BOSS：海藻メワワーギア ～綺麗な緑藻類～
海藻メワワーギア
ぼうぎょ：ω_3
耐性値 ：ω_5（人間が想像可能なあらゆる事象に対して）
これを貫通するには……？
ここは概念の海。想像力が支配する魔海である。
バチバチバチバチィィィ！！！
３人の人型と１羽のワカメが睨み合う
ゴォォォォ……
潮が渦巻く。
ドゴォォォォ……
海底火山が火を吹く。
時間も空間も質量もない世界で……殴り合いが始まる！
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[1ターン目] まずは普通に殴ってみよう。
--シェードは１億本の毒針でメワワーギアを包む
ガキィィン
--メワワーギアにダメージはない。
--ジヒナは大きな錨を光速より速くぶん投げた
ガキィィィィン……
--メワワーギアにダメージはない。
--メワワーギアは水のブレスを吐いた
ブバァァァァァァ
--アオサは血小板バリアで防いだ
アオサ「無駄だと思うけど一応……赤血球！」
--メワワーギアに「死」を付与
--耐性に弾かれた！
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[2ターン目] このままでは泥仕合だ。何か有効打はないのだろうか
--アオサ達は作戦会議を始めた。
アオサ「はいみんな集合～作戦会議だよ～」
シェード「防御力も耐性も高すぎて何も効かないの。」
ジヒナ「攻撃力は低めらしいが、これじゃ千日手だな。」
--メワワーギアは羽ばたいた
--激しい海流が襲いかかる！！
ガガガガガガガガ
--シェードは闇の障壁で防いだ。
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[3ターン目] 会議は続く
アオサ「パッと思いつくのは、能力アップか、能力ダウンか、合体か……」
シェード「合体!?」ガタッ
ジヒナ「……面白そうだね。」にやり
メワワーギア「ギャーオ」
--メワワーギアはうずまきブレスを放った！！
--海水が渦を巻きドリルとなって襲いかかる！！
ぐにゃり
--ジヒナは時空をねじ曲げた
ズガァ……
--メワワーギアにダメージはない。
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[4ターン目] 敵の攻撃がうっとおしい
ジヒナ「それで、具体的にどうするんだ？」
アオサ「えっと、実は考えてないんだよ。」
シェード「アオサが私の心臓にずぶずぶ入り込めばいいのよ」
ジヒナ「えっ、それはちょっと」
アオサ「なるほどやってみる」
ジヒナ「アオサぁ!?」
メワワーギア「ギャーオ」
--メワワーギアは翼を広げて突っ込んで来た！
ドォォォォン
--毒針とアンカーで打ち返した。
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[5ターン目] さぁ、反撃の時間だ。
アオサ「行くよシェード」
シェード「いつでもいいのよ、アオサ」
「「せーのっ!!」」
メワワーギア「ギャーオ」
ぴひょん
--メワワーギアは『交代』を使った。
--アオサはアオサと交代させられた。
アオサ(?)「えっ？」きょとん
シェード「アオサ？」
アオサ(?)「……えーと、あなた誰ですか？」
シェード「えええええーーーーー!!?」
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[6ターン目] アオサが、アオサの様子がおかしいの！！
ジヒナ「落ち着いて、それはパラレルワールドのアオサだよ！」
シェード「えっと、えっと、別のアオサって事……なの？」
ジヒナ「そうそう、愚者の心臓を貰わなかった方の……綺麗なアオサなんだよ。」
綺麗なアオサ「えっと、どういう事ですか？ 学校はどうなったんです？」
メワワーギア「ギャーオ」
--メワワーギアは水のブレスを吐いた
ゴォォォォ
綺麗なアオサ「きゃぁ！？」
ジヒナ「おっと」ぎゅっ
綺麗なアオサ「えっ、（ママ？）」
○○○○○○○○
一方その頃……
バシャン
いじめっこA「おら立てマザコン」
いじめっこB「弱い魔導士なんて要らないんだよシスコン女！」
アオサ「はぁ？」
気が付いたら『いじめの現場』らしき場所に立っていた。５人の男女にリンチされている図のようだ。なにこれ？
いじめっこC「お前のかーちゃんモンスターペアレント」
いじめっこD「暴力女～」
アオサ「あ"あ"っ"！？」ぎろり
いじめっこ達「「「「「ひぃ」」」」」ビクッ
アオサ「よーし理解した。お前ら全員蜂になれ」パァン
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[7ターン目] ジヒナの母性が反則級なのよ！
ジヒナ「そう、蹴られて、水をかけられて、ママの悪口を言われて、大変だったんだね。」ぎゅっ
綺麗なアオサ「ぁっ……」ぎゅっ
ジヒナ「よしよし、」ナデナデ
綺麗なアオサ「うっ、うえぇぇぇぇん」ずびぃ
シェード「仕方ないの、仕方ないのよ。アオサには母性が必要なの。」ブツブツ
メワワーギア「ギャーオ」
ドガァァァァァン！！
バキィィィィィン！！
シェードとメワワーギアが激しい攻防を繰り広げている。
○○○○○○○○
アオサ「よーしよしよし」ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
とりあえず学校中のニンゲンみんな蜂にしてナデナデしよう。
ニンゲンの時は性格悪かったけど、蜂になれば素直になれるね。
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
この世界のアオサはヘタレらしいから、あんまりやり過ぎると困るだろう。街中を軽く洗脳する程度で自重しておこう。
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
ナデナデ、ナデナデ
なお、時間を止めているので、この間わずか0秒である。
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[8ターン目] ジヒナ、そこ代われなの！！
ジヒナ「落ち着いたかな？」ナデナデ
綺麗なアオサ「んっ……」ふにゃぁ
ジヒナ「よしよし、元の世界に戻すよ～」ナデナデ
綺麗なアオサ「うん……」
ジヒナ「えっと、時空を曲げて～穴を空けて……えいっ」
--ジヒナはパラレルワールドに向かって穴を空けた。
にゅるっ
--……と思ったが、ワカメに阻まれた。
メワワーギア「ギャーオ（プークスクス）」
シェード「このワカメ龍、無駄に頭いいのねッ！！」
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[9ターン目]
シェード「穴を開けると同時にあたしがワカメをどかすわ、タイミング良くやるのよ！」
ジヒナ「わかった。」ナデナデ
綺麗なアオサ「んう……？」ぽけー
メワワーギア「ギャーオ」
--メワワーギアは交代ブレスを放った！
シェード「反称バリア」
--交代ブレスを跳ね返した！
--メワワーギアには効果がない。
ジヒナ「アレ喰らったら不味いよ、カオスだよ…… いや、むしろチャンスか?」
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[10ターン目]
ジヒナ「分かったよ、奴の攻撃と同時に穴を開ければいいんだ。」
シェード「了解なの！」
綺麗なアオサ「ちゅうちゅう」ごくごく
ジヒナは時空を曲げて、器用に授乳している。
メワワーギア「ぐるる……」
シェード「ワカメも警戒しているようね。」
メワワーギア「…………」
シェード「…………」ごくり
メワワーギア「ギャーオ！！」
ドゴォォォォォォ！！
ガァァァァァァァ！！
サァァァァァァァ！！
--海底火山が吹き出し、海水は全方位から圧縮し、陽光はレーザーとなって全てを焼き払う！！
シェード「反……違うわ、毒針よッ！！！！！！！！」ヴゥン
３人の周囲を毒針が埋め尽くす！！
ガガガガガガガガ……
毒針の壁が全てを受け止める！！
ガガガガガがガガ
シェード「今よッ！」
ジヒナ「了解！ 短い間だったけど、楽しかったよアオサ。」
綺麗なアオサ「むぐっ？」ぱたぱた
ひゅーん
綺麗なアオサはパラレルワールドへの穴へ吸い込まれ、元のアオサが戻って来る！
アオサ「あれ？……あー、せっかくの蜂ハーがぁ」
シェード「ちょっとアオサ何やってたのよ！」べしべし
アオサ「ごめんごめん」ナデナデ
シェード「むぅ……」
アオサ「ところでシェード、合体するよ！」
シェード「！ もちろんなの……!? んぅぁー!?」
ずぶずぶずぶ……
アオサはアメーバ状になって、シェードの左胸に入り込んでいく……
プルン
シェードが丸い黄緑色のスライムのようになっていく……
ズボッ、ズボッ
黄緑色の球体から透明な羽が生える。
ズボズボズボズボ
４本の脚が生える。
上の２本は毒針、下の２本は剣を持っている。
きょろっ！
球体に小さな目と口が映る
シェード?「あはは、アハハ、すごいの、すごいパワーなの！！ワカメなんて軽く引きちぎってやるの！！」
ブーン
ぶちぃっ
メワワーギア「ギャーッ！？」
さあ、逆転劇の始まりだ！
あー疲れたー。目が疲れたぁぁぁぁああーーーーー
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綺麗なアオサLv8（水）
HP ：2280
こうげき：98
ぼうぎょ：106
まりょく：98
せいしん：98
すばやさ：98
主な能力
・水遊び
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