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男装ガール  作者: 空井美保
恋?瑠李の取り合い始まる。
10/14

今まで素直じゃなかった。

「わたし・・・みんなに嘘ついてるんです。だから・・・・」

海「そんなに泣くな。男でこの学園に来てるんだろ。」


●影から姫野が2人を見つめる。●


次の日


海「今日こそは・・・・・・素直に言ってみるしかないようだな・・」


そこに


美織「ずいぶんと楽しそうじゃない?」

海「お前に関係ない。」

美織「●腕を組み●わたしたち付き合わない?学園の人気カップルで有名になるわよ」

海「断る。お前のいいところなんて1つもねえよ」

美織「いつまでも、理想ばっかり考えていても、本当にその人と結ばれるとでも?」

美織「わたしはあなたを愛す。その人は海の気持ち気付いてるのかしら?」

海「うるさい。」


教室


「すきって気持ちは、胸の奥にしまっておこう。今気持ち伝えても、迷惑かかるだけだから。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

海「気付いてるわけないよな・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「もし、気付いてくれたらうれしいな。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


放課後 仕事


「よろしくおねがいします!!」


カメラマン&スタッフ「よろしくおねがいします!!!!」


海「お前もいたのか。」

「●びっくりして●海さんもスタジオ入ってたんですね・・休みだと思ってました。」

海「最近は毎日雑誌とかの撮影でここに入ってる。バカにするな」

「バカにしてません!」


パシャッ パシャッ


雑誌の特集の為に使う撮影はすぐに終わり、


「何の雑誌ですか?」

海「アイドル雑誌だ。お前は?」

「はい!わたしは女性雑誌です。」

海「ふ~ん。お前が女性雑誌だと?」

「女の格好なんてしてません!!話題のイケメン特集にわたしが載るんです。」

海「はいはい。分かりました。」

「結構撮影も楽しいですよ?兄みたいに芸能活動もおかしくないかなって」

海「じゃあ、お前の兄貴が帰ってきたら芸能界活動するのか?」

「それはまだわからないです。」


次の日

可愛「おはよう。瑠李」

「おはようございます!!」

姫野「おはよう。」

「おはようございます!」

「あっ海さん!おはようございます。」

姫野「・・・・・・・・・・・・・・・」

「どうしたんですか?姫野さん・・・・・。」

姫野「なんでもないよ、俺たち先に行ってるから」

可愛「じゃーね」




「海さん。おはようございます!!」

海「おう。」

「●にっこり笑いながら●朝から海さんと学校に来れるなんて嬉しいです。」

海「お前が勝手について来てるだけだろ」

「そうですけど、一緒に学校行ってるってことと同じですから」

海「●手をつなぎ、抱きしめる●今日しかないよな。」

「え?」

海「俺、お前のこと好きじゃない。」

「え・・・・・?」

海「っていうのもう嫌になった。」

「どういうことですか?・・・・」

海「だから、俺は」

「●緊張する●」

海「お前のことが好きだ。」


ここから海と瑠李(美亜)の恋愛物語が始まります!!

キュンキュンしちゃってください♪

でも2人の絆が深まるほど、引き離されてしまう確立が高まるんです。

どうなるのでしょうか?

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