BOSS:毒海月ネルリリーリゼ 〜新たな創世〜
あんまり戦闘してないですが、一応ボス戦です。
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘
傘 触 触 触 触 触 触 触 触 傘傘
手 手 手 手 手 手 手 手
触 触 触 触 触 触 触 触
手 手 手 手 手 手 手 手
触 触 触 触 触 触 触 触
手 手 手 手 手 手 手 手
触 触 触 触 触 触 触 触
手 手 手 手 手 手 手 手
触 触 触 触 触 触 触 触
手 手 手 手 手 手 手 手
--ネルリリーリゼ(?) は触手を雑に振るった。
ブンッ!
アオサ「うわっ」ざしゅっ
シェード「ぐふっ」ざしゅっ
アマノウス「ぐわぁぁぁ」ざしゅっ
ドクンッ!
--アオサは生き返った!
--シェードは生き返った!
シオサ「コピー二号入りまーす」
--アマノウスは新しいコピーに避難させられた
シオサ「ママ、大丈夫?」
アオサ「うん。何ともないよ。」
シェード「インフレが激しくてあたし達、取り残されてるの。」
シオサ「そういう事なら……」ごそごそ
[16ターン目]
シオサ「アオサママ、シェードママ、どうぞ娘からの出産祝いです。」
シェード「これは、毒針なのね。」
シェードの手には二本の鉢が淡い光を放っている。
右手には全長130cm のシアン色の光針。
左手には全長80cm のマゼンタ色の光針。
シェード「太さは 0 なのね。スパスパ斬れそうなの。」
アオサ「ねえねえ私には?」
シオサ「ママにはね、新しい赤血球をプレゼントします。」
アオサ「わぁい、嬉しいなぁ」
シオサ「赤血球と私の身体を混ぜる事で、全ての赤血球が全部蜂になるんだよ。」ずりゅっ
アオサ「わーい。シオサ大好き!」ぎゅっ
シオサ「えへへ、ママだーいすき」
シェード「アオサ、ヤツが来るのよ!」シャキン
ネルリリーリゼ(?)は再び触手を振り回す
シェード「蜜蜂流:流粒旋回!」
ぐるん
ザシュン!!!!!
スパーン!!!!!
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘
傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘傘
傘傘 触 触 触 触 触 触 触 触 傘傘
手 手 手 手 手 手 手 手
触 触 触 触 触 触 触 触
手 手 手 手 手 手 手 手
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手 手 手 手 手 手 手 手
触 触 触 触 触 触 触 触
手 手 手 手 手 手 手 手
触 触 触 触 触 触 触 触
手 手 手 手 手 手 手 手
--触手に ω_ω_10000000 のダメージ!!
--触手は消えてしまった。
シオサ「シェードママかっこいい!」
アオサ「ひゅーひゅー!」
『無限を無限回超えた無限』を更に1000万回超えたパワー。
斬れないものは、ほとんどない!
シェード「シオサ、ちょっとやりすぎなの!」
[17ターン目] シェードは人型に翅を生やし、シアン色の針を上段に構える
ネルリリーリゼ「ギュルルルル」うねうね
アオサ「シェード、ルルリエ親子が死なないようにね!」
シェード「力加減が難しいのよ!」
う う う う う う う う
ね ね ね ね ね ね ね ね
う う う う う う う う
ね ね ね ね ね ね ね ね
う う う う う う う う
ね ね ね ね ね ね ね ね
う う う う う う う う
ね ね ね ね ね ね ね ね
う う う う う う う う
ね ね ね ね ね ね ね ね
う う う う う う う う
ね ね ね ね ね ね ね ね
無限本の触手が空間を埋める勢いでやってくる!
シェード「うふふ、新たなアイディアが降りて来るの! 蜜蜂流:虚な針嵐!」
左手のマゼンタ色の針を軽く振ると……
ばすっ!
虚数空間から唐突に飛来する赤い毒針が無限本。
どこからともなく全ての触手に刺さり、触手ごと消滅する。
シェード「攻撃は捌けるのね。」
アオサ「次は私の番だよ、眠れ!」
>ネルリリーリゼ(?)に『睡眠』を付与
ドクンッ!
--ネルリリーリゼは目を覚ました!
アオサ「しまったぁ! 心臓を仕込んだせいで何も効かないよぉぉぉ!!!」
シェード「この心臓、特殊能力にはめっぽう強いのよね。」
アマノウス「あれは宇宙の暴走、本来なら見るだけで心身ともに滅びるような代物……あの親子は助からないのが道理だが?」
シオサ「待ってください。中で何かが起きています。」
[18ターン目] 白い渦の中で娘は目を覚ます。
シェードは針を振り、アオサは死を振りまく。
その間、中ではある変化が起きていた。
▼▼▼▼▼▼▼▼
ドクンッ!
ルルリエ「うぅーん? ハッ! お母さま?」
アオサの心臓の恩恵で、バラバラになって元通りに復元されたルルリエ。
愛しのお母さまがいない!
ドクンッ!
ネルリリーリゼ「うぅーん? ハッ! ルルリエ?」
ルルリエ「お母さま!」ぎゅっ♪
アオサに心臓を仕込まれた副作用で無事に復活したネルリリーリゼ。
ネルリリーリゼ「ああ、私は何という事を……ルルリエ、今まで本当にごめんなさい。」
ルルリエ「お母さま!? 正気に戻ったのですか?」
母に対して心配そうな顔をするルルリエ。
ネルリリーリゼ「ええ、憑き物が取れた気分ですわ。」
ルルリエ「それならお母さま、もう一回ほっぺたちゅうしてくれますよね!」
ネルリリーリゼ「えっ、ええっ!? はわわわわっ!?!?」かぁっ
3ターン前までの痴態を思い出し急に真っ赤になる母。対する娘は不満気だ。
ルルリエ「むぅ、もう一回ナデナデしてちゅうちゅうする必要がありそうですね。」
ネルリリーリゼ「えっと〜ルルリエ? 親子でそんな事はどうかと…」
ルルリエ「えいっ♪」
ネルリリーリゼ「ひゃぁ♪」
▼▼▼▼▼▼▼▼
クラゲ触手は毒液を撒き散らし、勢いを強める。
シェード「シオサ、ずっと捌いていればいいの?」
シオサ「はい。あの2人に任せれば大丈夫です。」
アオサ「即死即死即死ぃぃぃ!!!」
即死という名の存在抹消で触手と毒液を処理し続けるアオサと、
シェード「蜜蜂流:神速渦斬!」
全方位に高速斬撃を放ち続けるシェード。
ルルリエを待つ間に、一通り試し打ちをしようという寸法だ。
[19ターン目] 娘と母は目を閉じて抱き合っている。
ザシュッ!!
ドクンッ!!
親子「「ハッ!?」」
シェードの誤爆で死んで、抱き合ったまま復活する親子。
ネルリリーリゼ「えっとぉ、ルルリエは、そのぉ、私の事をそんな風に……」
ルルリエ「最初はただの母親としてでしたわ。この気持ちに気づいたのはシオサちゃんのおかげです。おかげで自分に正直になれましたわ。」
ネルリリーリゼ「そう……ですか。」
ルルリエ「お母さま、いいえ、ネルリ! 今から貴女の事は『ネルリ』と呼びます!」
ネルリ「ええー!?」
ルルリエ「ほら、ネルリも何かあだ名考えてください。」
ネルリ「えーと、じゃぁ、ルル?」
ルル「はい、ネルリ♪」
ネルリ「はわわっ」かぁっ
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シオサ「もう少しです。あと1ターンほどで終わります。」
アオサ「了解。即死即死ィィ」ザザッ
シェード「この針すごい切れ味なの。」スパァン
アマノウス「(もうこやつらが創造神でよいのでは?)」
[20ターン目] 娘は決意を抱き、母に気持ちを伝える
ルル「ネルリ、結婚しましょう。」
ネルリ「……」
ルル「1人の女性として貴女に結婚を申し込みます。永遠より永い時を、恋人として一緒に過ごしましょう。」
短い沈黙が流れる。2人がどれほど長く感じたかは分からない。
ネルリ「良いのですか?」
ルル「はい。」
ネルリ「私は貴女にたくさん酷い事をしました。」
ルル「はい。」
ネルリ「たくさんの人を傷つけ、クラゲと力と侵略に生きたような狂った人生でした。」
ルル「はい。」
ネルリ「それでも……それでも……」ぐすっ
ルル「では逆に聞きます。ネルリ、貴女はわたくしの顔を見て何を感じますか?」
ネルリ「えっ……と、とても素敵な……えっと……自分の分身のように愛してあげたいと?」
ルル「ふふっ、それなら何も問題ありません。相思相愛です!」
ネルリ「そう、ね。そうなのね。あはは、私たち相思相愛だったのね。」
緊張が解けて笑い声が響く。
ルル「では、誓いのキスをしましょう♪」
ネルリ「………」ごくり
ドクン ドクン ドクン
2人の距離が徐々に縮まる。
ドクン ドクン ドクン
鼓動が早まる。
ドクンッ!
そして………
▼▼▼▼▼▼▼▼
カッ
バァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン
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[ジヒナの船]
ユイキリ「あらあら、空が明るくなったわね。」
ジヒナの船でママと蜂たちが暇を持て余していた。
急に暗くなったと思ったら謎のパワーで全滅したけど、心臓のゴリ押しでなんともない。
ジヒナ「よーし、船直ったよー、って何だこれ?」
ユイキリ「ジヒナは見覚えないのかしら?」
ジヒナ「いやいや私は小〜中規模な宇宙だから、……もしかしてこれ、宇宙誕生かな?」
ユイキリ「あらあら、それにしても明るすぎるわね〜」
ひゅーん
アオサ「ただいまー」
ジヒナ「おっ、おかえりー」
ユイキリ「あらあらアオサ、おかえりなさい。家がなくなっちゃったわよ〜?」
アオサ「ええ〜、えっと、ごめんなさい。」
シェード「アオサ、これは不可抗力なの。」
シオサ「ママさん、パパさん、この度ルルリエさんが結婚しました。」
ユイキリ「あらあらおめでたいわね。」
シオサ「私はあの2人を祝福してあげたい。パパさん、この船を使う許可を頂きたいです。」
ジヒナ「よーし、孫の頼みとあらば喜んで!」
蜂「「「ブゥゥゥゥゥゥン!!!!!」」」
ガチャガチャガチャン!!
ノリと勢いに任せてジヒナの船を改造し、結婚式の準備を済ませる。
アオサ「あ“あ”ー、私たちも結婚式まだだったよ!!」
シェード「そうね、そうね、そうなのね!!!!」
ユイキリ「せっかくだから、一緒に済ませましょう♪」
産まれたばかりの白い宇宙に賑やかな声が響く。
さあ戦いは終わった。今こそ祝福の時だ!
ノリと勢いでここまで来てしまった。これにて中盤のボス戦は終了となります。
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アオサ Lv ω_∞(水)
HP :ω_10000000
こうげき:ω_4
ぼうぎょ:ω_4
まりょく:ω_ω_10000000
せいしん:ω_10000000
すばやさ:ω_4
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シェード Lv ω_∞(風+闇)
HP :ω_10000000
こうげき:ω_ω_10000000
ぼうぎょ:ω_2
まりょく:ω_8
せいしん:ω_10000000
すばやさ:ω_ω_10000000
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アオサは【まりょく】が、シェードは【こうげき】【すばやさ】が超強化されました。