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詩の目次

「また明日」 「明日の天気」

作者: 冬野三月

「また明日」


今日もお仕事お疲れさま


僕は今日もいろんな人とすれ違って

いくつか言葉を失った


喫茶店で別の星からの旅人と喧嘩をして

帰り道では大きな犬に吠えられた


すごく疲れたけど生きてるよ


今日もお疲れさま


本日は晴天でした


明日は雨の予報


傘がいるなと考えながら


おやすみなさい


また明日





「明日の天気」


明日の天気はなんだろう


いまにも空から爆弾が落ちてきて

きみが新しい恋人と去っていくとして


孤独を感じた僕はひとり

途方に暮れて森へと惑い

暗い湖の底へ沈むだろう


それで明日の天気はなんだろう

雨かな

晴れかも

まさか雪ってことはないだろう


天気予報の言うことは当てにならない

昨日は突然の豪雨に見舞われた


天気予報の言うことは当てにならない

明日のことさえ誰も知らない

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