表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
88/89

閑話 影犬の執着

シェード視点です。

ちょっと危ない人みたいな言動をします。苦手な方はご注意ください。

 はぁーっ、最っっ高の蜜月期間だったな‼

 俺の嫁可愛いし可愛いし最っ高に可愛いしな‼

 鍛えまくってるから俺の欲望を際限なく受け止められるのも最高だった‼


 人真似はしたくないから全部シェードが教えてくれ、なんて言われた日にゃあ股間が限界突破しちまうところだったぜ!

 エロ知識はワンブック人じゃ考えられねぇくらい豊富なのにな、闇月。

 だってぇのにそんな可愛いコト言っちまうから、つい地球じゃ妄想の中でしか有り得ねぇ色々をエロエロとやっちまったぜ!


 はぁ、最高だったな。


 俺と闇月の神力は闇月が神になった時点では、ほぼ同等だった。

 だが俺は神力の他に神獣の力も持っている。

 更に影犬特有の執着心で、闇月に関することなら神眼は何処までもレベルアップするし、主で番の闇月を想えば神力も増す。


 で、どうなったかってぇと、俺は現在ワンブック最強になっている。

 主の闇月には望んで服従してるけどな。


 今の俺は、殺ろうと思えば光の蛇も多分殺れる。

 アレを破壊して、ただの養分として再生し直せば、ワンブックの消滅は数万年ほど回避出来るだろう。

 闇月がそれを望むならすぐにでも殺るんだが。

 だが、光の蛇を生かしたまま闇月が掌で転がし続けりゃ数万年と言わずアレの命は永遠だからなぁ。

 闇月が生きることに飽きるまでは、ワンブックは存続させてぇなぁ。


 よし。


 闇月が飽きる前に光の蛇がエネルギー供給を止めようとしたら殺して肥料にしちまおう。

 それで、光の蛇が飽きる前に闇月が飽きたらワンブックを破壊しちまおう。


 たぁっぷり注いだ俺の種は何年後に闇月の子供として誕生するだろう。

 体液の交換は魔力の交わりでもあるからな。神の魔力に耐えられる肉体なんざ有り得ねぇから、今回ワンブックで初めての神の子が生まれることになる。

 ただ、俺の魔力も闇月の魔力も強過ぎで濃過ぎるんだよなぁ。

 孕んでいるのは見えるんだが、形が固定して闇月の外に出るまでには時間がかかりそうだ。


 俺の子を孕ませる目的も当然あったが、俺が子作りの必要以上に闇月の中に注ぎまくったのは他にも理由がある。


 俺の一部を闇月の中に植え付けて影犬の能力を持たせる為だ。

 闇月本人は知らねぇから自覚して使っちゃいねぇがな。

 これで力が下の神だけじゃなく光の蛇にも闇月の内心は読めねぇ。

 闇月の心ン中は俺だけが読めりゃいいんだよ。

 植え付けたのが俺の一部だからな。闇月の神力がこれから増そうが俺からは隠蔽出来ねぇし最高だな。


 可愛い嫁に贈る俺の神具も完成した。

 光の蛇に命令されて前に作った邪神像ペンダントは破壊した。

 俺の本気を込めまくった神具『愛執の腕輪』は、引き締まった象牙色の闇月の手首に最高に似合うだろう。

 一度身に着けたら壊れるまで外れない腕輪だが、破壊は俺以外には不可能な代物だ。

 嵌め込んだ石の一つ一つに俺の想いを神力と共に、あらん限り詰め込んだから色も深みが増していい感じだな。

 それぞれの石に別の効果を詰め込んだが、俺と闇月を引き離そうとする奴の持ち物が順番に破壊されていく他は何だったか忘れちまったなぁ。

 俺と闇月を引き離そうとする奴なんざぁ楽には死なせねぇ。

 持ち物は財産でも家族でも恋人でも本人の体でも、順番に壊れちまえばいい。


 はぁー、新婚旅行も楽しみだぜ。

 色んな表情を見せるようになった闇月に、色んな景色や生き物や瞬間を見せてやりてぇ。

 また可愛い顔すんだろうな。

 あー、たまらねぇ。

 触りてぇ。舐めてぇ。影に引っ張り込んでヤりてぇ。


「シェード、ぐるぐる唸ってどうしたの?」


 魂の待機場に様子を見に行っていた俺の嫁が帰って来た。

 すぐに俺の腕の中に囲い込む。


「なぁ、俺の作った腕輪、着けていいか?」

「え? 神具だよね? 私が着けていいの?」

「お前にしか装着出来ねぇモンだから大丈夫だ」

「そうなんだ? うん。じゃあ着けて」


 あっさり俺に腕を預ける闇月。

 相変わらず俺への猜疑心が微塵も無ぇ。嬉しいんだがチョロ過ぎて複雑だ。

 絶対に目を離さねぇ。心配過ぎる。影を結んで盗聴監視してるだけじゃ足りねぇ。

 とりあえず俺の腕輪を着けちまえば少しは安心だな。

 よし。これでもう外せねぇぞ。

 思った通り最高に似合うな。

 ついでに結んだ影も強化しておこう。何処からでも手繰り寄せられるのは当然として、いっそ感覚も共有しちまうかな。


「すごい。邪神ぽい腕輪だ」


 喜んでいるのは分かる。

 嫌そうな顔はしてねぇ。キラキラした可愛い目で手首をくるくる回しながら腕輪を眺めている。

 だがな?

 その感想は、ちょっと傷つくぞ?

相変わらず情緒の無い闇月の感想。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ