転生
短めです!
「異世界・・・・転生・・・ってなんですか?」
ヤオヨロズさんがズッ転ける。
「あー、蓮さんはラノベや本を読みますか」
「ぼく本を読むのが嫌いだから読まない!あ、けど『ミッ◯!』は好きだよ。タツノオトシゴとかよく見つけたりした」
なんかヤオヨロズさんがガックリしている。
「ハハハ、えーっと、簡単に説明すると蓮さんの体を治し、新たに異世界で生きるという事です。」
「すみません質問してもいいですか?」
「はい、蓮さんなんでしょうか?」
「純ちゃんから聞いたんですが、ドラゴンや魔物がウジュウジュいて、色々な種族が戦争しているところに転生しても、生きる自信がありません!1日もただずに死にます!」
「ホォホホ、その事なら問題ない。ワシが責任をもってスキルと加護を与える。」
「スキル?加護?」
「そうじゃ、スキルというのは・・・うんたら、かんたら・・・加護とは・・・いろはにほへと、いりぬるを・・・というわけじゃ、分からなかったかのう。」
ボン!プッシューーー
ぼくの頭がオーバーヒートした。
「オーディン様!蓮さんが爆発しました!大丈夫ですか!しっかりして下さい!」
「うぅ、ごめんなさい。ぼく頭が悪いんで、いっぺんに言われても全然分かんないです。
誰かぼくの側で、異世界の事を教えてくれる人、一緒に来てくれませんか。」
純ちゃんは、ぼくの苦手な勉強を分かりやすく教えてくれたのに、お父さんの方は全然分かんない。あぁ、純ちゃん助けて。
「ふむ、すまんが一緒には行けんのじゃ。
そうじゃ!【鑑定】スキルに【解説】を付けてやろう。何かやりたい事があるならそれに合ったスキルを授けよう。何か要望はないか?」
「はい!ぼくはおばあちゃんになるまで死にたくないです。」
これはとても重要、いくら転生してもすぐに死んでしまっては元もこもない。
「ふむわかったでは痛覚、物理、精神、病気、状態異常、魔法による攻撃を無効にする【全攻撃無効】スキルがあれば大丈夫だろう。あと怪我をしてもすぐ治るように【完全完治】スキルを付けやろう。」
「オーディン様【言語翻訳】のスキルを忘れています!」
「そうじゃった、そうじゃった、それがないと言葉が通じないからのう。」
「オーディン様このスキルはどうでしょうか?」
「ふむ、それも面白そうじゃが、こちらの方がもっと面白そうじゃぞ。」
・・・神様達が変な方向になっていく、ぼくはただ死なないようにしてほしいだけなのに!
「純ちゃんのお父さんとヤオヨロズさん真面目にお願います。」
「すみません」「すまぬ」
話し合った結果
【鑑定解説】
【全攻撃無効】
【完全完治】
【言語翻訳】
【殺菌消毒】
【解体整理】
【幸運】
【アイテムボックス】となった。
ほとんどヤオさんが選んでくれたけど、「これされあれば異世界でも生きていけます!」とおすすめされた。それとぼくが死んだ時に持っていたスポーツバックと異世界で必要な物を一緒に【アイテムボックス】に入れてくれた。ヤッター!
「あとは加護じゃが、ワシとヤオヨロズ君の加護を与える。」
「すみません!純ちゃんの加護がほしいんですが・・・ダメですか?」
「娘の加護か、ふむ・・・。実は娘の加護は異世界では忌み嫌われている、それでもほしいのか?」
「はい!例え嫌われても、ぼくは友達との繋がりを大切にしたいです。」
「ふむわかった、では娘に頼もう。」
「純ちゃんに会えるんですか!」
「すまないが、それは出来ないのじゃ。娘は今、地球で神としての試練をしている。全ての試練を終えれば会う事が出来るじゃろう。その時は友としてまた娘を支えてくれないか?」
「はい!」
「さて、最後に転生する場所じゃが、ここはどうかのう。小さな国じゃが、治安もよく皆優しい者達ばかりじゃ。」
「はい!そこでお願います。純ちゃんのお父さんとヤオさん、色々してくれてありがとうございました。純ちゃんに会えるように長生きします!」
「ふむ、では始めるとしよう。」
するとぼくの足元に光の円が出てきた。純ちゃんのお父さんが呪文をとなえていると、突然
「へ、へ、へくしゅん!!!!」
「え?うぁわーーーーーーーーーーーーー!!」
「蓮さーーーーーーーん!!!」
いきなり穴が空き、なすすべなく落ちていった。
最後にはヤオさんの声が響いていた。
ありがとうございました(о´∀`о)ノ




