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第1部 誕生のバチライト
その日世界は進んだのだ。
そう後に勇者として語られる名をバチライトという者の誕生によって
「俺のにゃははてぃらいとぅおのてぃにさきゅばつをきゃくにんぎりきゅるものなき(俺の名はバチライト後にサキュバスを百人斬りするものなり)」そう彼は高らかに宣言した。
彼は幼い頃魔物によって両親を失い今は愛犬のこはくと2人で離れた田舎に住んでいる
田舎と言ってもそれなりに人数はいるが彼はこの性格なので周りの人々に距離を置かれている
だがただ1人幼なじみの倉豆子という女の子だけは彼と仲良くしてくれていた。そのため彼は孤独ではなかったのだ。
そのため普通の人とは少し違うものの幼なじみと愛犬とそれなりに幸せな日々を送っていた
