表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/168

出会いから死ぬまで

よろしくお願います。(o・・o)/~

目が覚めたら、真っ白な空間に横になっていた。何でこんな所にいるんだっけ?










* * *


「んー、やっと学校が終わった‼」


週末明日から夏休み、長かった学校生活が終わりパラダイスが待っている!


ぼくの名前は神楽坂かぐらざか れん、少し田舎の中学校3年生じいちゃんと二人暮らし。農家で、ほぼ自給自足。

小さい頃から山で遊び、たまにじいちゃんと近所のおじさん達で害獣駆除をしていた。

だから自然と言葉使い男っぽくなっていた。

見た目も男っぽいのか、よく男の子と間違えられる。

だから、ぼくは女です。

もう一度言います。ぼくは女の子です!




「純ちゃん一緒に帰ろう!」


「うん!蓮」


そしてぼくの一番の友達の、神田かんだ じゅん、中学1年の2学期に転校してきた。

白い髪で腰くらい伸びた少しカールのかかった、真っ赤な目の顔はとても可愛い女の子だった。

初めはとても怖い顔で、まるで警戒心むき出しの猫のように睨んでいた。

色々、話をしようとクラスメイトや先生頑張っていたけれど、全て無視。

いつしか皆、距離をとっていた。


ある時…下校中校舎裏

「おい、ぶつかっておいて無視すんじゃねーよ!」

「先輩に対してなんだその態度は、あぁ!」

「ジュースがジャージにかかったんじゃねーか!」


3年生のヤンキー3人に絡まれしまっていた。

地元じゃあ根っからの悪で、先生も手を出しかね 見ないふりをし?ている。


「何か言えよ、コラ!」


殴りかかってきた‼


ぼくは、走って庇いそして、顔を殴られた。


「おい、誰だよ邪魔すんじゃね!」


金髪ヤンキーが怒鳴った。

すると、デブヤンキーと耳ピヤスヤンキーが


「そ、そいつれんだ!」


「リーダー、やべーそいつに…」


ぼぉこ!!!


金髪ヤンキーリーダーを一発殴った。

大丈夫、先にやって来たのはこいつらだ、ぼくは正当防衛だ。


「ぼくはケンカは好きじゃないんだ、それでも…やる?」


金髪ヤンキーリーダーは、ぴくりとも動かなくなっていたのを見た子分ヤンキー二人は


「すみませんーーー!」


勢いよく逃げて行った。


「大丈夫?けがは無いよね?」

「別に何されようが関係ないでしょう。」



かわいい声、ちゃんとしゃべれるんだけれどものすごく冷たい

そりゃそうだよね、勝手に出てきうざいと思うよ。けれど…


「同じクラスメイトでしょ、ぼくは仲良くなりたいな。もし、またあのヤンキーが来たらぼくのこと利用していいから、友達になってください。」


これが純ちゃんとの出会いです。

この事をきっかけに、仲良くなっていった。


「純ちゃん」「蓮」と呼びあうようになった。

体育のペアを決める時も、昼ご飯を食べる時も、登下校や宿題を忘れて居残りをした時も、ずーと一緒にいてくれた。

純ちゃんはとても賢かった。

日本語がペラペラで、難しい言葉も分かりやすく教えてた。

ぼくはテストの時は本当に助かった。

留学で遠い国から来た純ちゃんに、色々な日本の文化や生活を教えた。

初めは車や電車を見た事がないらしくて何故か攻撃しようとしていたし、信号を赤で渡ろうとしたので説教をした。

本当に危ない!

他に純ちゃんの生まれ育った国を教えてもらった。

何かドラゴンや魔物が沢山いて、人や獣人など様々な種族が戦っているらしい?

魔法があって、それが電気の代わりに生活をしてるみたい…

ヨーロッパの国のどこかから来たのかな?

ハ○ー・ポッ○ーやナ○ニ○国物語みたいな、街から来たんだな。

うん、そうしよう。






時が過ぎ、色々な事が起こった。

まず、倒した金髪ヤンキーリーダーとデブヤンキーと耳ピヤスヤンキーが子分になった。

そしてなぜか、純ちゃんがヤンキー達をぼこぼこにして、「姉さん!」と呼ばれていた。

最初の頃はなんだったんだ…

ぼくの家にお泊まり会をした時、一緒にお風呂に入ったりしたら…


「蓮、女の子だったの!」


そんなに驚かなくても、確かに普段から学校指定のジャージをしていて、見た目も男の子みたいだけど・・・わからなかった?

何でがっかりしてるの?大丈夫?

夕飯に嫌いなキノコこっそりあげたからかな?

頑張って食べるから、元気を出して!

何故か頭を叩かれた。痛い…





* * *


そして今二年間半、共に学校生活最後の夏休み。

大量の教科書とノートそして夏休みの宿題を持って、純ちゃんと一緒に家に帰る。



「うーん、重ーい。所で純ちゃん夏休みどこ行く?」


「蓮とならどこでもいいよ」


「夏休みは何処に行こうかなー。海に行きたいなー。あと花火大会も行きたい!勿論純ちゃんと一緒に!ね、純ちゃん!」


「蓮ちゃん、ちゃんと前を向かないと車に引かれるよ」


横断歩道の前でギリギリ止まる。


「おっと!危ない危ない」


「もー、気をつけてよ蓮」


「ニヒヒ、何か最初に下校した時の事を思い出すね」


「うふふ、そんな事もあったね。あ、信号が青になった。蓮あそこまで競争!」


「あ!待ってよ純ちゃん!」


横断歩道を渡る。


ブゴォーーーーーン


「はっ!純ちゃん!危ない!」


バァ!


ゴォン!


「いやーーーーーーーーーーーーーーーぁ」


































ニュースです。

午後4時半頃、交差点の横断歩道に信号無視のトラックが突っ込み、中学三年生 神楽坂 蓮さん15歳が先程病院で死亡が確認されました。


《主人公の見た目》

顔:中性的 髪:黒・短髪 目:黒 体:発育途中

身長:155㎝ 服装:男っぽい

嫌いな食べ物:きのこ

好きな食べ物:肉・甘い物

ありがとうございます!(о´∀`о)ノ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ