何が勲章だよ
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
ちょっと際どい描写があります。
苦手な方はご注意下さい。
「…………」
「なんだよ……。笑えば良いだろ」
周りからしたら、ちょっとした事で殴り合いになった。周りからしたら、物凄くしょうもない事で殴り合いになった。でも俺達からしたら、物凄く大切な事だった。頬は腫れ上がり、唇の端が切れてしまった。けれども後悔はない。
目の前には絶世の美人。抜けるような白い肌と髪。前髪が半面をひた隠し、隻眼を訴える。体色に反して纏っている服は黒かった。ゴスロリ、と言うのだろうか。レースを幾重にもあしらった、丈の短いドレス。女はただ淡々と此方を見据えている。しかし。
「なっ……おまっ…………」
犬歯が印象的な、血を擦った様な唇から舌が這い出た。俺の首を拘束すると顔を近付ける。互いが互いにキス出来る距離。そんな事は君も止めない女は、ぺたりと湿ったそれを押し付けた。舌だとは直ぐに分かった。
舐められている。腫れ上がった顔を、血の垂れた唇を。一心不乱に舐められる。すると痛みが沈静化していく。何事も無かったように。傷など知らないと言う様に。
「なんで……『男の傷は勲章』なんて言葉があるんだろうねぇ? 私には一生分からない言葉だよ」
女は俺から一度距離を取ると、真っ直ぐにそう答えた。顔に怒りは無かった。圧倒的なまでの無が表面を覆っていた。けれども吐かれる言葉だけは、ひしひしと痛みを伴っていた。
「君のご尊顔に傷が着いて、何が勲章だよ」
「…………ごめん」
おくびにも出さないが、内面はきっと憤怒で塗りつぶされている。だからこそ、俺は謝罪の言葉を吐くしか無かった。この綺麗な女に。
「直せる傷にしてよ……」
女の子の設定
実は片目が潰された吸血鬼。
何時も前髪で隠してる。
人の事は直せるけど、自分の事は直せない。
ここからは私の意見が飛び交います。
なんでも許せる方向け。
男の勲章、なんて言葉があるじゃないですか。
あれ、私とっても受け入れられなくて。
傷一つない肌に傷付けて、何が勲章だよって思ってます。
ぶっちゃけ、大切な人ほど怪我して欲しくないです。
喧嘩する位なら逃げて欲しいです。
読者様もあんまり傷とか負わないで下さいね。
心も体も怪我しないのが一番です。
こういう思考になったのは周りのお蔭です。
感謝しなくては行けないですね。
何時かそんな話も書きたい。
(絵師様の話も関わって来るので( º^º; ))
媚び売ってるのは百も承知なので、苦情はオブラートに包んで宜しくお願いします_(._.)_