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襲撃

遅くなって申し訳ないありません!m(__)m

色々考えた話が納得いかなくて何度も書き直していたら遅くなりました。次からは早めに書けるようにします!Ψ( ̄∇ ̄)Ψ

サリー商会の中から聞こえた?男の怒号に只事じゃないと思い急いで中に入る。中に入ると武器を持った四人の男達と偉そうなオッサンが一人の五人の男達が居た。

なんなんだコイツラ。


「サリーさん!」


「レン君?!」


「アァ?」


「サリーさんから離れろ!」


「なんなんだこのガキは?」


「誰か分からねーが大人しく帰った方が身の為だぜ!」


「そうだぜガキ!でないとこのナイフで痛い目みるぞゴラァ!」


男達の一人がぼくにナイフを向けてきた。するとリュウタがぼくの目の前に立って牙を剥き出しにして怒っていた。


「グルルルルゥ!」


「なんだこのガキのガキは?」


「俺達に歯向かうっていうならこれをくらいな!」


男はリュウタに向かってナイフを投げてきた。ナイフはリュウタの服を貫通する。


「なぁ?!」


リュウタは人の姿から本来の竜の姿に変わり男に向かって噛み付いた。


「ギャアー!!!」


「えっ?!竜?!」


「なんでこんな所に竜が居るんだ!ウワァー!か、噛まれた!」


「早く殺せ!」


男達が襲い掛かる。しかしリュウタは縦横無尽に飛び回る。


「クッソ!スバシっこくて殺せねー!」


「そっちに行ったぞ!」


「バカモン!何をしている!そこのガキを人質にしろ!」


オッサンの命令で男達がレンの所に来る。

あ、ヤベー。こっちに来た。どうしよう、普通に倒せばいいかな?けど力の調節を間違えると死んじゃうからな。よし全力で逃げよう!


「なんなんだこのガキ!こっちも全然捕まらねーぞ!」


「イタ!この野郎!」


ガットさんと模擬試合をした時のようにフェイントをかけたり壁を蹴って避けたり、時々反撃した。

するとオッサンがこの状況を打破しようとあたりを見回すとサリーさんの方に顔を向きニヤリと嗤った。

あっ!サリーさんが危ない!

ぼくはオッサンの背中を蹴ってサリーさんから離した。

ちゃんと力は調節したよ!死なない程度にね!

蹴られたオッサンは空中を飛んで部下達の上に落ちた。


「イタタタ!!!き、貴様!私に歯向かうなどどうなるか分かっているのか!」


「そんな事知るか!リュウタヤっちゃえ!」


「キュー!!!」


リュウタが五人纏めてブレスを放ちサリー商会から吹き飛ばした。


「「「「「ウワァーーーーー!!!!!」」」」」


こうしてリュウタと力を合わせて追い出す事に成功した。リュウタはぼくの頭を上に乗る。


「リュウタ!ヤッター!」


「キュー!」


「あ、サリーさん大丈夫ですか?」


「大丈夫無事よ。まさか竜族が現れるなんて思わなかったわ」


「キュー」


「紹介します。ぼくの弟のリュウタです」


「リュウタ君ね。私サリーよ。助けてくれてありがとう」


「キュー!」


リュウタは元気よくサリーさんに挨拶する。ふふふと、笑うサリーさん。


「レン君の弟という事はレン君も竜族?」


「違うよ。ぼくは・・・人の筈?」


「筈?」


ぼくの種族は加護によって人族じゃない。けれどお姉さんとの約束があるので曖昧に言う。


「よく分からないけど、人族という事でいいのかな。所でレン君怪我はしていない?」


「はい!大丈夫です」


「そうよかったわ。二人共、中に入って待ってて。お茶とお菓子を出すわ」


サリーさんは優しいな。


ボソッ「もし、レン君に怪我をさせたらアイツらを半殺しにするつもりだったけどね。うふふ」


サリーさんが最後に言った言葉は聞かなかった事にしよう。


中で待っているとサリーさんがお茶とお菓子を持って来てくれた。


「所でこんなに朝早くから内に来るなんてどうしたの?」


「実はリュウタが今朝、人の姿になってしまって戻るように言ったんだけど、どうしても聞かなくて仕方なくぼくの服を着たんだけどブカブカで信頼出来るサリーさんのお店に買いに来たんです」


「そうだったの。ふふふ」


サリーさんは嬉しそうに笑った。


「ファッションの事なら私に任せて!リュウタ君に似合うカッコいい服を持ってくるわ!」


そう言ってサリーさんは倉庫の中に入った。暫くするとサリーさんが大量の服を抱えて戻ってきた。服の他に下着や靴、そして帽子があった。リュウタは人の姿に変身して服を着始めた。リュウタは服を着ては脱いで、脱いでは着てを繰り返し服を選ぶ。下着と服を五着、それから靴が決まった。しかし帽子は拒否された。

困ったな唯一竜の特徴が出てしまう角が隠せれない。するとリュウタは身振り手振りで何か伝えようとしている。指で空中に大きな四角を描いてそれを頭に巻くようにした。

あぁ!わかった!バンダナだ!


「サリーさん!バンダナってありますか!」


「バンダナね。わかったわ」


サリーさんは倉庫から幾つかバンダナを持って来てくれた。リュウタはその中から黒色のバンダナを選んだ。ぼくと同じ髪色を選んだのだろう。リュウタはバンダナを頭に巻いて同じと言っているのか嬉しそうにしている。リュウタの服をアイテムボックスに入れる。そして小袋を取り出す。


「サリーさん服はお幾らですか?」


「いいわよ、御代なんて。レン君やリュウタ君に助けてもらったし、ワインや魔石がとぶように売れて儲かっちゃったから」


「けど・・・・」


「いいから、いいから」


「ありがとうございます。サリーさん」


サリーさんのご厚意でリュウタの服をタダで貰った。


「そんなに売れたんですか」


「ええ、凄いわよ!ワインは数量を限定にしないと直ぐに無くなるくらいの勢いだし、毛皮と魔石は知り合いがとてもいい値段で大量に買ってくれたの!ガットの店はどう?繁盛してる?」


「朝から行列が出来るくらい繁盛してる。途中から二人では廻せないくらいお客さんが来て、『荒野の月』っていう冒険者パーティーの人達とグリズベアルさんとベイさんが手伝ってくれてなんとか頑張ってやってる」


「『荒野の月』・・・・確かポイズンタイガーを倒したっていう噂を聞いたんだけど。それって本当~?」


「うっ!そ、それは・・・」


「内緒にするから!詳しく教えて!」


サリーさんの目がキラリと輝いた。サリーさんの根気に負けた。そして『荒野の月』と出会った経緯とポイズンタイガーを倒した事。一緒にオルト王国に来たグリズベアルさんとベイさんが冒険者になった事。『荒野の月』が手柄を横取りしてしまった事。そのお詫びにお店を手伝ってくれている事を話した。


「なるほどね。だから『荒野の月』がガットの店を手伝っているのね」


「そうなんです」


「まさか冒険者ギルドの期待の新人の二人がレン君と一緒に来たなんて知らなかったわ。うふふ」


暫くサリーさんと最近起こった出来事を喋りながお茶とお菓子を楽しんだ。リュウタはお菓子を食べぼくはお茶を飲む。


「それじゃもうそろそろ帰るよ。お茶とお菓子ありがとうございます」


「また遊びに来てね」


「帰ろっかリュウタ」


「キュー!」


リュウタは新しい服に嬉しそうにしてくれている。リュウタの服選びが終わり一安心。

これでリュウタが人の姿になっても大丈夫。本来の竜の姿を見られなければ・・・ん?ちょっと待てよ。そういえばリュウタの正体をオッサンに見られてた!そういえば見た事がある顔だったな、偉そうな態度に小太りのオッサン。あっ!思い出した!アイツだぼくを追い出した商人のトルテだ!ヤバイ!


「サリーさんどうしよう」


「どうしたのレン君顔色が悪いわよ」


「襲って来たオッサンってトルテ商会の親玉のトルテだよね」


「ええ、そうよ。本当に迷惑!こんな朝早くにガンガン扉を叩いて起こされて、いきなりワインの作っている者を教えろだのワインを全て寄越せと言ってきたの。普通教える訳ないでしょ!バカじゃないの!」


サリーさんが怒っている。


「トルテは闇ギルドにも繋がりがある。下手すると殺される可能だってある」


「や、闇ギルド?!って何?」


「闇ギルドっていうのは、犯罪者の集まって出来たギルドよ。殺しや誘拐や窃盗などの犯罪を仕事にしている犯罪者集団よ。ギルド?よりももっと危険な人がいる。トルテ商会と闇ギルドを操っているカルセット公爵がいるの。一年前までは私の他にも幾つか商会があったんだけど、トルテが邪魔な商会を闇ギルドに依頼して全て潰されたわ。その事件を隠蔽したのがカルセット公爵なの。アイツだけは警戒しないと危険なの。レン君も気を付けてね」


カルセット公爵。確かジェイコブが気を付けろと教えてくれた人物だ。サリーさんがトルテ商会や闇ギルドよりも警戒しているヤバイ奴がいるなんて。そんなヤバイ奴がリュウタに捕まったら・・・・。嫌な想像が思い浮かぶ。


「どうしようサリーさん!リュウタの事トルテの奴にバレた。トルテがカルセットナンチャラにリュウタの事チクって捕まったら、リュウタやガットさんや他の皆も殺されちゃうーーー!」


サリーさんの両肩を掴んで揺すった。


「レ、レン君!レン君!落ち着いて!レン君もリュウタ君も強いでしょ。それにガットは元A級冒険者だしそんなに簡単に捕まらないから大丈夫!だけどカルセット公爵は姑息な手を使うかもしれないからこれを渡しておくわ」


はい、と渡されたのは折り畳まれた羊皮紙。広げ見る。

これはなんなんだ?

羊皮紙を見ると円形に沢山文字や数字が描いてあった。

あれ?どこかで見たことある。


「サリーさんこれは?」


「それは『瞬間移動魔方陣』よ。それに魔力を込めれば私のお店の地下に繋がっているわ。もしも捕まってしまった時に使って」


「ま、まほう・・じん?」


頭の上に沢山のハテナマークが現れた。それを察したサリーさんに説明してもらった。


「瞬間移動魔方陣は指定された場所に移動が出来て、魔石を磨り潰した特殊なインクで描いたあるわ。魔方陣はとてもデリケートで魔方陣が汚れたり破損したりすると使えないの。それに魔力が足りないと発動しない。種類も二種類あって、一回切り型か継続型。一回切り型は盗賊や魔物に襲われた時に使う商人の必須アイテムよ。継続型の瞬間移動魔方陣は維持にはとてもお金がかかるから、主に王族や一部の貴族が使うわ。レン君の持っているのは一回切り型。私の店の地下にあるオルト王国の外に出られる秘密の抜け道に指定されてるからそこから逃げられるわよ」


「サリーさんありがとうございます!」


サリーさんにお礼を言ってお店から出て『アヒルの宿』に帰る。





* * *



その頃、リュウタのブレスで吹き飛ばされたトルテと部下達が起き上がる。


「イテテテ!ウゥ!こ腰が!よくも私に怪我をさせたな!しかしまさか人に化けた竜が居たとは・・・。私はすぐカルセット様に報告する!お前は一緒に居たガキと竜の居場所を突き止めろ!」


「へ、ヘイ!」


部下の一人に命令する。腰を痛めたトルテは残りの部下達に担がれながら戻って行った。


ありがとうございます!(о´∀`о)ノ

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