32/34
第32話発見と謝罪
第23話です
翌朝の元旦のことでした
双子と猫が座ったまま発見されました
寛太朗、夏子、花子、けいちゃん、馬鹿太郎、村人達は、囲っていました
「志多!心太!にゃー太郎!こんなに冷たくなって…」といいながら泣いていました
「ごめんね…気づいてあげられなくて、そうすれば止めていたのに…」と夏子は、手で口を押さえて泣いていました
「すまない…双子、にゃー太郎…許さないくてもいい…すまなかった…俺は…村長失格だ…双子の天使と黒猫の化身を疑ったのだから…」と寛太朗は、立ったままそう言い泣きました
「ねぇ志多!また物語聞かせてよ!心太!心太の作った歌歌ってよ…ねぇ!…ねぇてば!…」とけいちゃんと、馬鹿太郎は寄り添って言い、泣きました
双子の表情は、静かに微笑んでいました
無理やりの笑みではなくて、幸せな笑みでした
その目から涙が流れていました
そこには、悲しみ、嬉しみが含まれた涙でした
志多は、口から血を少し垂らし、心太の右手の甲には、血がついていました
ですがその血と涙は、凍っていました
なんせ、大晦日から元旦にかけて、-10でしたから…
そして、黒猫であるにゃー太郎は、双子の膝の上で包まったまま雪を被っていました
村人達も悲しんでいました
次回第24話お楽しみに…




