もう一度、キミの居る世界へ──
続編どぇす!
教室に戻った後、クラスは普通だった。
由美が「大丈夫だった?」と声をかけてくれた。
「うん」
由美なら言っていいかな、と私は思い「倒れた理由が分かったからメールで話そう」と言った。
結月「私が倒れてた理由は、二次元に行ってたの」
由美「マジで? それでどうなったん?」
結月「なぜか鮮明に覚えてるんだよね。最初に私は転校生として来て席の隣は私で、推しとだんだんと仲良くなって付き合った!」
由美「マジ⁈」
結月「今も次元が違うけれど付き合ってるよ」
由美「やば!」
結月「だけど本当はここには戻りたくなかったんだけどね」
由美「何で?」
結月「だってここにいたって私は一人なんだから。誰も私を必要としないから。だったら楽しい2次元にいた方がマシでしょ」
由美「それはそうだけど……私は結月ちゃんを必要とするよ! だって、二次元に行く方法調べたら、戻って来れない人もいたらしい」
結月「そう言ってくれると嬉しい! ここに戻ってこられてよかったかもしれない!」
だが、そんな日は続かなくなってしまうのだ。
次の日、教室の雰囲気が変わったのに気づいた。
とりあえず由美に挨拶をしてと思い、由美に近づき普段通りに「おはよう」と挨拶をした。
由美は私から離れて行くのと同時に「別の世界に行っちゃえよ。ここにいると気分が悪くなる」「ずっと別の世界にいればいいのに」という声が聞こえて声が聞こえた。
そんなことはできない。たとえ二次元で一年を過ごしても現実では二、三分しか経たない。
「二次元で一年を過ごしてもこの世界では二、三分しか経たないよ」と私は言った。
「あいつ、言い返してきたwマジウケる」
言わなきゃよかった。
「じゃあ、去りますよ。ここから去ればいいんだね。明日には去るよ」私は付け足した。
その人達は何も言わなかった。
その日の夜、私は二次元に行く準備をした。
指輪を作り、はめて……よしっ! これで行こう!
朝、何も変化はなかったので普通に起き、学校に行った。
朝の時間、体が浮き上がるような説明しづらい感じがした。
私はその体が浮き上がるような感覚に耐えきれずに、その場で倒れた。
その時の周りの反応は分からなかった。
私は目を覚ました。
私は保健室にいた。
ここは……話の続き⁈
付き合って……それで前回は終わったんだ。
まさか話の続きになるなんて。私は驚いた。
「結月? 大丈夫か?」という声が聞こえて、目を擦った。
そこには優しい顔をした慎二くんがいた。
あまりドキドキしなかった。
二次元に行く前に、こんな事をされたら私は声を出しただろう。
「うん」
「何かあったのか?」
「元の世界に戻って、それを友達に言ったら広められて……悪口言われるようになった」
「そっか」
慎二くんは心配するような顔をしていた。
「じゃあ、また、一緒にいられるね」と私は励ますように言った。
「うん」
一つ疑問に思ったことがある。
「何で、今ここにいるの? 転校と嘘吐いたじゃん」
「嘘を吐く前に倒れたんだよ」
慎二くんの言うことだと転校と嘘を吐こうと思ったが、その前に倒れてしまったらしい。
まあ、そんな細かいことは気にしないで二次元の生活を楽しもう。そう思って教室に戻った。
「大丈夫だった?」と友達が話しかけてきた。
元の世界ではこんなに心配されない。
「うん」
私は嬉しかった。
「お大事に!」
チャイムが鳴った。




