今まで素直じゃなかった。
「わたし・・・みんなに嘘ついてるんです。だから・・・・」
海「そんなに泣くな。男でこの学園に来てるんだろ。」
●影から姫野が2人を見つめる。●
次の日
海「今日こそは・・・・・・素直に言ってみるしかないようだな・・」
そこに
美織「ずいぶんと楽しそうじゃない?」
海「お前に関係ない。」
美織「●腕を組み●わたしたち付き合わない?学園の人気カップルで有名になるわよ」
海「断る。お前のいいところなんて1つもねえよ」
美織「いつまでも、理想ばっかり考えていても、本当にその人と結ばれるとでも?」
美織「わたしはあなたを愛す。その人は海の気持ち気付いてるのかしら?」
海「うるさい。」
教室
「すきって気持ちは、胸の奥にしまっておこう。今気持ち伝えても、迷惑かかるだけだから。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海「気付いてるわけないよな・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「もし、気付いてくれたらうれしいな。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
放課後 仕事
「よろしくおねがいします!!」
カメラマン&スタッフ「よろしくおねがいします!!!!」
海「お前もいたのか。」
「●びっくりして●海さんもスタジオ入ってたんですね・・休みだと思ってました。」
海「最近は毎日雑誌とかの撮影でここに入ってる。バカにするな」
「バカにしてません!」
パシャッ パシャッ
雑誌の特集の為に使う撮影はすぐに終わり、
「何の雑誌ですか?」
海「アイドル雑誌だ。お前は?」
「はい!わたしは女性雑誌です。」
海「ふ~ん。お前が女性雑誌だと?」
「女の格好なんてしてません!!話題のイケメン特集にわたしが載るんです。」
海「はいはい。分かりました。」
「結構撮影も楽しいですよ?兄みたいに芸能活動もおかしくないかなって」
海「じゃあ、お前の兄貴が帰ってきたら芸能界活動するのか?」
「それはまだわからないです。」
次の日
可愛「おはよう。瑠李」
「おはようございます!!」
姫野「おはよう。」
「おはようございます!」
「あっ海さん!おはようございます。」
姫野「・・・・・・・・・・・・・・・」
「どうしたんですか?姫野さん・・・・・。」
姫野「なんでもないよ、俺たち先に行ってるから」
可愛「じゃーね」
「海さん。おはようございます!!」
海「おう。」
「●にっこり笑いながら●朝から海さんと学校に来れるなんて嬉しいです。」
海「お前が勝手について来てるだけだろ」
「そうですけど、一緒に学校行ってるってことと同じですから」
海「●手をつなぎ、抱きしめる●今日しかないよな。」
「え?」
海「俺、お前のこと好きじゃない。」
「え・・・・・?」
海「っていうのもう嫌になった。」
「どういうことですか?・・・・」
海「だから、俺は」
「●緊張する●」
海「お前のことが好きだ。」
ここから海と瑠李(美亜)の恋愛物語が始まります!!
キュンキュンしちゃってください♪
でも2人の絆が深まるほど、引き離されてしまう確立が高まるんです。
どうなるのでしょうか?