表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/538

あけちけの朝

 俺の名前は明智開(あけちかい)

 世間(せけん)からは《探偵王子(たんていおうじ)》と()ばれる高校二年生だ。

 ただし学校ではそのことは秘密(ひみつ)にしている。普段(ふだん)探偵(たんてい)として、放課後(ほうかご)探偵事務所(たんていじむしよ)()ごす、優等生(ゆうとうせい)。自分で言うのもなんだけど、成績優秀(せいせきゆうしゆう)頭脳明晰(ずのうめいせき)運動神経(うんどうしんけい)だっていい。ついでに、ルックスもいい。


 これは、そんな(おれ)(おく)日常(にちじよう)のお話。


挿絵(By みてみん)

明智開 イラスト(2019-02-04追加)



 明智家(あけちけ)にて。

 ある春の日。

 お(ちゃ)()で、(おれ)(いもうと)花音(かのん)(なら)んで朝食を食べているときのこと。

 くせ毛の少年がお茶の間に入ってきた。

「おはよう」

「おはよう。(なぎ)ちゃん」

 俺と妹に挨拶(あいさつ)されて、(なぎ)と呼ばれたくせ毛の少年が()ぼけまなこで手をあげた。

「うん、おは~」

 凪は、俺と同い年の高校二年生だ。

 こいつも顔立(かおだ)ちはいいのに、いつもやる気ない表情(ひようじよう)をしているせいで到底(とうてい)美形(びけい)に見えない残念(ざんねん)なやつなのである。()も俺と同じなのに猫背気味(ねこぜぎみ)だし、もっとシャキッとしてほしいものだ。

 うちは()りごたつだから、凪も(こし)()ろして()りごたつに足を入れる。俺から見て右側(みぎがわ)斜向(はすむ)かいの(せき)だ。

「いただきます」

 凪は目を閉じたまま俺のお味噌汁(みそしる)を手に取り、ずずーっとすすった。

「うま~」

「おい、凪。それ俺のお味噌汁(みそしる)だぞ」

「そっか。じゃあ()わりにぼくのあげる」

 凪は俺のお味噌汁をすすって、ふうとまったりと息をついた。

「サンキュー。て、いらないよ。まったく、ちゃんと起きろ」

 花音(かのん)はそんな凪を見て笑った。

「あはは。凪ちゃんは相変わらずだね」

「本当に(こま)ったもんだよ」

 と、俺はため息をつく。

 凪はお味噌汁(みそしる)をテーブルに置いて、

「ほんと、まいっちゃうよね~」

「おまえの話をしてんだよ。俺といっしょに(あき)れるな」

 やれやれ。凪にはこっちがまいっちゃう。

 花音は俺に向き直って聞いた。

「ねえ、開ちゃん。いまから(せき)立つ?」

 俺は凪の味噌汁(みそしる)を飲み()して答えた。

「言っとくけど、花音の歯ブラシは持ってきてやらないぞ」

「そんなー。わかってるのにひどーい。お兄ちゃーん」

 そんな妹を無視(むし)して俺は立ち上がり、歯ブラシを取りに行く。(あきら)めた花音も渋々(しぶしぶ)立ち上がってついてくる。


 ここで、花音の紹介(しょうかい)

 花音は、髪型(かみがた)は短めのツインテール、兄妹なだけあり俺といっしょで目鼻立(めはなだ)ちがはっきりしている。俺より四歳(よんさい)下でいまは中学一年生。花音は兄である俺のことを、開ちゃんだったりお兄ちゃんだったり、統一感(とういつかん)なく()ぶ。特に凪といるときは開ちゃん呼びが多いかな。


挿絵(By みてみん)

明智花音 中学の制服姿 イラスト(2019-02-09追加)



 さて。

 俺と花音が歯ブラシ片手(かたて)に洗面所から(もど)ってくると。

 凪は目を閉じままのほほんとお茶をすすっていた。

「あ、お父さん」

 花音がお父さんを見上げると、お父さんは軽快(けいかい)片手(かたて)をあげた。

「おう」

 お父さんはもう朝食も終えて、あとは出かけるだけだ。さっきまではトイレに行っていたのである。

 来るなりお父さんは俺たち三人を見回して、

「そういえば、(かい)はこの前テストの成績(せいせき)よかったんだって?」

「まあね。数学は97点だったよ」

「おお! すごいな。さすがはオレの息子」

 勉強が苦手(にがて)だった父親(ちちおや)が言うセリフとは思えない。

 うちのお父さんは勉強より運動が得意だったタイプで明るく快活(かいかつ)面倒見(めんどうみ)もよく人付(ひとづ)()いも得意(とくい)。だけど、ちょっと(あつ)かましいところがあり、言い換えれば誰とでもフレンドリーに(せつ)することができるのが美点(びてん)だろうか。眉毛(まゆげ)が太く顔はちょっと()い。

 お父さんは、今度(こんど)は凪と花音を見て、

「それで、凪と花音はどうだったんだ?」

 凪は苦笑(くがわら)いを()かべる。

「ぼくに聞くー?」

「あたしにも聞かないで」

 花音も()げるように明後日(あさつて)方向(ほうこう)を向く。

「二人(とも)、開を見習(みなら)ってちゃんと勉強しないとダメだぞ」

「もう、(あつ)かましいなぁ」

 ため息交じりにつぶやく凪に、花音が小声で注意(ちゆうい)する。

「凪ちゃんっ」

「ほよ?」

 凪は花音を見返すのみである。



 ドンドンドン!

 これはドアを(たた)く音なんかじゃない。

 お母さんが走ってきた音だ。母の名誉(めいよ)のために言っておくと、母は(けつ)しておデブさんではない。確かに最近また太ったとか言ってたけど、デブではない。ただ音が立ちやすいスリッパを()いているから余計(よけい)そう聞こえるのだ。

「余計そうって言ったら、一応(いちおう)太っていることにならない?」

「凪、俺の心の中まで読むな」

 テレパスか。

「ぼくたち一心不乱(いつしんふらん)だしいいじゃないか」

「それを言うなら一心同体(いつしんどうたい)だ。そもそも(だん)じて俺とおまえは一心同体じゃない」

 いや、そんなことはどうでもいい。

 お茶の()に来るなり、お母さんは(あわ)てたように言った。

「ねえ、みんな。お父さんのお弁当箱(べんとうばこ)がないの! みんなは知らない? さっきまではあったはずなのよー」

 お父さんは急に身体ごと(かま)えるようにして、あからさまに(おどろ)いた。

「え!? なんだって? どうすればいいんだ。チラ」

 と、俺に視線が向けられる。うぜー。

()くし(もの)なんて、探偵(たんてい)じゃないんだし簡単(かんたん)に見つからないわ。チラ」

 お次は母がこっちらを見てきた。

 ついに、花音と凪が()()ちをかけるように言ってきた。

「開ちゃん、探偵王子なんでしょ!? 見つけてあげなよ」

「そうだよ。探偵王子にしかできないことだぜ? よっ、探偵王子!」

「探偵王子!」

「探偵王子~」

 お父さんとお母さんまで(あお)ってきた。

 なんだかとても鬱陶(うつとう)しいんだけど、無視(むし)できそうもないみたいだ。普段(ふだん)は俺が探偵をしていて探偵王子と呼ばれていると言っても遊びかなんかだと思ってるくせに、こういうときだけ調子のいいことを言う現金(げんきん)な人たちである。

 やれやれ。

 俺は立ち上がって、

「わかった、わかったよ。探すから」

「頼んだ! 探偵王子!」

「さすがわたしの息子!」

「お兄ちゃんがんばれー」

「探偵王子はおだてに弱いんだから」

 そう言ってやれやれと手を広げる凪。

「俺はおだてられたから探すわけじゃねーよ! みんながやかましいからだよ。お父さんもお母さんも(こま)ってるみたいだしさ」

親孝行(おやこうこう)息子(むすこ)だ! なあ、美穂子(みほこ)

 ちなみに母の名前は美穂子(みほこ)という。さらにちなみにいっておくと、父の名前は秀行(ひでゆき)だ。

「そうね。本当にいい子に育ってくれてお母さんうれしい。開ちゃん、わたしに()美形(びけい)になったし言うことなしだわ」

 こっちから言いたいことは山ほどあるけどな。

 しかし母がこう言う通り、俺は母親似(ははおやに)だ。俺が白皙(はくせき)の美少年なのもこの人の遺伝子(いでんし)のおかげが大きい。また、もし俺を自意識過剰(じいしきかじよう)だと思う人がいたら、それもこの人の遺伝子(いでんし)のせいだと思ってほしい。

「とにかく、いまは朝で(いそが)しいんだ。さっさと探そう」

「そうね。探偵のクラブ活動? だかなんだかで(きた)えた(うで)で、ぱぱっと解決(かいけつ)お願いね」

 こちとらクラブ活動じゃなくて本当に探偵やってんだよ。


 さて。

 俺は状況確認(じようきようかくにん)のために、お母さんに聞いた。

「まず、お弁当箱はいつなくなったの?」

「死んだみたいに言わないでっ」

()くなったって……。そっちじゃなくて、いつ()くしたのか聞いたんだよ」

 本当に天然(てんねん)だから困る、うちの母親は。

「えーと、確かお弁当作ってるときはあったんだけど……」

 ないと()められないからな。

「なくなったのはついさっき、わたしが目を(はな)してるときだったわ」

「つまり、お弁当が完成するまであったってことか」

「おっ! お兄ちゃんの推理(すいり)が始まるね。まさか、もうわかっちゃったとか?」

 (あお)ってくる妹は無視。

 いや、待て。

 ちょっと(ひらめ)いたことがある。

 俺は母親の()いているスリッパを指差(ゆびさ)した。

「そのスリッパに秘密(ひみつ)がある」

「スリッパ?」

 母と花音が小首をかしげる。

「そう。そのスリッパは、お風呂場(ふろば)での作業(さぎよう)をするためのものだ。ビニール(せい)のスリッパだね。これは普通(ふつう)、お風呂掃除(そうじ)などでお風呂場に入らないと()く必要もないものだ」

「つまりお兄ちゃん、お母さんがお風呂場に入ったってこと? お風呂掃除は朝からしなくない?」

「うん。うちでは朝から風呂掃除はしない。でも、浴槽(よくそう)()まった水を()み取って洗濯(せんたく)に使うでしょ? そのとき()いたスリッパをそのまま()いてしまっていた。それは、(いそが)しくて()ぐタイミングを忘れていたからだ」

「おー」

 と、お母さんと花音が声をそろえて感心した声を上げる。

 俺は推理を続けた。

「うちのお母さんは、なんでも並行(へいこう)して同時(どうじ)にいろんなことをやろうとする。だから、お弁当箱におかずを()めているときに洗濯(せんたく)のことが気になってそっちに関心がいってもおかしくない。さっき俺が洗面所を見たときはお弁当箱がなかった。したがって、お風呂場の中にまで持っていってたってことになるのさ」

「お兄ちゃんすごーい」

「開ちゃん、名推理(めいすいり)

「やるな、開」

 花音、お母さん、お父さんと三人そろって拍手(はくしゆ)する。

「まあ、これくらいの推理なんてことないさ」

 QED。証明終了しようめいしゆうりようだ。


 タタタタッと花音がお風呂場に走って行った。

 しかし。

「お兄ちゃーん! お風呂場にお弁当箱なかったよー」

「あれ?」

 そんなはずはないのに、どうして……。

 ここで、ひとりのんびり朝食を食べていた凪が、朝ごはんの味噌汁(みそしる)()()して言った。

「ふぃ~。美味(おい)しかった。ごちそうさま。そういえばお母さん、今日はぼくのお弁当(べんとう)もサンキュー。ありがたくいただくよ」

 バッとお母さんが振り返る。

「え? 凪ちゃんのは作った(おぼ)えないけど」

 そういうことか。(たし)かに、凪に弁当を作る必要はまったくもってない。

 凪はつまらなそうにぼやいた。

「なんだ。ぼくのじゃなかったのか」

当然(とうぜん)でしょ。あれはお父さんの分なんだから」

「へいへい。じゃあ持ってくるよ」

 だるそうに立ち上がり、凪は玄関(げんかん)に行ってバッグを(あさ)り、弁当箱を持ってきた。

 お父さんは(おこ)りもせずに受け取ると、楽しそうに凪の背中(せなか)(たた)く。

「凪が持ってたのか! 人騒(ひとさわ)がせなやつだな。こいつ~! アハハ!」

「ほんと人騒がせだよね。ははは」

 と、凪が頭の後ろをかきながら()れる。

「おめーのことだよ」

 俺は小声でつっこんだ。

 なんてバカバカしいんだ。

 ため息をついて俺も自分の出かける支度(したく)をしようとすると、(かな)しそうな顔で花音が俺を見ていることに気づいた。

「な、なに?」

「お兄ちゃん、可哀想(かわいそう)……」

「花音……」

 そうか。この心優(こころやさ)しい妹は、みんなに振り回される俺の苦労(くろう)をわかってくれるのか。

 俺が感動して目頭(めがしら)が熱くなったとき。

 花音は視線(しせん)をそらしてつぶやく。

「開ちゃん、探偵王子っていう(わり)になんの活躍(かつやく)もできなかったんだもん……。推理間違(まちが)えたし」

 俺はジト目になって、そっと言い返す。

「俺の出る必要もないくだらない茶番(ちゃばん)だったからな。つーか、推理はさせてもらえなかったようなもんだ。俺はおまえらに(から)まれたことのほうが自分で可哀想(かわいそう)だと思うよ」

「お母さん、開ちゃんがクラブ活動で(きた)えた推理楽しみにしてたのに」

 と、お母さんも残念(ざんねん)そうに()らした。

「だからクラブ活動じゃなーい!」

 はあ。

 俺は(つか)れて、ため息とともに(かた)を落とした。

 凪はそんな俺の肩に手を置いた。

「開、そんなに落ちこぼれるなよ」

「それを言うなら落ち込むな、だろ? 人をダメ人間みたいに言うなっ。そもそも、おまえのせいだろ?」

 いつの間にか支度(したく)完了(かんりよう)したお父さんは、会社カバンを持って俺たちに手を振った。

「とはいえ、一件落着(いちけんらくちやく)だ。それじゃあ行ってくる! おまえたちも(いそ)げよ。遅刻(ちこく)するんじゃないぞ」

 そんな父に母が言う。

「お父さん、早くしないと電車に(おく)れるわよ。これじゃ遅刻(ちこく)じゃない」

「なにー!? どこも一件落着じゃないじゃないか! いってきます!」

 お父さんは大慌(おおあわ)てで()()を飛び出した。

「いってらっしゃい」

 と、俺たちは父を見送った。

 すると今度は花音がバタバタ(あわ)てて、バッグを(かた)()()けて、

「あたしも遅刻(ちこく)しちゃうよ! じゃあね、いってきます!」

 また、俺たちはいってらっしゃいと見送る。

 花音は今年から中学生になったから、いまは自転車通学(つうがく)なのだ。家を出る時間も俺よりちょっと早い。



 それから五分後。

 ちょうどいつも俺が家を出る時間になった。

 そろそろ行こうかと思ったとき、おばあちゃんが()きてきた。

 明智家(あけちけ)では、おばあちゃんはいつも夜遅(よるおそ)くまでテレビを()ているテレビっ子なので、平日(へいじつ)は起きるのが一番遅く、このおばあちゃんもかなり天然(てんねん)なのだ。うちで一番かもしれない。小さくてころっと丸い、メガネをかけた(やさ)しいおばあちゃんだ。

 ちなみにおじいちゃんは俺が中学一年生――つまりいまの花音くらいのときに他界(たかい)したので、おばあちゃんはいまでは明智家(あけちけ)で一番の長老(ちようろう)だ。


 おばあちゃんが起きてきたから俺が「おはよう」と挨拶(あいさつ)をする。

 凪も「おはよう」と言ったが、おばあちゃんは凪を見て、目を細めてつぶやく。

「誰だっけ?」

「ぼくだよ、凪」

「あー。あ? あー。そうそう、思い出した。あのときの。ああ、そうだった。うん。その(せつ)はどうも」

「こちらこそだよ」

 なんか凪が()()わない会話を始めそうな雰囲気(ふんいき)だったので、俺は家を出ることにした。

「じゃあ俺もいってきます!」

「いってらっしゃい。凪ちゃんも行きなさーい」

 お母さんに言われて、凪は「ほーい」と返事をする。

 そして、俺と凪はそろって家を出た。

 玄関(げんかん)を出て、家の(もん)を出る。

 俺は右に()がり、凪が左に()がった。

「それじゃ、開。ぼくはこっちだから」

「ああ」

 凪とはここで(わか)れた。

 なぜなら、俺たちは通っている学校の方角(ほうがく)反対(はんたい)だからだ。

 俺の友人(ゆうじん)――柳屋凪(やなぎやなぎ)は、俺に手を振ると昭和(しようわ)のマンガの主人公みたいに食パンを(くわ)えて走り出した。

「あいつ、さっき思いっきりうちで和食(わしよく)を食べてなかったか?」

 突然(とつぜん)、凪が振り返ってパンを口から取って言った。

「開、放課後(ほうかご)また探偵事務所(たんていじむしよ)に行くからねー」

「そうかよ」


 実は、凪は少年探偵団しようねんたんていだんのメンバーなのだ。

 探偵(たんてい)の俺に(たい)して、あいつは情報屋(じようほうや)をしている。

 なので、いつも俺の(はたら)く探偵事務所に遊びに来るのだ。

 家にも探偵事務所にもやってきて()きまとう、自称(じしよう)「開の相棒(あいぼう)」なのである。

 その実態(じつたい)はただのトラブルメーカーなんだけど、本当に迷惑(めいわく)なことだ。


 また走り出した凪の背中(せなか)を見て、俺はぽつりとつぶやく。


「そもそも凪のやつ、朝からうちになにしに来たんだ?」


 あっといけない。

 すぐに(われ)に返って時間を確認する。ちょっと急がなきゃ。

 俺は学校に向かって走り出した。





イメージイラスト


挿絵(By みてみん)

柳屋凪 イラスト(2019-02-06追加)


挿絵(By みてみん)

イラスト(2018-01-12追加)



挿絵(By みてみん)

イラスト(2018-01-19追加)



2018/5/9 ルビ振り直しと改稿しました。今後、ルビ振りのされていない話をちょっとずつでも修正できたらと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ