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悪役令嬢だけど、善行してるよ?  作者: 肉まん太郎
第一章
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宿の朝食

「はい!お待たせしましたー!木苺のパンはおかわりできるから、おかわりしたかったらよんでねー!」


店員さんはそう言い、朝食セットと果実水を机の上に置いて去って行った。


いつも通りジャファルに全部一口先に食べさせないといけない。


「ジャファル口開けて?」


そう言い、とりあえず全部一口サイズに切ってジャファルに食べさせた。

果実水もジャファルが先に飲まないと飲めない。


「問題ない。」


全部一口食べ、果実水も一口飲んだジャファルからオッケーが出たので食べることにした。


果実水を一口飲んでみると柑橘系の匂いがした。


「朝の果実水っていいね!さっぱりする!」


「そうだな。」


目の前にある朝食セットもうまそう。


分厚いベーコンが二枚、半熟の目玉焼きに木苺のパン。そして、何このうまそうな野菜スープ。


ベーコンを一口切って食べてみる。

すっごく美味しい!なんだろうか、王都では食べたことがない味だ。でも、すっごく美味しい!

半熟の目玉焼きも安定の美味しさだ。

木苺のパンも一口千切って食べてみた。

甘酸っぱくてうめぇな...。

なんかこの組み合わせすっごくいい。セットにするのもわかる。


ジャファルの方を見ると美味しそうに食べていた。





美味しい朝食を食べ終わり、ジャファルが部屋に戻って支度をした。

ジャファルに「スカーレットは先にレオとルーカスのところに行ってくれ」と言われたので、とりあえず二匹を宿の前に連れてきた。


「今日も可愛いですね!」


レオとルーカスを褒めながら撫でまわした。

うちの子可愛いわ!


そもそもカバンから何も出してないから忘れ物してないと思うけど、ジャファルがよく言う念には念をってやつかな?


ちょっとしたらジャファルが宿から出てきた。


「待ったか?」


「待ってなかったよ。」


「砂漠の国に行く道を聞いてた。この村からの乗り合い馬車で行けば二週間ぐらいかかるらしいけど、レオとルーカスならそんなにかからないと思うぞ。」


なんか遠そうだな!!

ってか乗り合い馬車結構時間かかるんだね。

今度行くときのんびり乗り合い馬車で行くのもいいかもな~


私とジャファルはレオとルーカスにまたがり砂漠の国へ向かった。

さっき、ジャファルに言われたけど、次の宿は海の近くにあるから魚介類の料理がいっぱい食べられるらしい!

楽しみだなー!


確か、前世も海の近くの旅館に泊まったことあったな。

おじいちゃんとおばあちゃんの五十周年結婚記念日で海の近くの旅館に行ったんだよね。

うーん、あの頃が懐かしい。

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