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私の家族とお母さん
口癖は「大丈夫」。
その真偽は聞かないで。
決まっていつもその日の前日、
夜中に見る夢は残酷で、
時折叫びとともに目を覚ます。
枕元に置いた家族写真を眺めては、
情けない気持ちに陥りながらも、
泣けない自分に嫌悪するの。
3つ上の雪也お兄ちゃん。
7つ上の雪お姉ちゃん。
ヒゲを剃れば若く見えるお父さん。
笑顔が素敵な―――素敵だったお母さん。
写真と記憶だけが存在を教えてくれる人。
私には、母がいない。
青春を感じてもらえたら嬉しいです笑
作者が中学1年生の時に書いたものなので
リアルな声をお楽しみください
(故に青臭いのはご容赦ください笑)