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レン、目を覚ます

明けましておめでとうございます!m(__)m

遅くなってすみません!

真っ暗で何も見えない・・・

自分が何処にいるのかも分からない・・・

なんだか意識が段々薄れて眠い・・・


「神楽坂!いつまで寝てるんだ!起きろ!」


バシッ!


いた!!!あれ?ここは・・・教室?真っ黒クロ助ゼリーは?」


目の前には教科書を丸めて立っている先生がいた。


「なに寝惚けた事を言ってるんだ!早く教科書の五八ページの三行を・・・」


キーンコーンカーンコーン


「今日の授業はここまで!神楽坂、次に寝ていたら廊下に立たせるからな!」


先生が教室から出て行った。

あれ?ここは学校だし見たことある教室に机だ。っていうか服が替わってる!いつものジャージになってる!あれ?夢だったのか?

机に頭を抱え混乱していると。


「蓮、大丈夫?ダメだよ授業中に寝たら」


一人がぼくの前に駆け寄って来た。顔を上げるとそこには、ぼくの一番の友達の純ちゃんが目の前に居た。


「純・・・ちゃん?」


夢かどうか確認する為、自分の頬っぺたをツネル。


「痛てててて!あれ?痛い・・・夢じゃない?」


「なに自分の頬っぺたをツネってるの?大丈夫?」


「うん。大丈夫」


頬っぺたに痛い。痛いって事は現実で、さっきまで戦っていた真っ黒クロ助ゼリーや自分がトラックに跳ねられて死んで異世界に転生した事も全部夢だったのか?

考えていると純ちゃんが話し掛けてきた。


「さっき授業中に言ってた『真っ黒クロ助ゼリー』って言ってたけど何?」


「えーと。話すの下手くそだし、長くなっちゃうんだけど・・・」


「聞きたい!聞きたい!ちょうどお昼休みだから食べながら話そう」


机をくっ付けて二人で向かい合わせになる。


「まず始めにぼくが純ちゃんを庇ってトラックに跳ねられて死んじゃって、異世界の神様と名乗る純ちゃんのお父さんに異世界で転生してくれたんだけど」


「うん」


「それで森に落とされて、化け物みたいな動物達に襲われてナイフ一本で戦ってたんだ」


「うん」


「馬車の人達に囮にされて、中にあった卵を孵化させたら竜の赤ちゃんで名前を付けたんだ。その後に親竜に卵泥棒と間違えられて殺されかけるし、喋る本が人間になるし、また別の竜に殺されかけて、そしたら自分が竜になって色々あったけど家族になったんだ」


「うん」


「その後もまた大変で卵泥棒がやって来て、捕まえたんだけど運んできた荷物が獣の耳や尻尾が付いていたり、耳がこんなにも長かったり、肌の色が赤茶色をしている人達が全員鎖で繋がれていて奴隷にされてた所を助けたんだ」


「凄い体験だね。ねぇ、そのだし巻き玉子美味しそう。私のハンバーグ半分上げるから蓮のだし巻き玉子一つちょうだい」


「あ、うん。いいよ、はい」


それぞれお弁当箱の蓋の上に具材置いた。


「ウヒヒヒッ!」


「どうしたの蓮。ハンバーグがそんなに面白かった?」


「いや、ハンバーグで思い出したんだけど、夢で宿屋でアルバイトをしてたんだ。その店主の料理がものスッゴく不味くって余りの不味さ気絶して代わり料理を作ったら店に出してもいいって言ってくれたんだ。その時店に最初に出したのがハンバーグだったんだ」


「そんなに不味かったの?」


「・・・うん。思い出すだけで吐きそうになる・・・ウップッ!」


「ちょ!吐いたらダメだからね!」


「ごめん、ごめん」


「そしたら店にクレーマーが来て店の中が乱闘騒ぎになって、そしたら夜に大人数で襲いに来たから逆に捕まえようとしたんだけど、いきなり山くらいの大きな真っ黒なゼリーみたいな怪物を『真っ黒クロ助ゼリー』って名前を判りやすい様に付けたの。それでそいつと戦うんだけど負けそうになった時に、『負けないで!』って純ちゃんの声が聞こえてそのおかげで倒したんだ。夢なのに変なの。全部覚えてる。昨日まで別の世界に居たような気がする・・・ぼく変だよね。」


「うんん。そんな事ないよ。例え夢の中でも蓮を助けらてるなんて私嬉しい。

何が有っても蓮を絶対に守るから!私は蓮の味方だからね!」


「うん。ありがとう純ちゃん」


すると純ちゃんが立ち上がり窓を開け窓枠に飛び乗った。


「あ、そろそろ時間みたい。楽しそうで良かった。じゃあまたね」


「えっ!純ちゃん!純ちゃん!」


すると純ちゃんが突然光り空が真っ暗になった。




* * *



「純・・・ちゃ・・ん」


目を開けると知らない天井が見えた。

あれ?教室は?学校の保健室でもない。あれ?どっちが夢でどっちが現実だ?頭がこんがらがってきた。


ぐぅ~~~~~


考えるとお腹が空いてきた。取り敢えず起き上がって重い!


「キューグーキューグー」


ん?誰かの寝息が聞こえる。

見てみると、竜の姿のリュウタが猫の様に丸まって寝ていた。


「リュウタ」


「ンー!キュアー!」


リュウタは大きな欠伸をして目を覚ました。


「リュウタおはよう」


朝かどうか分からないけど挨拶をする。


「キュ~~!ウゥ~~!」


ぼくが目覚めて安心してのか、リュウタの目から大きな涙が出た。

リュウタはぼくに抱きつこうと駆け寄る。しかし大きな口を開けてぼくの頭に噛み付いた。


「ギュウ!!!」


ガブリ!!!


「ウギャーーーー!!!アァァァァァ~~~~!!!∞ゑ♭〒△◎〆~~~!!!」


過去に喰らったリュウタの『ガブリ』は今までで一番痛かった。

ありがとうございます!

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