表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

素晴らしいこの世界の片隅で。

ながいおやすみ

作者: ニチニチ

子供時代。


それは楽しい時代。

遊ぶことが仕事だった楽しい時代。

大人の世界では考えられないほど保護されていた時代。



子供時代に戻りたい。

よくそう言う人がいるけれど。



僕は子供時代に戻りたいと思ったことがない。

もちろん、高校生にも大学生にも戻りたいとは思わない。


別に家庭環境が悪かったとか、そう言う理由ではない。

唯一戻りたいと思うこと。

それは、死んでしまった人に会いたいという動機ぐらい。




大人の世界は素晴らしいと思っている。

子供の時に出来なかったことが何でも出来る。


よく、大人になると可能性が無くなると言うけど、大人になることでも可能性は広がる思う。

子供の時に出来なかったことが出来るかもしれない。




多少のお金と自立が何とかなっていれば大人の世界は最高だ。




コロナ問題。

年金問題。

税金問題。

少子化問題。

汚職問題。

不適切発言問題。

人権問題。

コンプライアンス問題。

地球環境問題。




たくさんの大人たちが、ひとつの場で議論をしている。

難しい顔をしながら、自分のために一生懸命何かを批判をしている。


もしかしたら、選挙権のない子供の気持ちなんて、考えたこともないのかもしれない。

ひょっとしたら、育児を誰かに任せきりの人もいるかもしれない。


今日、迷子になって泣いていた女の子を保護した。

連絡先を持っていたので、助かった。

迎えに来たお母さんは泣いていた。

泣きながら、女の子を抱き締めていた。




とりあえず、今日も酒がうまいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ