49 お昼休み 突き付けられる前に
お昼休みになりました。
これから光お姉様とのウキウキランチタイムと行きたい所ですが、彼方先輩に呼ばれているので、そうはいきません。
何を言われるか分からない状況。不安しかない私は、ふーりんと和美さんに光お姉様の事を任せ、指定された場所へと向かいました。
向かった先には、彼方先輩がランチバックを手に持ち、待っていました。
「お待たせしました、彼方先輩」
「突然呼び出してごめんね。お昼ご飯は持ってきたの?」
恐る恐る挨拶をすると、何時もの彼方先輩でした。
「和美さん達と合流するつもりでお願いしてあります」
「そっか。昼食を取りながらと思ったけど、それなら手短にした方が良いね」
本来なら、昼休みを全て使ってのお話だったのでしょうか? それはそれで聞くのが怖いです。
「あ、その前にお話させてください」
先輩の話はとても重要ですが、解いておかねばらならない誤解があるのです。
「あの、今朝の話なんですけど……」
私は改めて昨晩の事を話しました。
すると、そういう事だったかぁっと先輩は笑っていました。
「もしやと思ってドキドキしてたよ」
ホッとした表情をする彼方先輩。
私は念を押された事を言い終え、一先ず安心しました。ですが、本番はここからです。




