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詩集

僕と君の憧れの話

作者: 下菊みこと

僕は君に憧れている。


悪に正当な怒りを持つ強さも、ボランティアに積極的に参加する行動力も、凛とした雰囲気も、ちょっと勝ち気なところも、全部羨ましい。


けれど君は僕に憧れていると言う。


弱い生き物に手を差し伸べる優しさも、誰かを尊重して譲り合いできるところも、ほんわかした雰囲気も、控えめながら微笑むと可愛いところも、全部羨ましいと言ってくれる。


僕たちはお互いないものねだり。


でもきっと誰だってそう。


自分にないものを求めてしまう。


だけどだからこそ、人は惹かれ合う。


惹かれ合うからこそ、一緒にいられる。


一緒にいられれば喜びは二倍、悲しみは半分。


僕たちはいつだって支え合える。


だから今あるものを大事にしたい。


君の強さも、僕の控えめさも、長所と言えるものだから。


そうしてこれからもずっと、お互いの良さを認め合って一緒にいたいね。

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