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エイベルの決断

 ラーナドゥール国王のエイベルと謁見の間にいたアルナとナディアはセレディア王国への援軍を懇願していた。 


 エイベルは話をじっと話を聞きいていた。


 ラーナドゥール王国が攻め込まれそうにならなければ同盟国は動かない、各地の諸侯達を動員して死地へと簡単に送り出すことも出来ない。


 その時1人の兵士から報告があると知らせが来た、知らせからセレディア王国が大敗してアリシアがアルムガルド帝国に捕まった事を知った。


 エイベルは考えた、同盟国の盟主国であるラーナドゥール王国以外にアルムガルド帝国へ対抗できるのはレイノルズ王国の軍だけだと。


「ハインツ卿、ルイス卿よ死地におくる事になるかもしれないがセレディア王国へと共に向かってくれるか?」 


 エイベルは白光騎士団の団長のハインツと金十字騎士団の団長ルイスにそう言った。


 「白光騎士団は王命とあらば」


 「金十字騎士団の勇猛さを知らせて見せましょう」


 そしてエイベルはセレディア王国に近衛騎士団である聖皇騎士団を共に連れて行く事を決めた。


 そして子供を持たないエイベルは言った。


 「私が戦場で倒れる事があれば跡継ぎはラスター公の若き息子エデイに継がせる」

 

 各騎士団が準備をする中エイベルはレイノルズ王国への書状をアルナとナディアに託してラーナドゥール王国からレイノルズ王国への使者として向かうように頼んだ。


 アルナとナディアは書状を持ってレイノルズ王国へと急いだ。


 そしてエイベルは各騎士団と共にセレディア王国へと向かった。

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