【H1.2】推理RPGでストリートが進まないのは、出会っていない人がいる説
『かずくん』は、鈍感ですか?
『かずくん』は、敏感ですか?
『かずくん』は、無邪気ですか?
『かずくん』は、空気読めますか?
夏空が高い。入道雲も遠くに見える。日差しはギラギラ。
高速道路の3車線一番左側を、法定速度80㎞で走る。
黒のアメリカンSUV。走行時のエンジン回転は1800rpmと低い。
車内でも分かる、重厚なエンジン音!
その車両をドローンの引きの画なら、多分、アメリカハイウェイを、
雄大にゆっくりと流してる見たいな感じになると思う。
そして、ドライバーは【RAY-BAN】AVIATORをかける。
パイロットサングラス!
男性なら金髪短髪!女性なら金髪カールのロング!
勿論、窓はオープン!
しかし・・・・!!!
「!!!『ミキちゃん』!!!左側見ていて!!!」 ナビシートに
《合流以外、高速道路一番左側からは車来ないかと⁈》
「!!!『コバっち』!!!右後ろ見ていてネ!!!」 ドライバーシートの後席に
《運転者が右バックミラーで容易に確認できるかと⁈》
「!!!『あやのちゃん』!!!後ろ見ていて!!!」 助手席の後席に
《運転者がルームミラーで容易に確認できるかと⁈》
「!!!『かずくん』!!!前見ていてネ!!!」 後席ベンチシートのセンター席に
《運転者が前方を見ましょう!!!!!!!!!!》
《もう既に、何を言っているか意味不明!!!!!》
この様に車内がカオス!!! プチパニック状態!!!
「♡!!!『恵美ちゃん』!!!落ち着いて♡!!!」『ミキちゃん』がなだめる様に!!!
【神様】は二物を与えなかったのである。
『恵美ちゃん』は車の運転が得意ではない?
いや、下手くそなのだ!!!!!
スタイルに始まり、茶髪のカールのロング髪、
肌は色白で薄化粧が似合う美人、
スタイリストが付いているのでは?と
思ってしまうほどの服のセンス、
トータルコーディネートが才色兼備を演出していてる様な
『スーパーお母さん!!』
『♡♡♡フフフ♡♡』と
会話の語尾がさらに雰囲気を上げてる
『スーパーお母さん!!』のはずなのだが、
【神様】は【公平】だった。
『恵美ちゃん』極度の緊張と不安から、額から汗がにじみ出る。
ステアリングを握る手汗をかいてる。
心なしか、
心臓の音がバク!!バク!!バク!!と大きくなってる様で、心拍数は
上がっている。
この状況に、『4人の子供達』にも緊張が走る。
車内はもう諦めに似た感情で
この、『紐が切れたバンジージャンプ!』無事、何とか着地?
じゃない、無事に南武園遊園地のプールに着く事を祈るばかりだ!!!
後に、【コバっち】は、その、出来事を
『・・・『Highway to hell』恵美ちゃんのドライブ・・・』と
命名したのです。
《最近の『コバっち』は、腕を上げてる気がする!!!》
「♡恵美ちゃんの運転!!!楽しいでしょう⁈♡」 微笑みの『ミキちゃん』
(( オジサンは思うのです。『ミキちゃん』は肝が座っているのです!
『ミキちゃん』は肝も座っているのです!
『ミキちゃん』は流石【出雲組】の親分です!))
永遠に終わらない様な時間・・・・・と思われたが!!!
恵美ちゃんのドライビング技術でも?
《失礼な話》南武園遊園地のプールに着いた。
ウォータースライダ―!!!
高さ約20m!からスライダーで
ドームのトンネルで抜け一気に滑りおちる!!!
『♡♡♡キャーーー!!!♡♡♡』『ウォーーー!!!』
『イェーーーィ!!!』『♡♡ワ――ィ』
!!!!!ザッブーーーーンーー!!!!!
もう何回目?だろう?4人は何度もウォータースライダ―の階段を登り
滑り落ちてる。
6コースあるスライダーの中には、大型のチューブに、2人で乗る
タイプもある。
最初は、男女分かれてのペアで『ミキちゃん』&『あやのちゃん』と
『コバっち』&『カズっち』で2コースを数回滑った後、先に滑り終えた
『ミキちゃん』&『あやのちゃん』二人が、
「♡♡♡『あやのちゃん』?大丈夫⁉疲れてない?♡♡♡」
「♡♡大丈夫‼全然‼『ミキちゃん』は?♡♡」
「♡♡♡私も大丈夫‼でも、言ってね!あの2人⁉容赦ないからね!!!♡♡♡」
「♡♡うん‼♡♡」「♡♡でも、みんな元気よすぎ~‼♡♡」
「♡♡♡特に男子って!!!本当にそうだよね⁈♡♡♡」
!!!!!小学校6年生男子の遊ぶ為の体力は、無限大なのです!!!!!
『ミキちゃん』が、何やら『あやのちゃん』に耳打ちをする。コソコソ!!!
「♡♡・・・エッ!!!♡♡」 頭のてっぺんからボッ!と煙が出る。♡♡
「♡♡『ミキちゃん』!!!無理・無理・無理・無理!!!」 色白肌が赤くなる
「♡♡♡まかせて!!!♡♡絶対、大・丈・夫!!!♡♡♡」「♡♡・・でも~♡♡」
小学生6年生の男子と女子が【付合う♡】と
言うのはどう言う事なのだろう?
《ひと昔前は、小学生6年生の男の子・女の子と言われ、
中学生になってから男子・女子と言われたと思う
最近の子供の身体発育が早い事の影響なのか⁈》
少しませてる中学生なら、まぁそれほどまでに珍しくない。
【付合う♡】と言っても、まだ未成年だ。いいとこ、
『♡一緒に、映画を見に行く♡』
『♡一緒に、ファーストフード店に行く♡』
『♡一緒に、遊園地に行く♡』
『一緒に、お祭りに行く♡』
『♡二人で放課後、公園で話す♡』とかがいいところだろう!!!
小学生なのだが、異性を意識しだす年頃だと言う事なのだろう!!!
《特に女子はその傾向が少し早いと感じる》
多分、それは集英社さんから発行されている
通称【別マ】の影響が、かなり
強いと思う。小学生からOLまで幅広い世代が
楽しめる少女コミック誌で、
特に、【アゴが三角にとがった族】の
イケメン達が美人系&可愛い系などの
女子・女の子と繰り広げられる
恋愛ストーリーマンガの影響は凄い!!!
今も尚、トップに君臨するモンスター少女コミック誌なのだ。
それに加えて男子・男の子のコミック誌は、
恋愛系のマンガはそうでもない。
更に年齢を上げたターゲット層を狙う
マンガ誌はあるが小学生には、まだ!!!
《小学生男子は、異性・恋愛には疎くなるのだ。なんせ情報不足!!!》
それでも、
若葉台小学校6年生女子は、特に異性とのその傾向が強い!!!
勿論、あの事件が発端なのだ・・・・・!!!
『・・・『恋愛革命』出雲による解放・・・』なのだ。
あの事件以来、クラス内の男女混同グループが形成されて、
そのグループ内で
『○○〇っち』と『○○ちゃん』が付き合い出したらしい・・
?などの話しを
クラス内女子が、コソコソと盛り上がってるのをよく見かける。
ただ異性を意識するだけで終わりでなく、
男子女子が【付合う♡】所まで
来たのだ。もう、それは、クラス内スタンダードになっていて、
好きな者同士はどちらかが告白して、
【付合う♡】って事になってる。
勿論、周りの仲のいい友達に、事前調査をしてからだ!!!
《『○○〇っち』と『○○ちゃん』が別れたらしい?
などの噂はまだ無いが!》
((オジサンは思うのです。『ミキちゃん』は、本当に解放者なのだ))
実は・・・・・・!!!
【あやのちゃん】は『コバっち』の事が好きなのだ♡♡♡!!!!!!
????あれ・・確か?【あやのちゃん】はクラス内カースト頂点の
男子のグループと一緒に遊ぶ様になって、グループ内男子の一人と
仲が良くなって・・・
グループ内の別の女子がそれに嫉妬して・・・
仲間はずれにして・・・
そのグループに入っていれなくなって・・・
のはずだったと思うのだが??
女子の心変わりはそんなに早いのか!!! ではなくて・・・・・
最初から『コバっち』の事が好きだったのだ♡♡♡!!!!!!
じゃあ、あれは?どう言う事?
どうも、
そのグループ内男子の一人に『コバっち』の事を相談していたのだ。
【あやのちゃん】はその男子と幼馴染見たいで、
元々仲が良かったのだ。
だから、【あやのちゃん】は誤解され、
嫉妬され、・・・・・・って事だ。
『ミキちゃん』はその一連の事を相談されていて・・・
じゃ~【出雲組】に!!!
となった訳だ。
「♡♡♡『かずくん』♡『コバっち』早く~~!!!♡♡♡」
ウォータースライダ―の階段上で
「オォーーーー!!!」
と『コバっち』&『カズっち』が手を振りながら階段を登って来る。
「♡♡♡『か・ず・く・ん』♡今度は私と一緒に乗ろう!♡♡♡」
何やら含む笑顔で、無理やり一樹の左腕を取ってウォータースライダ―の
大型チューブに、2人で乗るタイプの列に並らぶ。
「♡♡♡『コバっち』も『あやのちゃん』も早く並んで~!♡♡♡」
一樹は何が何やら⁈分からず。女の子に腕を組まれて。恥ずかしがる暇も
なく、そして、順番が来て
「♡♡♡『あやのちゃん』『コバっち』!先にいくね♡♡♡」
「♡♡♡『かずくん』が前ね!♡♡♡」 チューブに乗り込む!!!
「おっ・おっ・おーー!!」 ドギマギしながら!!
「3・2・1・GOーーーー→‼」 係員の人が!!!!
「♡♡♡キャーー!!!♡♡♡」「ウォーー!!!」 スライダーのトンネルに!
「♡♡♡キャーー!!!♡♡♡」 後ろから、しがみつかれて恥ずかしい!
「ウォーーーー!!!」 デカイ声で気を紛らわす!
!!!!!ザッブーーーーンーー!!!!!
「♡♡♡ハハハ♡楽しかった~♡♡♡」「♡♡♡『か・ず・く・ん』♡♡♡」
((オジサンという生物は、こう言う淡いベタな感じは大好物です))
「♡♡♡『かずくん』もう一回!乗ろう‼♡♡♡」今度は左手を取られて!
!!!!!ザッブーーーーンーー!!!!!
後ろ振り返ると『コバっち』と『あやのちゃん』が滑って来た♡♡♡
「♡♡ハハ♡楽しかった~♡♡」「♡♡『コバっち』もう一回!♡♡」
「♡♡今度は、私が前ね♡♡」 右手を取られてる!
可愛い♡眩しい♡女子二人に手を取られて、
ウォータースライダ―の階段を登る。
その女子は、クラス内女子カーストNO1を争う事が出来る二人。
タイプこそ違うが、超絶可愛い2人なのだ!!!!!
《モテ期があるとすれば、『コバっち』『カズっち』は今なのだ!!!!》
((オジサンという生物は、こう言う淡いベタな感じで昇天です)))
!!!!!ザッブーーーーンーー!!!!! もう4回目です⁈よ・・
流石に疲れて来た‼
「♡♡『ミキちゃん』!私、トイレに行くね!♡♡」
「あっ!おれも行きたいのだ!」『コバっち』と『あやのちゃん』が
「じゃ~~おれも・・・」言いかけると
「♡♡♡『か・ず・く・ん』最後にもう一回♡!お・願・い!!♡♡♡」
こうなった『ミキちゃん』は止められないのだ!!!
組長の命令は絶対!!!
『コバっち』と『あやのちゃん』には、トイレに行ってもらい、そのまま
『恵美ちゃん』がいる《有料のプールサイドシート》に先に行ってもらう
事にした。
『ミキちゃん』とウォータースライダ―の階段を登ってる時に、おもむろに、
「♡♡♡あの二人♡上手く♡行かないかなぁ~?♡♡♡」 意味深に♡
「・・・・・えっ!!!」 一樹は思考停止!
「・・・・・・・?」 思考が追いつかない!
「♡♡♡えっ!!!分からないの?♡♡♡」 ニヤニヤしながら♡
「・・・・・・・?」 フリーズしたまま!
「♡♡♡えっーーーーうそでしょ~⁈♡♡♡」 かなり呆れた感じ♡
「どう言う事???」 本当に理解出来ない!
「♡♡♡は~~~~ぁ!!!♡♡♡」 俯きながら、長いため息♡
「♡♡♡『かずくん』って!!!本当に、〘に・ぶ・い〙のね~♡♡♡」 呆れ顔
「♡♡♡まぁ、そう言う所も好きなん・・・♡」ブツブツ聞こえないように♡
「♡♡♡『あやのちゃん』と『コバっち』の・・・・♡♡♡」
⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂一樹の脳内に稲妻が走る⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂
ド・ド・ド・ドッカーーーーーン!!※※※※※※※※⇗⇗⇗⇗⇗⇗
(( オジサンは怒っています。美少女達の水着姿の描写が全く無い事を!
オジサンは怒っています。プールで美しい♡
大人の女性の描写が全く無い事を!
オジサンは期待します。ほんの少しでいいので・・お願いします!))
『かずくん』は、〘に・ぶ・い〙です。
『かずくん』は、鋭いはずです。
『かずくん』は、考えていません。
『かずくん』は、空気を読んでる風は得意です。