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さあ、ワルツを  作者: 鰤金団
期待と待望の交流会
21/182

21 驚き‼ そこが繋がるの⁉

「彼方先輩。そろそろ肩の力を緩めてほしいです」

 痛くて会話をするのも大変でした。

「ごめんね、陽子さん。あなたが怒りたくなる気持ちは分かるけど、あの生徒会長の相手はしない方が良いからさ」

「エミリー先輩の時は止めなかったのにですか?」

「エミリーだからね」

 友達だから理解しているという事でしょうか? それとも、親の立場的な理由でしょうか?

 私には分かりません。


「そ、それじゃあ、お姉様。私達も部屋に戻りませんか?」

 今の騒動で一番気まずい思いをしたのはふーりんでしょう。

 どちらの立場に立っても、それぞれとの関係に角が立つポジションでしたから。

「そうね、そうしましょう。陽子さん。思う所はあるでしょうけど、シスター制度を利用し、平和な日々を送りたいというのなら、私の妹になる事を勧めます。何時でも声をかけてくださいね」

 やっぱり、エミリー先輩は諦めてはいなかったようです。

 楯突いた私を尚も誘う辺り、器が大きいのでしょうか? それとも、よほど私に興味があるのでしょうか?。

「お気遣いには感謝します。ですが、心は決めていますから」

 丁重にお断りを申し上げました。

「では、あなたが理解するまで説得を続けるとしましょう」

 なんて頑固なお嬢様でしょう。いえ、我が儘で頑固はお嬢様の必須スキルそうなので、当然の振舞いなのでしょうか。


「よーし、決めた。和美さん、私の妹になって」

 不穏な空気が再び立ち込め始めた時です。彼方先輩が突然、場の空気を一変させる発言をしました。

「今の流れで!? どうしてあたしと?」

 和美さんの疑問は当然です。先ほど、妹は要らないと言っていたというのに、急に心変わりした理由が分かりません。

「ちょっとこっちに来て」

 私達の前では出来ない話なのでしょう。和美さんを連れ、距離を取る彼方先輩。

「無理そう……」

「あたしもそうなるの?」

「た、確かに……」

 和美さんの驚きの声だけが聞こえてきました。

 一体、どのようなやり取りをしているのでしょう。私達は二人の話が終わるのを待ちました。


「皆、おまたせ。紹介します。私の妹の和美です」

「紹介されました和美です。隣りに居るのは姉様になった彼方さんです」

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