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リュークのエッセイ集

チート主人公が書けない理由と自身の考察

作者: リューク

まず最初に、これはチート主人公が嫌いだとか、消えろとかっていうアンチではありません。

あくまで私個人の考察を文章として残したかったものです。(なら公開するなよっていうのはご愛敬)

では、以下本編です。




最初に私はチート主人公が書けない。


それはなぜかと言うと理由は色々とあるのだが、一番は努力も無しにのし上がる事と言うのが納得できないのだ。


読者としてチート主人公の話は別段嫌いではないし、物によっては好きだ。

それは、その主人公の破天荒な行動であったり、周囲の驚きが「漫画的」だからだ。


そうチート主人公ってどこか「ジャンプ」漫画の様な雰囲気がある。


ジャンプ自体は私は嫌いでは無いし、むしろ好きだ。


だが、事小説になるとそれはかなり変わっていく。


私が思う小説とは、人物の心理描写や場面描写を言葉で表現し、読み手がその中に入り込める世界だと思う。


しかし、そんな文章一朝一夕で書けるわけもない。


そして、恐らく若い小説家さん(中高生~大学生くらいを想定)は、この漫画や漫画を元にしたアニメに多数触れているので違和感なく書けるのかと思う。


じゃぁ俺は何だ?ってなると恐らくその文化に対して幼少期にあまり触れられなかった事が原因だと思う。(家庭の事情なので詳しくはカット)


漫画やアニメをあまり視ず、近代小説を多数読んでいた事も原因の一つだろう。


その為、主人公の精神的・肉体的な成長の無い作品と言うのは作りやすいと感じないのだ。


じゃ、何なら書けるんだ?と言われると私はまだ筆を取って3~4ヶ月程度の新米なので解らないとしか言えない。

正直今書いている作品も前作も手探り状態で書いているのが現状だ。


これまで積み上げてきた自分の知識とこれから新たに積み上げる知識をフル稼働させながら自分に合うスタイルを探している。


もちろん、チートも試してみた。


発表こそしていないものの、PCのデータにはチート物も書いたが、途中で書けなくなるのだ。


彼らが、主人公が完成している時点で私にはキャラクターが動かなくなるのだ。


苦悩も何もない変わらない戦いの毎日を送る、まるで自分が修羅道にでも堕ちた気分になってしまうのだ。


チート主人公を書いていると、本当に私は辛い。


だから私は、チート主人公を書く事ができないし、書こうとも思えないのかもしれない。


まだ3~4ヶ月の浅い経験の中で自分が感じた事を纏めさせて頂いた。


もちろんこれからの執筆活動の中でチート物に手を出さないかと言われると、微妙だ。


未来は不確定なので断言はできないが、少なくともこのエッセイを書いた2016年中に書ける気は今の所しない。


うん、書き終わってみて本当に何かいているのか分からないが、これを残したいと思う。

理由としては自分が今後見返せるようにと言う事と、これを読んでチートについて考える機会が出来ればと思って公開している。


正直俺は万能な人間なんて居ないと思う。

チートは創作の中だから楽しめるのだが、自分が創作するにはまだまだ経験が足りない。

だって俺は万能ではないのだから、万能な人間の心なんて想像できない。

そう、創造も想像もできないのだ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] そういう意見もありですね。 [一言] 私もチート系主人公で物語を書いてましたが、途中で筆を折りました。 自分で書いてて、『なんじゃこりゃ』ってなるのです。 どうにも私は、泥臭くて古い『熱血…
[一言] >その為、主人公の精神的・肉体的な成長の無い作品と言うのは作りやすいと感じないのだ。 まず、主人公は成長しなければならないという勘違いを捨てましょう。 「男はつらいよ」という映画がありま…
[一言] チート主人公が書けないという事で、アドバイスを一つ。 戦闘能力系チート主人公なら、戦闘以外の難題を抱えさせるといいですよ。お店を繁盛させよう、とか。 単純に戦闘能力だけで何とかならない場面で…
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