カルセットの人生
遅くなってスミマセン!文章変だったらごめんなさい!m(__)m出来るだけ分かり易い様に頑張ります!(о´∀`о)
ゴルベス・カルセットは妻と四人の娘に恵まれたオルト王国の有力貴族の公爵家だ。
屋敷には長女から三女はそれぞれ国外の貴族と結婚をして居なくなってしまったが四女のロザリエルと妻と三人で暮らしていた。
しかし妻が不治の病で先立たれた。妻が死んで一年後、私も妻と同じ不治の病にかかった。医者や神官、ポーションなどあらゆる方法を試したが効果はなかった。
徐々に私の体は肥えていた腹が痩せ衰えて別人のようになった。
そんな時、勇者が獰猛な竜を倒し竜の力を手に入れたと各国で話題になった。そして竜の血肉を食べればどんな病や怪我も治るという噂が広まった。
私は治る可能性が有れば何でもした。竜の討伐を国や冒険者、はたまた闇ギルドにも依頼をしたりした。勇者教というのは勇者を神として崇め讃える新しく出来た宗教で勇者が倒した竜の肉を保管してあると聞き、多額の金を貢ぎなんとか手に入れたが偽物だった。
借金が重み、仕事が上手くいかなくなり他の貴族達からバカにされた。
そこでロザリエルを第一王家継承者、未来の王様であるルイ王子と婚約して借金を返済しようとしたがロザリエルは家出をしてしまった。
王族、貴族の交流会で倒れた私は自宅療養を余儀なくされた。
私の体は一層痩せ衰え、目がくぼみ、息が苦しく、顔の血色が悪くなり生きる気力が無くなり欠けたその時、一人の男が現れた。
その男は黒いマントとフードを深く被り、顔は仮面を被っていた。私の寝室である三階の窓から入ってきた。私は一瞬死神が来たのかと思った。しかし男の口から予想外の事を言った。
「貴方の病を治しましょうか?」
声が出ないので必死に頷いた。すると男はフードを取ると首にサイコロの三の目にローマ数字のⅢのタトゥーが彫られていた。そして男は何か魔法をかけると体のあらゆる痛みが消えた。
男がポーションを渡され飲むと今まで効かなかったポーションが効き、自分の病が治ったとわかった。そして死の恐怖から解放された安堵感と同時に『死』の恐怖に脅えた。
「不老不死に興味はありませんか?」
男はふと有り得ない事を言った。
不老不死、それは全人類が憧れる望み。年を取る事なく永遠に生きられる。もしも、不老不死になれるのならば!カルセットは死ぬ一歩手前まできて助かったが二度と死の恐怖を味わいたくなかった。いつか来る『死』を逃れる事は出来ない!死ぬのは怖い!!!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い怖い怖い怖いコワイコワイコワイコワイ!!!死にたくない!死にたくない!死にたくない!死にたくない!死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイ!!!
即決すると男は執事服に身に纏った。首のタトゥーはチョーカーで隠し、何処にでもいる普通の執事になった。執事になった男はアリキーノと名乗り、そして何もない所から水晶玉を出した。この水晶玉は純粋な魔力しか集める事が出来ない様になっており、中身がいっぱいにならなければ不老不死になれないと教えられた。
アリキーノは不老不死になれるように手伝いをする代わりにオルト王国に関する歴史、各国の関係に貿易航路などの情報を要求した。不老不死の為ならこんな事は容易い。そして闇ギルドに平民の子供を誘拐を高値で依頼をしたり、トルテ商会から奴隷を密輸するなど少しずつだが確実に水晶の中に魔力が集まっていった。
体もデップりとした腹に戻った頃、仕事が上手くいき、瞬く間に大金持ちになった。潰れかけとバカにしてきた貴族達が媚びを売るようになった。
トルテ商会の一人が魔の森に竜を見たというと情報が入った。早速、諜報部隊を魔の森に送り竜を偵察すると竜が卵を抱えている事がわかった。闇ギルドに竜の卵を盗むという依頼をした所、三人組のゴロツキ共が受けたが失敗した。竜の肉を食べれば竜の力を得る事が出来ると期待したが仕方ない。不老不死が最優先だ。
失敗した三人組に奴隷を運ぶ仕事も失敗したが、ある子供と一緒にオルト王国に連れて来た。なんと子竜まで一緒に付いて来たのだ。この好機を逃さないよう襲撃し子供と子竜を連れ去ろうとしたが・・・何故こうなった!私が逆に追い詰められている!?
なんとか屋敷から抜け出し、孤児院に転移して隠し通路を使い外を目指す。いきなり光が消え真っ暗になると奇襲を受け、子供に顔を殴られ縛られた。そして妹である女王に犯罪者として指名手配されている事を聞き絶望した。
何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ!!!何故皆、私の邪魔をする!家族に見放され、犯罪者扱いをする!私をバカにし、邪魔をするのだ!許さん!絶対に許さん!
絶望が怒りに替わった。怒りに燃えている中、執事がゴロツキ共の一人を人質に取る事が出来た。
顔を殴ったガキに子竜を渡す様に要求したが自分が人質になると言い出した。拒否しようとした時、子供の情報を執事が教えてくれた。その子供の魔力は今までに計り知れない魔力の量と清き純粋な魔力だった。水晶玉に触らせると一瞬にして水晶玉が満杯になった。これで私の野望、不老不死になれる。
喜びに歓喜していた直後、後ろから執事に腹を刺された。
* * *
「じ・・執事・・どういヴ事だ!」
「フフフ、お前は用済みだという事だ」
「どう・いう意味だ・・・」
「意味が分かりませんか?もう用済みだと言ったのです。まさか騙されていると思わず本当にこの水晶で不老不死になれると思っているとは人間は頭が悪く愚かな生き物だ。フハハハ!」
「な!なん・・だと・・!」
カルセットは執事の言っている事が訳がわからず腹に突き刺さっている手を抜こうと必死にもがいたがビクともしない。
「お前の様なザコに遣えるのは我慢の限界でしたが、貴方のお陰でこれ程、早く水晶が貯まるとは感謝します。なので楽に殺してあげましょう。やれ」
命令を受けたスライムはジリジリとカルセットに近づき体を包んだ。
「や!やめ!止めろ!く、来るな!ウがぁーーーー!!!」
カルセットはスライムに食べられた。
ありがとうございます!(о´∀`о)ノ




