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エピローグ

[首都ルミエール]


「……ここがルミエール」

 やっと着いた。船に乗って大陸を渡り、セイクリッド王国の首都ルミエールまで辿り着いた。

 私が居た里からすれば、人は多い。ただ自然が少ない気もする。元々、私は里から出るつもりは無かった。でも私を立派な魔導師(ソーサラー)にさせようと、おじいちゃんが無理難題を吹っ掛けてきたせいでこんな遠くまで来る羽目となった。

 おじいちゃんが吹っ掛けてきた無理難題は、一つ。


・世界を旅して一人前の魔導師になること。

・それが出来なければ、里の一番の実力者と結婚すること。


 自慢じゃ無いけど、そもそも私に魔法の才能は無い。皆無ではないけど、里の中で一番覚えが悪い。なんで、そんな私を一人前にさせようとするのか。全然理解できない。それに里の人間と結婚しろなんて、無理矢理すぎる。私にも選ぶ権利ってのがあるのよ。でもこのまま帰っても、怒られた後に結婚させられるしな……怖いしな……どうしよう。

 そうだ! 適当な理由を付けて帰れば良いんだ。よし、まずはその理由を見つけよう。あと、男。うん、決めた! さて、それにはまず行動に移らなきゃ!

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