ!」


「フルクサイキゾクシュギドモメ!」


彼らは瞬時に散り散りになりながら弾頭を切り替えてスラッグ弾によるまるで雨のような弾幕のシャワーを降らせてくるが、漆黒の翼を体に纏うことでそれを阻む。


「おっ死ぬのはお前たちだ、汚らわしい害獣ども」


漆黒の翼をめいいっぱい広げ、繰り出したのはおそらく音速域に到達するであろう俊足。今までのがお遊びに思えるほどのまさしく地を縮める速さだ。


「まず一体」


漆黒の闇を伴った爆風は真正面の獣を貫いて、ちょうど背後で止まった。獣はやがてサイコロ角の肉片に変わり湿地の緑に放射状の赤い模様を描いた。


「キサマ、ヨクモワガドウホウヲ!」


「ユルサンユルサンユルサン!」


挟み討ちのように彼女に対し一直線に向かう彼らを少女は左方の獣を翼でつかんで右に投げとばしてぶつける。


「チェック・・・」


少女の手元には翼と同質の槍が握られていた、それは少女が手を離すと自動的に獣たちにまっすぐ飛んで行き、丁度喉を刺し貫いた。


「メイト」


少女の合図とともに獣たちは爆散し血の雨に成り果てた。


「はー疲れた、寿命1日分縮んだわ・・・」


少女は日が頭上に上りきらないうちに、その場を後にした。

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