宝石箱をさがして。
宝石箱とは
何なのだろうか
どこかで耳にしたんだ、この町には、宝石箱があると。
ぼくは、家の中を
駆け回った。
ほうせきばこ、たった6個の言葉で、胸が熱く燃えた。
虫取りかごと虫取り網を手にとり
ぼくは、
宝石箱を探しに行くのだ。
この町で、一番偉いおじいさんに、きいてみた。
「宝石箱はどこにあるの?」
おじいさんは、笑いながら答えた。
「その宝石箱は、みんなを見守っているよ」 と
ぼくは、ますますわからなくなった。
つぎは、門番のお兄さんに聞いてみた。
「宝石箱はどこにあるの?」
おにいさんはしゃがみながら、こう答えた。
「夜に、なったらわかるかも知れねーぞ」 と
ぼくは、仕方なく、夜まで待つことにした。
夜になっても、ぼくは、わからなかった。
ぼくは、仕方なく、おかあさんに、きいてみることにした。
「宝石箱はどこにあるの?」 と
おかあさんは、僕を見て微笑むと、こう答えた。
「上を見てごらん」
なんと宝石箱の正体は、キラキラと輝く星空だったのでした。
「きれいだなぁー」
言葉が零れ落ちた。
ぼくは、あの日みた。星空を一生忘れないと思う。
そう思いながら、
ぼくは、今日もベッドにもぐるのだった。
誤字などがあったらすいません。