おほしさま
タイトル追加しました。
ブゥン……
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--おほしさまが現れた
--すごい重力だ!!
--全てがおほしさまに吸い込まれていく!!
ぐしゃっ………………………
--アオサは死んでしまった。
--シェードは死んでしまった。
--ジヒナは死んでしまった。
ドクンッ!
--アオサは生き返った。
--シェードは生き返った。
アオサ「ちょっとジヒナさん!?」
シェード「退場なのね、もう退場なのね、後で心臓移植なの。」
やはり復活能力は必須らしい。
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眼前に見えるのは、巨大な青白い大地。直径100万km 程度だろうか?(太陽と同じくらい)
アレがジヒナ(前世)を殺した『おほしさま』だ。
先程の吸い込みで、時間も、空間も、あらゆる次元も物質もエネルギーも、宇宙の全てが無くなってしまった。
だが、これで止まらないのが愚者の心臓。
さあ、ここまで来れば理屈は不要! 夢の殴り合いが今、始まる!!
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[1ターン目] 緊張感と高揚感が混ざり合う。
--おほしさまは動かない……
シェード「とりあえず、毒針を飛ばしてみるの。」
--シェードは 1.2E19本(1200京本)の毒針を放った!!
ズガァァァァ……
--おほしさまにダメージはない。
アオサ「ブラッドウェポン!」シャキン
アオサ「蜜蜂流:六角牢!」
--6本のビームと一緒におほしさまはに突っ込む!!
ガキィィィィン……
--おほしさまにダメージはない。
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[2ターン目] 硬い。硬すぎる……
--おほしさまは様子を見ているようだ。
シェード「これでも喰らえなの!」
--長さ300万km の毒針の二刀流だ!
シェード「闇の侵食、耐性ぶち抜くのよ!!」
ガキィィィィン……
--耐性に弾かれた。
アオサ「これ、負けイベントでしょ……」
>おほしさまの『存在』を回収、『死』を付与。
--耐性に弾かれた。
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[3ターン目] ちょっと諦めムードが漂ってきた
--おほしさまはスライムを3匹吐き出した。
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スライム Lvω_1(水)
HP :ω_1
こうげき:ω_1
ぼうぎょ:ω_1
まりょく:ω_1
せいしん:ω_1
すばやさ:ω_1
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ぷるぷるっ!
目と口がついた青くて丸いボールだ。
シェード「とりあえず毒針で死ぬがいいの!」
--毒針の雨が降り注ぐ!!
--スライム達は一生懸命避けている。
--シェードが適格に狙い打つ!!
パァン、パァン、パァン!!!
--スライム達に ω_2 のダメージ
--スライム達は倒れた。
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[4ターン目] おほしさまはプルプルしている。
--おほしさまは巨大スライムを吐き出した!
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巨大スライム Lvω_2 (水+土)
HP :ω_2
こうげき:ω_2
ぼうぎょ:ω_2
まりょく:ω_2
せいしん:ω_2
すばやさ:ω_2
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惑星クラスのデカいスライムだ。
シェード「アオサ、サポート頼んだの!」
アオサ「おーけぃ、赤血球!」
>シェードに『先制行動の権利』を付与。
シェード「毒で死ねなの!!」
--シェードは毒針を2本ぶっ刺した!!
--巨大スライムは防御が間に合わない!!
ぶすっ!!
--巨大スライムは ω_2 のダメージ!!
--巨大スライムは踏ん張った!!
--巨大スライムは毒状態になった。
巨大スライム「ぷるぷるっ!」
--巨大スライムはシェードを飲み込んだ!!
シェード「ふがっ!?」ぱたぱた
アオサ「うわぁ」
--巨大スライムは毒のダメージを受けている。
ドゴォォォォン!!!!!!!!
--巨大スライムは ω_2 のダメージ
--巨大スライムは倒れた。
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[5ターン目] おや、おほしさまの様子が?
ゴゴゴゴゴゴゴ……
バァァァァァァン!!!!!
--全方位に破壊のパワーが放たれる!
--アオサは死んでしまった
--シェードは死んでしまった
バリィィィン
ジヒナの幻影が音を立てて崩れる。
アオサ「どうやら時間切れみたいだね。」
シェード「ジヒナの能力だとここまでのようなのね。」
おほしさまの姿が薄れていく。
シュゥゥゥーッ……
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[船のロビー]
気が付くと、私たち3人は船の出入り口にいた。
ジヒナ「………」ずーん
ジヒナは机に突っ伏している。出落ちした事を気にしているようだ。
アオサ「ジヒナ、おつかれ~」
ジヒナ「うう~、君たちすごいんだね。」
アオサ「私がすごいっていうよりこの心臓が反則級なんだよね。」
シェード「ジヒナ~、心臓移植の時間なの~」がしっ
ジヒナ「はぅっ!?!?」びくぅ
シェードちゃんがジヒナの肩をがっしり掴む
シェード「この世界のバケモノ達と殴り合うには蘇生能力が必須だとおもうの~」ゆさゆさ
アオサ「じゃじゃーん、しんぞうアメ。これを食べるだけで心臓移植が完了してしまう不思議なアメなんだよ!」にっこり
ジヒナ「うわぁ……」
赤黒いアメがピクピクしている。
ジヒナ「これを食べると……アオサ達みたいに戦えるようになるのか?」
シェード「そうよ、そうよ。」
アオサ「ちょっと人格が歪むかも知れないけどね。」
ジヒナ「ふふっ、そんなの今更だね。」ぱくっ
ジヒナは深く考えずに食べてしまった。
ジヒナ「んー(………アオサの味がする。)」ちゅくちゅく
ジヒナ「うーん、なんだか違和感が……」すりすり
ジヒナは左の胸のあたりをさすっている。
アオサ「これで心臓移植ができたはずだよ。」
シェード「うふふ、すぐ慣れるのよ。」
ジヒナ「ふふふ、なんだかここにアオサがいるみたいだね。」すりすり
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シェードちゃんによる心臓レクチャー
シェード「まず、心臓には3つの機能があるの。」
シェード「まずは復活ね。どんな悪い状態もなかった事にできるのよ。」
ジヒナ「えっ、それめちゃくちゃ強いんじゃ……?」
シェード「そうなのよ、そうなのよ! でも、自殺や発狂なんかはできないから気を付けるのよ。」
ジヒナ「さらっと言ったけど、相当タチの悪い呪いだよねそれ。」
シェード「2番目は心臓が本体になった事ね。脳や手足がなくても問題ないのよ!」
ジヒナ「軽くホラーだよそれ。」
シェード「3番目は"心音センサー"よ。心臓を使うとあらゆるモノが見えるのよ。」
ジヒナ「あらゆるモノっていうと?」
シェード「今までは物質を感知する程度の認識だったけど、想像力次第で色々分かるみたいなの。」
ジヒナ「想像力かぁ」
アオサ「えっ、そうなの?」
シェード「アオサは想像力が足りないから持て余してるのよ。」
アオサ「おぅふ……」
シェード「ほら、早速やってみるのよ!!」
ドクンッ!
???「ギャーオ」
「「「なんかいる!?」」」
心臓レクチャーもっと早くしとけばよかった。
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ジヒナ Lvω_1→ω_2(光+闇)
HP :∞→ω_1
こうげき:∞→ω_1
ぼうぎょ:∞→ω_1
まりょく:ω_1→ω_2
せいしん:ω_1→ω_2
すばやさ:ω_1→ω_2
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