サリー商会
サリー商会に向かう。何故ならトルテ商会で買い取りが出来なかったからだ。というよりは追い出された。
あー!ムカつく!ここ(異世界)に来る前はよく商店街にオマケとかしてくれたのに!それなのに初めて来たお店に追い出された!地球だったら絶対に有り得ないだろー!なんなんだ!もー!
ズカズカと歩きながら文句を言う。
ガットさんに書いてもらった地図を見ながら歩いて、サリー商会に辿り着いた。トルテ商会と違って小さくてボロボロ。通りも人通りが少ないし、なんか通る人達が服がボロボロで目付きも悪い。少し怖いけど、よし入ろう。
「すみませーん!誰かいませんかー?」
「はーい!ちょっと待ってて!」
奥の方から紺色の髪にソバカスのキレイな女性が出て来た。凄い服、胸が服からこぼれ落ちそう。
大丈夫かな?
「いらっしゃい。へー、こんな所に子供が来るなんて珍しい。今日は何のご用かしら?」
「こんにちは!ぼく『アヒルの宿』のガットさんのオススメで来ました。今日は魔物の素材と色々な物を買い取りをお願いします!」
「あのガットがね~。ようこそサリー商会へ、私がこの店の店主のサリーよ。宜しくね。名前はなんて言うのかしら?」
「こんにちはサリーさん。ぼくはレンです」
「レン君ね。魔物の素材とその他の買い取りね。どんなのがあるのかしら?見せておくれ」
「あの沢山有るんですけど大丈夫ですか?」
「そんなに有るの?そんなに沢山有る様に見えないけど、外に荷物があるのかしら」
「ぼくアイテムボックスを持っているんで、全部そこに入っているんです」
「珍しいスキルを持っているんだね。それだったら中に入って出して」
サリー商会の中に入ると沢山の荷物があってそこは倉庫になっていた。
「ここに出してもらえる」
サリーさんに言われた所に今まで狩ってきた魔物の素材と果物やワイン一樽を出した。するとサリーさんの目が輝いて鑑定し始めた。
その間、ぼくは暇なので倉庫の中を見て回る。
あ、服とか色々ある。ほしい!
色々見て回るっているとサリーさんが興奮して声を上げていた。
「これは凄いわ!とてもキレイに解体されているし、こんな大きな魔石見た事ない!ワインも少し味見させてもらったけど、こんなにも美味しいワイン初めて飲んだわ!本当にいいのかい、ここより絶対トルテ商会の方が高く売れるのに」
「あんな最低な所絶対に行きたくない!」
おもいっきり嫌な顔で答える。ぼくの顔を見たサリーさんがビックリしていた。
「ど、どうしたんだい。トルテ商会が何かしたのかい?」
「子供は来るなさっさと帰れって、追い出された。ムカつく!」
「そんな事があったのね。トルテ商会は馬鹿な事をしたわね。ねえレン君、私と協力してトルテ商会に一泡吹かせてみたくない?」
・・・どうしよう、悪い気がしない。むしろやりたい!面白そう!
「サリーさん、ぼくやりたい!協力する!」
「私レン君みたいな子、好きよ。ウフフ」
サリーさんも楽しそうだ。
「サリーさんどうするんですか?」
「そうね・・・レン君このワインはどのくらいあるのかしら?」
「えーと、大体百樽位あるよ」
「まず半分はうちで買い取るわ。もう半分はレン君が持っていて。私が『アヒルの宿』の噂を流すからレン君は『アヒルの宿』でワインを売りまくるのよ!樽で買いたい人が居たらサリー商会で売っていると宣伝してね」
「分かった!」
「ワインの方はこんなに美味しいワインだから普通のワインの二倍・・・いや三倍で売れる!
一杯を大体銅貨七~八枚として、一樽が百五十杯だから小金貨一枚と銀貨二枚で五十樽で金貨六枚で買い取るわ」
おおー、高いのか?日本のお金じゃないからよく分からないけど、やったー。
「次に魔物の素材の買い取りからするわ。ホーンラビットの毛皮と魔石が三百個ずつで銀貨一枚と小?銀貨五枚。レッドボアの毛皮と魔石が二百個ずつで小?金貨二枚と銀貨四枚。ゴブリンの魔石が十八個で小銀貨五枚と銅貨四枚。シルバーウルフの毛皮と魔石が十二個ずつで小金貨九枚と銀貨六枚。キングレッドボアの毛皮と魔石で小金貨三枚。ポイズンタイガーの毛皮と魔石で小金貨五枚。あと珍しい果物は小銀貨八枚で買い取って合計で金貨二枚と銀貨二枚と小銀貨八枚と銅貨四枚になるわ」(レート表を書き換える?銅貨一枚・十枚=大銅貨一枚・十枚=銀貨一枚・十枚=大銀貨一枚・十枚=金貨一枚・十枚=大金貨一枚・十枚=白金貨一枚)
ワインと合わせて合計金貨八枚と銀貨二枚と小銀貨八枚と銅貨四枚になった。リュウタのお父さんに返す金貨百枚までまだまだだな。頑張ろう。
「ありがとうございます。サリーさん」
「此方こそいい取り引きが出来て良かったわ。何か買いたい物があったら言ってね。何でも用意するから」
欲しい物!ある!
「サリーさん欲しい物があります!」
「何が欲しいの?」
「えっと、服と日用品と調味料や色々な種とそれから『ジャグピア』と『ベルクヴェルク』の地図が欲しいんです。売ってますか!」
「地図以外だったら、この倉庫には何でもあるよ。地図は難しいけど頑張って用意してあげるわ。なんたってレン君の頼みだもの」
サリーさんがウインクをしてくれた。
「ありがとうございますサリーさん!」
「買いたい物があったら言ってね。いつでも待ってるわ」
サリーさんと一緒に倉庫にある欲しい物を片っ端から買っていった。その金額が少し恐ろしい事になったのは次の話で・・・・
ありがとうございます(о´∀`о)ノ




