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第31話奇跡2

第31話です

双子は、かろうじて、にゃー太郎に気がつきました

「にゃー太郎!!来てくれたの?来なくてもいいのに…ゲボ…ゴホ…オエ…」と咳き込みながら志多は、言いました

「でも一緒にいたいからいいよね」と心太

「にゃー(ご主人様の笑顔が見れたなら本望だよ)」とにゃー太郎は、鳴きました

「そうかそうか…一緒がいいもんな…」と志多

「にゃー太郎…ゲホ…僕たちは、とうとう見たいんだ…だから…だから…ゲホ…今…この世で1番の…幸福を得て…すっごく…幸せなんだよ…」と志多は、言いました

志多が心太を見ると、心太が微笑んだまま目を瞑り涙を流していました

「泣いては、ダメじゃないか…ゲホゲホ…母さん…が…悲しむよ…」と志多は言い、心太の涙を拭こうとした

ですが、その涙は凍っていました

心太は、眠りについたのです

そして、にゃー太郎は、包まったまま動いていませんでした

「疲れたよね…僕も疲れた…あっ…ごめん僕も涙を流したみたい」と言い、手で自分の涙を拭こうとしたけど、凍っていました

志多は、微笑み「…奇跡だけを信じるよ…父さん…母さん…ごめんなさい…もういいよね…だか…ら…ご…め…n…………」と言いました

志多は、瞼を閉じて、眠りに着きました

その時間は、12:00:00丁度でした

村中の吹雪がピタッと止み、雲から少しずつ晴れ、月光が指しました

その光は、双子と猫を照らしました

双子と猫は、暖かく感じました

目を開くと天使達が双子とにゃー太郎を連れていこうとして手を掴んでいました

さらに、宙に浮きました

「心太見て!奇跡だよ!奇跡が起きたんだよ!空へ飛ぶんだよ!」と志多

「兄さん!僕たちは、この世で1番の幸福を持った幸せ者だよ!」と心太

「ご主人様と一緒なら本望にゃ!」とにゃー太郎は、言いました

「にゃー太郎が喋った!…ありがとう!」と志多

そして、双子と黒猫は、両親のいる天国へ行きました

この世を恨まず憎まず、誰も恨まず、小山さんも恨まず、空へ空へと旅立ちました

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