アヒルの宿
namakemonoさんから感想をいただきました。ありがとうございます。それを踏まえて全体的な物語と細かな所を修正しますので更新が遅くなります。頑張って面白い物語を書きます!(о´∀`о)ノ
「よし!取りあえず先に『アヒルの宿』に行こう!」
オルト王国の地図には冒険者ギルドから『アヒルの宿』までの道のりに赤い線が書かれていた。この線を辿れば行けるかな?よし!出発進行だ!
ギルドから出て広場を通って、ぼく達が入った門の近くの建物に辿り着いた。二階建てのボロボロの建物で看板に『アヒルの宿』と書かれてあった。よし、ここだな。中に入ろう。
「すみませーん。見習い依頼に来たんですけどー。誰かいませんかー?」
・・・誰もいない、留守かな?っと思っていると、二階からドカドカと音がして一人の大柄な男が降りて来た。
「オオー!よく来たな!『アヒルの宿』の店主のガットだ、よろしくな!ガハハハ!」
大柄な男の名前はガットというらしい、グリズベアルさんと同じくらいの身長で筋肉が凄い。ムキムキだ!
「冒険者見習いのレンです。依頼を見て来ました。一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします!」
「よろしくなレン!俺の事は気軽にガットと呼んでくれ!ガハハハ!」
「はい、ガットさん!」
「依頼だが、今日は客が誰もいないから仕事は休みだ!ガハハハ!」
お客さんいないんだ・・・。よく笑っているな。
「すみません、ぼく泊まってもいいですか?」
「お前この宿に泊まるのか!?」
ガットさんがビックリしている。
「は、はい。ちょうど泊まる所を探していて。誰も居なかったら泊まろうかなーって思っていたんですけど・・・ダメですか?」
「何言ってるんだ!歓迎するぜ!十日ぶりの客になるんだ!一人大銅貨五枚で一泊朝食付きだ!昼飯と晩飯は別料金だからな!ガハハハ!」(銅貨一枚・十枚=大銅貨一枚・十枚=銀貨一枚・十枚=大銀貨一枚・十枚=金貨一枚・十枚=大金貨一枚・十枚=白金貨一枚)
ここの経営大丈夫かな?よく続けられてるな。
「それとあとぼくの他に五人くらい泊まりたいんですけどいいですか?」
「そんなに来るのか!?ますます大歓迎だ!好きな部屋を選びな、今なら選び放題だぜ!ガハハハ!」
「じゃあ部屋を見に行きます」
「おう、部屋は二階だからな!階段はあっちだ!ガハハハ!」
ガットさん凄い笑っている人だな。と思いつつ階段で二階に上がる。何部屋か見て、一番奥の部屋に決めた。なかなかいい部屋だな。部屋に入ったとたんにリュックサックから本のジックが飛び出てきて人間になった。
「おいガキ!遅いぞ!何時間待たせてるんだ!」
ジックがぼくの顔に手を挟んで口がつり上がる。
「ごめぇん!ごめぇん!許ふぃて!」
「チィ、次は気をつけろよ」
なんとか許してもらった。そしてリュックサックからリュウタを出して、ベッドの上に置いて頭を撫でる。
「リュウタよく寝てるね。起きなくてよかったよ」
「バカガキ。俺が眠り魔法で眠らせてたんだ」
「え!?そうなの。なんで?」
「あのなぁ!子供でも竜は竜だからな!街の一つや二つを滅ぼすほどの魔力を持ってるんだぞ!そんなのが街から出てみろ、パニックになるだろうが!テメェは危機感が無さすぎなんだよ!普通は竜と一緒に生活している時点で神経が可笑しいし、見知らぬ他人を平気で助けるお人好しが!もっと用心をしろ!」
怒こりながら頬っぺたをつつくな!痛くないけどやめてくれ。
「ごめん!ごめん!分かったから頬っぺたをつつくな!けどジックはぼくの事をいつも助けてくれるじゃん、門の時だって助けてくれたじゃん!だからもう少し警戒するからさ、何かあった時はまた助けてよジック。ニヒヒ!」
笑いながらジックに言うと、ジックが頬っぺたをつつくのを止めて深いため息をついた。
「はぁーーー、テメェはお人好しなのは俺が一番知っている。テメェがヘマしたらフォローしてやるからいい酒を持って来い。分かったな」
「分かった!ありがとうジック!今から商会に行くけど一緒に行く?」
「やめておく、もう窮屈な所はこりごりだから残る。ついでに竜の子守りをしてやるよ」
「本当!ありがとうジック!行って来ます!」
ジックにリュウタを任せて商会に素材を買い取って貰いに行く。
「レン、どうした何処に行くんだ」
「ガットさん、今からトルテ商会に素材を買い取って貰いに行くんです」
「そうか、トルテ商会はあんまりいい所じゃないんだが。・・・そうだ、もし買い取って貰えなかったら、サリー商会っていう小さな商会があるんだ。あいつはいい奴だから気が向いたら行ってみてくれ。地図を貸しな場所を書いてやる」
地図をガットさんに渡して、サリー商会の場所を書いてもらった。
「分かった。ありがとうございますガットさん。行って来ます!」
「おう、じゃあな!」
『アヒルの宿』を出て。いざ!トルテ商会へ!
ありがとうございます(о´∀`о)ノ




