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悪役令嬢だけど、善行してるよ?  作者: 肉まん太郎
第一章
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海の近くの村と人魚伝説

日が沈むちょっと前に海の近くにある村についた。


この村は門番がいないらしい。その代わり魔除けの魔石が門に埋めてあった。

この魔除けの魔石を使うと魔物がこの門を通れなくなるのだ。村や町、あと貴族の屋敷とか商店、色んな場所で使われていると学園で習ったことがある。


ジャファルは宿の場所がわかっているみたいで、まっすぐ進んでいった。


『人魚の宿』


人魚...いるのかな?


レオとルーカスを馬小屋に連れて行きジャファルが二匹の餌と水とおやつを置いた。


「では、行くぞ。」


「うん。ところでさ、ここって人魚いるかな?」


なんかこの村の住人見てたけど、王都の人間とは少し違う気がするんだよねー。


「あぁ、スカーレットは知らないのか。」


「ん?なにが?」


「宿の部屋の支払いをしてから話をしよう。」


そう言いジャファルは部屋の予約をした。今回は私の希望で同じ部屋にしてもらった。

だって、そっちの方が楽でしょ?どうせ毎朝、毎晩、私の部屋に来るんだから。

部屋に着きベットに倒れこむとジャファルが反対側のベッドに座り込み、ここの人魚伝説について話してくれた。


昔、この村は”人”が住んでいたらしい。ある満月の日に美しい少女が海から陸に上がってきた。少女の髪は貝殻のようにいろんな色が混ざっていた。そして、少女の瞳は海のように深い青色だった。その満月の夜、ちょうど散歩に出かけた村の少年は少女を見つけた。二人は夜が明けるまで遊んだ。太陽が上がり少女は少年に「海に帰らなくてはいけない」と言い、次の満月の夜に一緒に遊ぶ約束をした。少年と少女は何年も何年も満月の夜に会い、いつの間にか恋仲になった。ある満月の日、男性になった少年は女性になった少女に言った、「いつ、俺の花嫁になってくれるの?」と。女性は男性に言った「私、人魚だけどいいの?満月の夜にしか陸に上がれないよ?」と。そして、村の男性は「二人で幸せになる方法を探そう」と言い。二人は結ばれたとさ。


素敵じゃん!


「ちなみに、この村の人は二人の子孫だと言われています。」


へぇーそうなんだ!なっとくだわ!だからやけに髪の色が一色じゃなくて二、三色もある人が多いんだ!あと...足に鱗がある人もいたような気がするな。


あれ?じゃあこの村は亜人村かな?

この世界では、人族以外を亜人と呼ぶことがある。亜人にもいろいろ種類がある、例えば獣人族とか魔族とかエルフとか、いろいろだ。


「ジャファル、ここって亜人村?」


「難しいですね。亜人と言えば亜人なんですけど、人族の血が濃いので人族だ。と言えば人族ですね。」


へぇーなんかすごいな!


「あと、この村は人魚族と友好的なので。人魚族も住んでいます。」


「人魚族って陸に住めるの!?」


「この村に売ってあるんですよ。人魚用の魔石で陸でも息できるようにしてくれるんですよ。」


すっごいな!この村だけのものだな!


「この宿のオーナーは人魚族ですよ。」


「ほんと!?すっごいな!」


村人と同じように商売できるんだ!いいね!

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