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曰く、其の少年は5000年駆けて街へゆく  作者: 過猶不及
第二部
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用語まとめ

【キンリン王国】

 国の中では最南端に位置する王国で、キンリン王国の南側は巨大な森林が広がっている。その他三方も山で囲まれている為、国としての防御力はかなり高いと思われる。森林には一度入ったら最後、二度と出られないという話があり、森へ入れるのは限られた者のみとなっているが、森には様々な恵みが豊富に採れる為、国の貴重な財産となっている。他国に比べても豊かな土地と資源があり、農業が盛ん。


【首都 テリザーム・アス】

 キンリン王国の首都で、位置的にも地位的にも国の中心地。“レオナルド魔導学院“が在るのも此処で、国王様が住むのも此処。魔導騎士団の本部は別だが支部は置かれており、一番隊が在駐している。



【学校体系】

 初等部・中等部・高等部の3段階でそれぞれ、6歳〜12歳・12歳〜15歳・15歳〜19歳に分かれている。高等部になると魔法学が入ってくる。


【レオナルド魔導学院】

 通称“レオ“。魔導の称号が与えられている3校の内の1校で、卒業生も、数多くが魔導の称号を得ているというエリート中のエリート校。初等部・中等部・高等部が存在し、高等部入学まではエスカレーター式に上がっていく。しかし、その分受験倍率は他校の比ではない。記念に受ける人も居るので倍率が半端じゃなく高い。卒業率は脅威の3パーセントで、高等部在学中の進級試験でかなりの数が落とされ、卒業生なしという事態も珍しくない。初等部からの子でも容赦なく落とす。退学したら、下記の“オイプロクス“へ行く者が多い。

 普段から厳しい訳ではなく、要所要所で厳しいだけなので、基本は生徒の主体性を重んじており、補修追試赤点というものが存在しない。そのせいか、高等部1年時に行われる2年生への進級試験では7割が落ちている。

 下記の“エルストレガ“において、毎年3位には必ず入ってくる名門。ここ3年間は1位と2位を独占している。



【ピスケ】

 キンリン王国の最南端に位置する街。比較的喉かな街で、アンチミュートからは田舎呼ばわされた。学校は、第一から第四までの計4校ある。敷地内には闘技場や寮もある所が多い。


 

【オイプロクス】

 キンリン王国南部に位置する街で、首都テリザーム・アスには劣るが、比較的都会。街の人々は、テリザーム・アスに対してかなりコンプレックスを抱いていおり、何かにつけて敵視している。オイプロクス魔法学院の生徒は礼儀正しいが、妙にプライドの高い者が多いのが特徴。元レオナルド生が多く在籍している。学校は第一から第六までの計6校。




【エルストレガ】

 全国高等部魔法選手権大会。キンリン王国内の学校の高等部生徒で争われる魔法の祭典。毎年開催されており、レオナルド魔導学院の“ツバキ“が前人未到の3連覇を果たし、まだ後1年出場出来るという事で4連覇の期待がかかる。名前の由来は忘れた。

 各校2名ずつが代表として出場するトーナメント方式の勝ち上がり戦。キンリン王国を東・西・南・北の4つのグループに分け、地区予選を行いう。そして、勝ち上がった上位8名が本戦へ進むことができる。優勝すれば、魔導師へ一歩近付く重要な大会。

 ちなみに、テリザーム・アスは国の丁度真ん中なので、地域を東西南北の4ブロックに分けられている。その中でレオナルド魔導学院は南ブロック。予選ではダイスケの居るピスケ第三と当たった。


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【魔法】

 属性魔法・防御魔法・呪術・サポート魔法・強化魔法等々、様々な種類が存在する。発動にちょっと時間がかかる系は魔法陣が出る。声に出さなくても頭の中で思っとけば発動はするが、みんな言いたがるので、作中の登場人物はみんな厨二病疑惑がかけられている。でも、実際にあったらきっとみんなも叫ぶはず。



【防御魔法 / シールド】

 最初に覚える初級魔法で、大人から子どもまでみんな使える。なんなら見様見真似でやって出来ちゃう人もいるくらいの代物。最年少発動記録は生後半月。

 魔力をそのまま具現化させており、“属性“という概念が存在しない無属性魔法。魔法にもいろいろな種類が存在しているが、シールドは単体で分類されている特別な存在。耐性を付与させれば、特定の攻撃に対して強くする事が出来る反面、その他に弱くなるという弱点もある。


【サポート魔法】

 白い魔法陣が発動の証。結構レアな魔法で、見られた君は超ラッキー、今日は一日良い日になる。自身を援護する効果を広範囲に発動させる為、使うには相当な魔力量と技術と、編み出すまでは根気が必要。その割に効果がかなり限定的だったりデメリットがあったりと、意外と苦労に見合わない。ただ、魔導師クラスになれば使用者はそれなりに居るみたい。基本的に効果は発動者にしか適用されない。他人にも適用させようとすると、その人数分発動しなければならない。1人だとひとつ、2人だとふたつ…みたいな感じでとても大変。


【強化魔法】

 身体能力を向上させる事が出来る魔法。自分自身に魔法をかける為、発動時は自身へ“攻撃をしている“という事になる。効果は絶大だが反動が物凄い。いうなれば、命の前借りとでもいうべき恐ろしい魔法。火事場の馬鹿力的な魔法で、相当追い込まれた状況でなければ発現しない。よく見なければ“死“とか、よく聞かなければ“死“など意味の分からない状況に陥ってやっと使えるようになる魔法。

 使われる事は殆どないが、中でも唯一“感覚強化“だけは比較的負担が少なくそこそこ使われている。達人御用達の代物で、魔導師クラスになれば使える者は多いが、扱いが困難。限られた人しか使用はしていない。ちなみに、ダイスケは多くの強化系を扱えるが、実際に使用しているのは“感覚強化“くらい。本当にヤバくなれば、フル装備で戦うかもしれない。


【呪術】

 昔は魔法ではなく呪術と呼ばれていたが、最近では専ら“呪い系“について使われる言葉になった。呪いをかけると、その分対象者に魔力を持っていかれて、その魔力は対象が死ぬまで戻ってこない。中途半端な呪いだとずっと返って来ず、力8割で一生過ごすみたいな事が起きかねない。呪いをかける際は覚悟が必要。


【治癒魔法】

 傷を癒す魔法。受けるとちょっとチクっとする。欠損部分を再生させるみたいな、腕復活みたいな事は基本できない。大きな傷はちゃんと病院で治してもらいましょう。病院では魔法医学によって確立された“医療魔法“が使われている。治癒魔法の派生で使用には免許が要る。

 “ダイスケにはチョー強力な自己再生能力が備わっている“というのは、つまりめっちゃ凄い治癒魔法が常時勝手に発動している状態という事。実は魔力も消費しているが、再生すると魔力を消費する前段階に戻るので、結果魔力を消費していない事になる。特別重要な設定でもない上に、再生というのは実際問題私にはかなり難しい話で考え出すとキリがないので、本編でそこら辺はあまり触れないと思う。ダイスケにはチョー強力な自己再生能力が備わっているという事で結果オーライ。


 ここまで読んで頂き、誠にありがとうございます。


 なるべく作中に沿って書きましたが、違う点があるかも知れません、ごめんなさい。記憶が曖昧な所とかもあるので、と言い訳させて下さい。


 私事でまた忙しくなりまして、、少しお休みします。何かを書くというのは本当に良い息抜きになりました。お付き合い頂きありがとうございます。見て頂いた方々には感謝しかありません。2ヶ月後くらいにまた( ̄^ ̄)ゞ

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