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男装ガール  作者: 空井美保
最終章
13/14

芸能活動?恋愛報道?涙の最終回、前編。

「お兄ちゃん。お兄ちゃん!待って」

「お兄ちゃんの入りたかった学校ってこと、わたし分かってるけど・・・・」

瑠李「お前にはまだ早い。フランスの教授を継ぐって夢かなえてないだろ」

「わたしの将来はわたしが決めるの!」


可愛「僕は~瑠李くんよりも~美亜の方が一緒にいると楽しいな!」

日向「そうだな。美亜の方が楽しいな。」

姫野「俺も同じ。」


海「俺は瑠李は嫌いだ。美亜はお互いに色々知って仲良くなったからな。」


わたしは幸せです。

兄とわたし、一緒にいて楽しいのはわたしだなんて、

涙が出そうになりました。



次の日

「兄はホテルに帰りました、皆さんありがとうございました。昨日は本当に・・・」

姫野「誤ることなんてないと思うよ?俺たち美亜に力貸してもらってばっかりだし」

「いいえ、全然。」

「あっそういえば。これ見てください」


わたしは自分のバックから

一つの紙を出した。


小梅「芸能活動希望書。同意・・・・・」

可愛「オーディションで受かったの?」

「はい!兄が来た時のためにオーディションに受かっておきました!」

姫野「やるじゃん。」

海「事務所は?」

「海さんは?どこですか?」

海「事務所を変えた。だから、舞能芸能事務所だ。」

「え・・・・・?」

「同じです!!舞能芸能事務所です!」


舞能芸能事務所とは・・・

大物俳優やイケメン俳優まで

世代はいろいろな有名人が多く所属する

有名な芸能事務所です。

ちなみにモデル活動しているタレントさんなどは

この舞能芸能事務所には入れないのです。


なぜかというと・・・

この事務所はモデルさんが多かったのですが

一時期、モデルさんの未成年タバコ、飲酒が多く

多くのモデルさんが芸能活動引退となったため

この事務所ではモデル希望の女性、男性は所属できないのです。


ちなみにわたしは

タレント&歌手希望です。



1週間後

兄が少しだけ時間をくれました。

期限は1ヶ月。


今日は芸能事務所に海さんと行く事になりました。


「海さんはなんでこの事務所に?」

海「なんだっていいだろ。」

「そうですけど・・・理由が気になって」

海「今度だ。今度に教える。」



舞能「社長の舞能 武です。湊 美亜さん。よろしくお願い致します。」

「はい。よろしくお願いします。」

海「なんで俺、呼ばれた。」

舞能「美亜さんは歌手活動希望していたから、2人でデュエットを組まないか?」

舞能「名前は helloKissだ。まだマスコミには知らせていないが、どうする?」

「わたしはとってもうれしいです。歌手活動でいきなりデビューなんて」

海「なあ美亜。もしこれを断ったらお前とは離れるってことだよな。」

「そうですね。タレント活動してたら会う暇ないですからね」

海「だったらその仕事引き受ける。」


数日後


新聞にでっかく記事になった。


「海と新人タレントの美亜。デュエット組みCDデビュー!!!」


インターネットのコメントには

・がんばってね^^応援してるよ!美亜っち★ 22歳女性


・可愛いしカッコイイしこのコンビ最高だね^^28歳女性


・どうやったらそんなにスマートになれるの?おしえてほしーー 16歳女性


また男性からは


・海は最近有名になったな。美亜って人初めて知ったけど期待してる人多いと思う。 18歳男性


・昨日雑誌で初めて知りました。美亜可愛いね。ファンクラブに早速入りましたぞ! 16歳男性


女性からも男性からも評価は高いです。

昨日の午後6時00分からオフィシャルサイト MUSICKiSS がオープン。

多く人がファンクラブ会員になったと社長から聞きました。


「とっても期待してくださってるんですね・・・・びっくりです。」

「そういえば海さん。初めてのバラエティー番組に出演が決まりました。」

「えっと、流行バラエティー!!イチハヤっていう土曜日の8時からの番組です。」

「レギュラーとかじゃないですけど、全国放送なので今からドキドキしてます♪」

海「俺はこの1週間全部埋まった。」

「負けないですからね!!」


次の日

あと何日もない学校だと思う。

それまで充実した学校生活を送ろうと思いました。

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