見習い冒険者
短めです。人( ̄ω ̄;)
えっ!?なんて言った?冒険者になれない?なんで?!
「なんで冒険者になれないんですか?!」
「はい、レンさんの年齢は15歳。冒険者になるには成人つまり17歳からになります」
ええーー!!!年齢制限があるなんて聞いてないよーー!!!せっかく来たのに!!ああぁーー!!!ガッカリのポーズをして心の中で叫んだ。グリズベアルさんが話し掛けてきた。
「レンの旦那はどうしてそこまでして冒険者になりたいんだ」
「あーちょっとね、色々あってリュウタのお父さんにお金を借りてるんだ。冒険者になってお金を返そうと思っていたから、どうしよう」
「レンの旦那、なんでそんな大事な事を隠しているんだ。手伝わせてくれ」
「そうにゃ!私達を助けてくれたがレン様の分までお金を稼ぐにゃ!」
グリズベアルさんとベイさんが慰めてくれた。ありがとう。カウンターのお姉さんが話が終わってなかった。
「レンさんは冒険者になる事は出来ませんが、見習い冒険者になら可能です」
「冒険者・・・見習い?って、なんですか?それ?」
「冒険者見習いとは、17歳以下の子供達に仕事の大変さとお金の大切さを学ぶ為に新しく作られた冒険者ギルドです。大人は危険な外の仕事を、子供は安全な街の仕事をします。子供だけで外に出るのは自殺行為ですから。けれど成人になったら冒険者としてなる事も出来ますし、他の仕事を選んでも構いません。もし見習い冒険者になるのでしたら、色々な特典が付いてますよ。例えば一般の冒険者ギルドと違ってこの見習いカードはお金が不要で成人まで使えます。それとオルト王国限定で出入りが自由になります。他の国に入ると入国税を払わないといけないので注意して下さい。レンさんどうですか?入りますか?」
カウンターのお姉さんがニッコリ微笑んだ。うーん、どうしよう。思っていたのと違うけど、あと二年待たないと入れないし。
「決めた!ぼく冒険者見習いになる!」
起き上がりカウンターに乗り出して言う。
「わかりました。では手続きをしますので少々お待ち下さい」
カウンターのお姉さんが席を離れていった。
「はぁーー・・・」
「レンの旦那すまんな。まさか俺が冒険者をやめてからこんな規則が出来たなんて知らなかった」
「ごめんにゃさい」
「大丈夫だよ。冒険者さん達も何も言ってなかったからまた会ったら言うよ」
そして怒ってやると決めた。カウンターのお姉さんが戻って来た。
「お待たせしました。こちらが見習いカードになります。見習い依頼があちらに貼ってありますので見て下さい。申し遅れました私の名前はフィオレンティーナと申します。何かお困り事がありましたら是非ご相談して下さい」
「ありがとうございます」
カウンターから離れて、見習い依頼の掲示板の前に立つ。掲示板には靴屋の靴磨きや手紙の配達など様々な依頼が貼ってあった。
「色々あるね。何がいいかな」
色々見ていると。
「レン様これなんてどうかにゃ?」
ベイが指さしたのは宿屋兼飯屋の依頼だった。内容は掃除や皿洗いの雑用をする代わりに冒険者についてのアドバイスを教えるというものだった。
「お~!これぼくにピッタリだよ!これにする!ありがとうベイさん!」
「嬉しいにゃ!誉められたにゃ!」
「レンの旦那、俺達も早速依頼を受けようと思う。早く借金を返せるように頑張りますんで」
「わかったじゃあ用事が済んだら銅像の前に集合ね」
「ああ、わかった」
「レン様行って来ますにゃ!」
二人と別れる。紙を破ってカウンターに持って行く。
「すみません!これをやります!」
「はい、こちらの依頼ですね」
別のお姉さんが来た。
「こちらの依頼はあまりオススメ出来ませんが本当に受けますか?」
カウンターのお姉さんは少し困った顔で言った。
なんでだろう?そんなに悪い依頼じゃないと思うんだけど?
「はい!やります!」
「分かりました。こちらが依頼の場所の地図とギルドの報告書です。報告書の方は依頼人に渡して下さい」
オルト王国の地図と紙を貰った。
「すみませんあと魔物の素材やワインを売りたいんですけど出来ますか」
「魔物の買い取りは出来ますが、ワインの取り扱い出来ないので、大手商人のトルテ商会の所で買い取りをお願いします。魔物の買い取りをしますか?」
「んーそのまま、まとめて売りに行きます。教えてくれてありがとうございます」
冒険者ギルドを出て地図を見る。依頼場所の『アヒルの宿』を目指す。
ありがとうございます(о´∀`о)ノ評価をお願いします!




