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幻想世界レスエンティア  作者: 三之月卯兎
一章
2/62

都市ルブラスカ

迷宮探索都市ルブラスカ。

この街はここ10年で大きく発展した新造の街だ。

当初は遺跡探索都市だった。

街の作られた目的は『調査』の名からわかるとおり探索の拠点として設立された。

ただの遺跡探査の拠点では、これほどまで発展しなかっただろうが、ここは違った。

かつて聖域とされた神の拠点。神の叡智が眠る古の遺跡だった。

遺跡というのは神殿一つ、城一つなどいうものではない。

かつて、知恵ある種族が住んでいた場所、生活の営みのあった場所を指す。

要は、古の都市がまるまる。

時間の経過を感じさせないそれらは、かつての形をそのまま今へと受け継がれたのである。


王都調査団による遺跡調査も1年の時間が過ぎたころには大半が終了し、何事もなく終わるかと思われたが事件は起きた。

場所は遺跡中央の神殿区地下。

探査当初に発見されたこの厳重に封印の施された扉は、他の調査に影響の無いよう後回しにされていた。

残すは、この先だけと結論を出した調査団は扉の封印を解いた。

開いた先に待っていたのは地下に続く坂道と魔物の群れだった。


調査団は壊滅。事態を重く見た王国は王国騎士団を一部投入。

軍の損失を嫌がった王国は冒険者ギルドに要請。

冒険者と騎士団による掃討作戦が行われ遺跡の魔物は駆除された。

しかし、地下に続く扉の向こうからは魔物が湧き続ける一方。

再び封印を施すにしても地下を確認しないのはおしい。

今以上の技術が眠っているかもしれない。

しかし、騎士団を使っての調査は国の疲弊を招く。


王国は、冒険者ギルドに依頼した。内容は次の通り。

『神々の遺跡の調査・探索、叡智の秘法の回収』

秘法発見したギルドに栄誉を個人に権利と莫大なる褒賞を。


つまるとこ、冒険者に湧き出る魔物の駆除を丸投げしたのである。


栄誉を求めて集まる者。

報酬を求めて集まる者。

技術を求めて集まる者。

未知を求めて集まる者。

基は禁断の聖域だった神の地。

最大の脅威だった竜がいなくなった今、人が集まらないはずがない。

国の思惑を飲み込んで遺跡調査都市ルブラスカは迷宮探索都市として発展してゆく…。

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