第1章 奥義伝承
俺の闇彫師人生とは…?
俺の生業は…江戸時代から続く闇彫師の六代目堀元彫次。親父である五代目闇彫師堀元富士雄が大嫌いで、絶対⤴闇彫師になんかなりたくなかった!反抗期だった15歳の夜…!
親父の堀元富士雄の仕事場の前を通ると…!なぜか…?俺の身体に電流が流れ⤴その場から立ち去ることは出来なかった。ドアを少し開けて覗いてみると…?音楽劇ショパンとサンド~愛と哀しみの旋律が流れる中で、親父が自らの腕に海面から飛び跳ねる鯱を、鬼の形相で彫っていた!!
その日の夜…?
俺は夢を見た⤴それは…!?
親父が音楽劇ショパンとサンド~愛と哀しみの旋律の流れる中で、俺の背中に天使の羽根と髑髏彫ったのである…!
悪夢だ…とてつもない悪夢だ…!
魘されて⤵眼が覚めた俺は、バスルームで上半身裸になると鏡に写る背中を見たのだか…?そこに天使の羽根と髑髏の彫り物はなかった……!
しかし…その次の日?
とんでもない事が起こった!
深夜に眼が覚めた俺は…!異常に汗を掻いていたので、バスルームに向かった!
電気も付けずに上半身裸になると…?俺の背中にあろうはずのない彫物が浮かび上がる!
それは…天使の羽根と髑髏だった!
「ななななんだ…?」
暗闇の中で妖しく光る彫物!それは、昨晩見た夢で親父が俺の身体に彫っていた…!しかし?それは夢の中での事だったはず…!一体どうして…?
突然肩越しに声がする!
「彫次…!」
「この!クソ親父!俺の身体になにおしたぁ〜!?」
「お前もこれで六代目を襲名した!その闇彫物は、我が堀元家に伝わる闇彫り⤴と言って、先祖代々伝わる奥義伝承だ!」
「ちくしょう〜!俺の身体を返せ…!」
俺は親父に飛びかかって行った!
To be continue.




