表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/24

兵隊の実力

「生存率0」

エレンは言い放つ。

「それはどうかな?」

ナツメがエレンの後ろにいた。

「・・・・・」

「あんたらはポンコツ兵士だぁ!」

ナツメはレイピアで攻撃するがエレンはそれを片手で受け止める。

「生存率0.00%」

「だから。ちが・・・」

エレンはコハルを指差す。

「ゴポッ!姉さ・・ごめ・・・」

コハルは血の泡を吐いて倒れる。

「コハル‼」

ナツメがコハルに駆け寄る。

背中には、無数の細い槍が刺さっていた。そして、コハルは砂となり消える。

「いやぁぁぁぁ‼」

チアキが叫ぶ。


そして、それを撃ったのはセンバックだった。

「まずわぁ、1人だねぇ。」


ソイツは変身を解くとラミアとエレンと同じ服を着た少女が現れた。


「偵察兵。クレアここに。」


クレアはボウガンを構えて敬礼する。


「そして、さよ~なら。」


クレアのボウガンから無数の槍が飛び出す。


「くそ!」

フユカが飛び出す。


「バカ!フユカ姉、何を。」

チアキが言う。

「ここで、みんな死ぬ位なら。」

フユカが防護結界を張る。

フユカが覚悟を決める。

瞬間、激しい光が起こった。

「な、なにごとにょ?」

これは、想定外だったようだ。

そして、光が収まる頃には彼女達は居なかった。


「べ、ベラ殿、すいません。逃げられました。」


エレンが謝罪する。

しかし、ベラはご機嫌斜めだった。


「あ~あ、せっかくのチャンスだったのになぁ⁈まんまと、逃げられるだもんなぁ⁉あーあ、アルバの野郎いいところで。チッ‼」


ベラは炎なり消える。

そして、それに続いてエレン達も消える。


ー夢幻のセカイー


「ようよう。アルバさんよぉ?何してくれとるんじゃ!」


ベラは怒りを抑えきれないようだ。


「お嬢様。その言葉使いはあまりよろしくないかと。」


アモンが冷たい視線をおくる。


「うっさぁい!どっか行ってろ。」


ベラの暴走は止まらない。

アルバはアモンに「ここは、任せなさい。」と小声で言う。


「わかりました。失礼致します。」


アモンは煙となり消える。


「で、どうしたんですか?」

「どうしたじゃねーよ。よくもいい所で邪魔しやがってよぉ!」

「邪魔ではありません。ちゃんとした一手です。あそこでは勝ち目は無かった、だから駒を逃がしただけです。」

「この野郎。てめぇも無限のセカイに降りやがれ。そこで決着を着けようぜ。」

「まったく、貴方は。」


アルバは頭を抱える。


「貴方は昔から直球すぎるのです。

これは、ゲーム。私たちがルールを破ってどうするのですか?」


「“対局者同士では争ってはいけない”

だったか?しかし、“対局者の代わりを用意しても良い"というルールもあるぞ。」

「今ここに貴方に代わりを頼める人は居ないでしょう。」

「うぐっ‼じゃあ、アモンに頼もう。」


アルバはため息を漏らす。


「“ゲームを操る権利は大魔女以上の階級の者とする”こんな初歩的な事を言わせないで下さい。」


アルバがまた、ため息を漏らす。


「ふ、ふーんだ!」


ベラは炎となり消える。


「これがゲームなら私の勝ちですね。」


アルバはそう言うと風となり消えた。


一方こちらはコウスケ達。


「なんだ、ありゃ?」


何かが鉱山の頂上付近で爆発した。

オレ達が今いるところは鉱山まで2km位の所。


「強い力を感じる。きっとベラ=マリルートがいる。」

「なに!早く行くぞ‼」


ルシアが走り出す。


「でも、ベラよりは弱いけど、かなり強い力を感じる。」

「大丈夫だ。オレがいる。」

オレは笑顔で返してやる。

陽歌はうなづく。

こんな会話をして、歩き続けると

鉱山の、いや針山のふもとに着いた。

大きな門は開いていた。

「コウスケ、あれ。」

陽歌がさっき爆発した所を指差す。

すると、そこから眩い光が覆う。


「うおおぉぉ。ま、眩しい。」


オレは目を開けていられない。

「なんじゃ、ありゃ。」

ルシアも目を閉じる。

「・・・・・・」

陽歌は先に目を閉じている。


何十秒たったか、やっと視力が回復した。


「コウスケ、起きて!」

「う、うん?」


オレはどうやら気を失っていたようだ。


「陽歌。悪りぃ。」

「それより、さっきの力が消えている。もう、何も感じない。」


ルシアが目を覚ます。

「うーむ、ハッ‼てめぇ何しに来た。」

「えー。ずっと、一緒にいたじゃん。」

まさか、気を失っただけで忘れられると悲しくなる。


「バカ!違う。後ろだ!」

「へっ。」

オレの後ろにはアモンがいた。

「これは、どうも。面白いコントを見せてもらいました。ふっふっふ。」


いつものように小気味悪く笑う。


「しかし、来るのが遅過ぎましたなぁ。もう少し早ければ面白いものが見れたんですがな。」


「キメリエスの兵隊VSサラディンの兵隊。」


「それは。」

ルシアが動揺する。

この島でエノキに信用されている人達といえば、使用人しか思いつかない。


「結果は、キメリエスの兵隊が1人死亡。そして、退却。サラディンの兵隊の勝利でございます。」


「そんな・・・」


ルシアが膝をつき、涙を流す。

「それを、言いにきたのか?」

オレは感情的になる。

「いえいえ、実は見てもらいものがあるのです。」


すると、アモンはオレ達を煙で巻き出した。

煙が晴れるとそこは上空だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ