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来来スイング10  作者: ともピアノ
1/1

来来スイウング10

「へっへっ、ぐずん、ぐーずん、んうーうーー

へっへっへっ、くしょん。うーうーーうぐずっ、」


「かちゃー、泣くなよ、かちゃーのせいじゃない」


「そうだよ、今日は天気が悪かった、気にするなよ」


「ほらほらー、後準備して帰るよーー、雨だからって

容赦しないよ、後で、公園に集合だーーーーーー」

「お母さん、かちゃー・・・」

「オィッ、試合中は、監督だーー、ほれっ、カツサンド食って、また、頑張るさ、皆んなも、忘れず持ってけよーーー、願掛けだ、願掛け」

「えっーーー、監督、タイミングッ」


少女野球の練習試合に負けて、ピッチャーのかちゃーが

泣いて、チームメイト達が、慰めている。

かちゃーの母の監督が、皆んなに、願掛けだと言って、

何時ものカツサンドを、渡していた。

その日は、急に雲行きも、そっちのけの雨模様が、来て、雨がふりだしていた。


「泣いてやいないよ、雨が、雨の、雨に濡れたから、

咳したはずみで、目がしょぼしょぼしてるのーーー」

かちゃーは、目を擦って、憎らしく空を見上げている。







「オィッ、コラッーーーーーー、またかーーーー」

「先生ーーーーーーコワイよーー、怒ったら怖い顔が

ますます、鬼みたいになるよーーー」

「ナリコーー、先生じゃ無く、パパだーーーーー

何度、説明させるんだ、いいかーーーー、雨を降らせるには、先ずは、空気を操作と言うか、空様にお伺いして、

雨粒の為の水蒸気をだな、ホラッ、あの川から集めて、

そして・・・・・・雲を選んで・・・・・風を選んで

と、色々、お伺いが、順番が、神様忙しいんだからな

あーーー、また、オジイに・・・・・・それじゃ、しっかり、練習しろよーー・・・って、パパは、鬼様だーーーーーー、カミナリが係のな、しっかり、しろよ、我が、娘よ」


地上から、高い、高い、高い所から、怒鳴り声が轟いて、泣き叫んだ、声が、地上へカミナリに成り落ちていた。

けして、地上には上界で、起こっている断末魔までは行かないが、上から下へは、落ちやすい物と言う巡りか

ナリコは、地上のひとつの川の近くに落ちていた。



かちゃーは、何で、ピッチャーなんか、やってるのよ

皆んなに、迷惑掛けてばかり、3点、3点に抑えれば、

皆んなが、あんなに、頑張って、9回に、ツウアウトから

振り逃げで、ランナー1塁、ライトオーバーで、ランナー1、3塁、後2点取らないと3対1で負けて仕舞う、センター前ヒットで、1塁手が、必死に走って、同点まで、言ったのに

9回裏ツウアウトで、かちゃーの、ヨロヨロド真ん中ストレートをホームランされて・・・負けちゃった。

監督にピッチャーを、変えてもらう事に、言わないと、

願掛けだっ、なんて、かちゃーが、こんなじゃっ、カツサンドなんか、意味ねぇーーーーーーーーー、川に、捨てて終わりにしよう。」



「あれっ、待ってーーーーーーー、ぐず、ぐず、ぐっずうん」


「えっ、何て、あなた・・・だーれ」


「あう〜、れっ、うっ、ん〜いい」


皆んなと、別れて川でひとりで、泣いていた、かちゃーの前に、1匹1体の、何時、生えたのか、頭の1部が尖って見えるのか、頭の頭頂部辺りにツノの様な物が有る物がいる。

髪は肩まで掛かる紫色の髪で、肌は薄緑色の艶のない黄色

ランニングシャツのお腹が、見えるまでの長さで、パンツに似た薄黄色半ズボンを履いて、裸足の、子がいた。


「あなたも、泣いてたの、これっ、いる〜」


「ぐずん、ぐっずうっ、うんうん」


かちゃーの向こう側、5m位の所から、その子は、瞬きする

より、少し遅いまで、かちゃーから、カツサンドをもぎ取って、食い付いた。

かちゃーは、今いる場所から、1歩も、動いていなかった

かちゃーには、風が、身体をすり抜けた様に感じた。


「あっ、あのうー、おいしいー、もっとあるよ」

かちゃーが、少し怯えながら、残りのカツサンドを

バックから出して、その子に渡そうと、準備していると


「ほ〜し〜いー、くれっーーー、あーーーあ、

な、なっ、な、なっ・・・・・・・・・」


と何処からか、幾つも声がしたかと思うと、いっせいに、

何かが、かちゃーの身体をすり抜けて一緒にカツサンドも

消えていた。


「あーーーーーーーーーりゃーーー」

と、かちゃーには聴こえた。



かちゃーは、深呼吸して、後ろを振り帰った

そこには、大きな目に薄緑色のキラキラ輝く眼球が、

口の中がいっばいに膨らんだほっぺの幼顔と小さく聳えるツノがあった。


「もーーー、もーーー、ん〜、もーーーー」


その子は、かちゃーに、カツサンドをもっとくれっと

すがる様に言ってる様にかちゃーに見えた。



「オニ、さんかな、頭、ツノだよね」

かちゃーが、頭の頭頂を触って、話し掛けている


「・・・オニ・・・ツノ・・・コーー」


「そうっ、オニさんだね、オニちゃんだね」


「あたし、かちゃー、ヨロシクね」


「・・・コー・・・ナーーーリーーー・・・コー」


「コナリコ・・・ナリコちゃん、かな」


「・・・ナリちゃん、ナリちゃんだね」


かちゃーとその子は、かちゃーが出した手をただ

2人で結んで、うな頭突きあっていた。



そして、2人して、会話も通じないまま、話し合った。




「かちゃー、野球やっていて、ピッチャーなんだ」

「お父さん、コワイねぇ〜、怒ると、鬼みたいに、へ〜」

「かちゃー、野球は、シュギョウかー、ナリは、パパに落とされて、シュギョウチュウ」

「野球は、好きだからやってるよ」と


それから、よく、2人で、カツサンドを食べて、お互いの

心が、通じ合う様になっていった。









「カツサンド行くかーーーーー」


「マミーー、タイミングっ」


「すいませーん、タイム、タイムお願いします」

川沿いの球場広場で、チームマミンと強豪チームが、練習試合をしていた。

普段ならそこそこの相手との試合で、こうも苦戦は起きないが、強豪チーム相手の為と、バッテリーの計算違いの為

5回まで、5対0で、負けていて、何時もの微妙な監督のタイムで、願掛けのつもりなのか、タイムを要求しようと考えている所で、監督のマミが、声を張り出して、対戦チームの監督と、主審をやっている子にタイムをお願いしている。




「監督ーーーーーーー、今かっ、ヨッシー、食べ食べ、

な、何か、あるー、作戦、作戦、どうする、やばいぞー」

とチームの皆んなが、声を掛けしながら集まって、円陣を組んで、急いで、カツサンドを食べて、監督と話し合っている。







作家さん、作家さん、此れは、ヒソヒソ話しだから

かちゃー達には聞こえてないと思って言うけど、聞こえてますかーーーーーー作家さん


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


コイツは、無視だな、まあっ、別の作品の模索中で、

集中していて聞こえないふりしてるのか・・・情け無い。


まあー、そう言う事で、マミフェイスの舞美として

詳しくは、来来スイウング7の場面の続きなので、そちらを読んでから、先を進んで欲しいと頭下げています。

舞美フェイスからも、その方が、良い気が、します。

なになに、チームマミンからもお願いしますっと。

すいません。作家さんが、キャラクターを作成しようと

必死の為だと、頭下げています。シツコイね。


作家さんって、すいません、この支離滅Zな、物語を書いてるヤツです。今の登場人物、舞美、あのお方、聡、が、

作家さんの物語に納得いかず、各々のやりたい放題に、色々動き出していている所です。意味不明ですが、そんな感じです。

















此処からは、勝手ながら、来来スイウング7を読んでくれたと言う定で、行きます。

来来スイウングをこんな支離MEZな物語を物語に付き合っている方様は、知っているから、早くですね。

それでは、わたくし事、舞美が、舞美のフェイスが、

フェイス舞美が、・・・昔好きだった、◯◯◯ーマミに

似てるな〜、何、舞美は、◯◯◯ーマミなんて知らないよ

やばいぞー、作家さんが、作家さんの憤激が、始まっている。

舞美は、舞美フェイスは、作家さんに、憤激されてなるかーーーーーー

それにしても、この世界は、舞美が、作家さんの物語から

逃げて、決して逃げてないーーー、訳も分からん、設定の物語の中のカラス星に、舞美を無理やり連れて行こうとして、舞美は、舞美の物語を、舞美の来来スイウングを作ろうと、飛び込んだ世界で、舞美が、勝手に動き出した世界の筈だのに、はぁっーーーーーー、舞美の姿が、存在してるのーーー、いいじゃん、舞美のフェイスて、喜んでただらう、喜んでたーーー、何、作家さんが、舞美のフェイスの状態の口で、操作なのか、伝って、話して邪魔してる。

やばい、作家さんの憤激が、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、進撃が、襲ってくる。

まさか、まさか、まさか・・・

・・・・・・・まさか・・・止まっている。

グアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー皆んなが、止まっている。




かちゃーが、ダッチも、ポーズン、メンカラ、ユーチュン、リョウリン、カラセン、アルゴーゼ、ペーランが、円陣を組んだまま、カツサンドを口にくわえたまま止まっている。

監督のマミンも、口を開けて、止まっている。


そして、ベンチの所で、舞美のフェイスだけが

舞美のフェイス、かちゃーの、ノート、だけが

ページを開いた状態で、上下に、ノートだけが

動いている。


進撃だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

進撃が、始まっている。

もう、舞美のフェイスは、舞美は、飛び込んだ、作家さんから、逃げて、逃げ・・・もうーーーーーー逃げました

作家さんから舞美は、逃げましたーーーーーー逃げました

その逃げた世界で、舞美は、まだ、まだ、何も活躍して

いない、・・・くっ、くっ、くっ、悔しいーーーーーー

あんな、大口叩いて置きながら、何も出来ない。

映画監督みたいな事やったりしたが、そんな事が、したかった訳じゃ無い、舞美は、舞美は、舞美の来来スイウングを求めて進んで、訳も分からない高層ビルから、飛び降りて、そうすると、やっと掴んでたと、舞美は進んでいると

思ってたにーーーーーーーーー、舞美は、舞美は、ただ

・・・作家さんの・・・の中で・・・・・・・・

このままでは、この世界も・・・・・・・・・


舞美、舞美は、舞美ーーーーーー、その声は


舞美の口から、声が、誰


あのお方だよ、舞美ーーーマニキュア教えてーーー

やっと、舞美に・・・・・・・逢えた、舞美の中に居るよ

作家さんが、また、邪魔してるの。

あのお方は、デパートの世界をすすんでるよ。

舞美に逢いたくて、ずっと探してた、まだ、2店かな

まだ、まだ、デパートには店は有るのに

でも、舞美に逢えた。

後で、流行りのマニキュア教えてね

まだ、あのお方は、実際は舞美なのに、作家さんの設定で

あのお方と、しかも・・・中学生の子・・・野球やってるのかな、全然試合しないし・・・でも、メロンパン美味かった。舞美、後で、メロンパン買いに行こう。

えっと、何か、分からないけど、いきなり、デートに

誘われたりして、えっと、えっと、名前ーーーーーーーーーーーー、何だっけーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー聡、えっ。



舞美、お姉様、舞美と言う名前だったんですね。


舞美の口から、あのお方に、続いて

聡が、話し始める



作家さん、お久しぶりです。

あのお方、お姉様、にこんなカタチで逢えて

嬉しいのか、悲しいのか、がっかりしてるのか

落ち着け無い状態況です。

ふぅっ、うーーー、グカアアアーーーーーーーーー

意味不明だと思いますが、怒ってます。

聡のーーーーーーーーーーーーーーーーーー

聡の勝手なーーーーーーーーーーーーーーー

あのお方、お姉様にただ、逢いたい、あってデートしたい

・・・皆んなもデートしたいよねーーーーーー

好きになった人と

どんな偶然でも

偶然でも好きになったら好き

いい加減な、声が、声が好き

その声が、見えなくても、好きな印象をイメージ

感じたら好き

いい加減かな


好き、好き、好き、好き、好き

好きなんだーーーーーーーーーーーーーーー

逢いたいんだーーーーーーーーーーーー

デート、デート、デート、デート、デート、デート

デートしたいんだーーーーーーーーーーーーーーーーー

来来スイウング、来来スイウング、来来スイウング

目指せ来来スイウング10000回だーーーーーーーーーー


・・・勝手に、勝手な、聡の愛のメッセージが

・・・勝手な・・・勝手な・・・・・・ゴメンな

ゴメンな

稚羅ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーー

聡が、まだ、あんないたいけな幼い稚羅を泣かせていたなんて・・・・・・・・・


来来スイウングなんかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



舞美、あのお方、聡


何、何、作家さんが


舞美、舞美、舞美の


・・・・・・・・・


舞美の中にから

作家さんの進撃だーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーー

まだ、まだ、まだ、皆んなが、チームマミンと監督が、

止まっている。

・・・石、石みたいに・・・・・

舞美、舞美のフェイスだけが

ベンチで・・・・・・・

作家さんの進撃だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、世界が、世界が・・・・・




舞美、舞美、舞美、・・・落ち着け


作家さんがまた、作家さんが舞美の口から


話し、話し始めた。



皆んな、舞美、あのお方、聡

皆んな、聞いてくれ

・・・・・・・・・・・・・

作家さんからのカミングアウトだ

・・・何かカッコつけしだが

此れは、本当のカミングアウトだ


来来スイウング、それは



あの時、ビックリ、驚き、叫んだ、叫ぶ感情に

包まれて興奮していた。

震えもあった、コレだーーーーーー

もうっ、止まらなかった、ただ、書こう、書けと

作家さんの心に訴え、強く訴え、叩き続けて止まない

書け、書け、書け、書け、書け、書け、書け

書こう、書こう、書こう、書こう、書こう

考えるな、考えるなら先ず書け

良いから書け、書け、書け

もう〜、止まなかった、ずっと、ずっと

書け、書け、何でもいいから書け



作家さんは、見た、見てしまった

あの、あの、飛距離、飛空時間

あの、あの、都会の都会の雑踏を突き抜ける様に

皆んなのそれぞれの思いを、思いを乗せた飛空ライン

飛んでけーーーーーーーーーーーーーー叫んだ

あの、あの、ドンピシャのタイミング

あの、あの、狙って、ジャストのポイントを

あの、あの、ジャストのポイントまでの待ち侘びた軌跡



来来スイウングだ、コレだ、来来スイウングだ

勝手に、浮かんだ


しかもそれが、あんな綺麗な可愛いお姉さんが

ミニスカのビジネス制服で、太腿も、足も、セクシー

ただセクシーで無く、鍛えられた、肉質

あのお方は、誰

しかも、バットスイウングが、凄い、スゴかった

自信満々の、プロが、バッターボックスに入る前の

ホームランバッターが、バッターボックスに入る前の

バットスイウングだった。

何もかも、この子に任せれば上手く行くと

感じさせるバットスイウングだった



来来スイウング、来来スイウングを書こう

この子を主人公にした物語を




舞美、あのお方、聡

作家さんのカミングアウトは、一先ずここまでだ。












舞美、舞美のフェイスが、飛び込んだ世界では、


チームマミンの皆んなが、円陣を組んで、カツサンドを

口にくわえて、監督のマミンは固まって、石の様に固まって見守っていた。


その側のベンチでページを開いた舞美のフェイスだけが

上下に動いていた。





























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