【 P1.3#】推理RPGでストリートではエンディングが見えた時・・・説
思い出って・・・
「おかしやろ?この勝率は・・・あかんよ⁈『かず』」
夕飯のカレーをみんなで食べた後、交代でお風呂に入ってから
多分小学生最後のゲーム大会が『みき』の部屋で行われた・・・
最初はトランプ・・・ババ抜きから始まって、7並べの変則3並べや色々と
やった・・・しかも・・・負けなしの自分。勿論運も味方している!
「♡♡今日の『かず』は・・・いつもより凄みが半端ないわ!♡♡」
「勝ち過ぎなのだ」
「♡♡♡って言うより負け無さ過ぎだよ!『かずくん』♡♡♡」
「こんなの・運じゃん!」
「♡♡♡じゃ~運じゃなく勝てるゲームにしよう!今度は・・・
だから・・・『かずくん』と『ヒデ』は一旦部屋から出て待機していて
準備が出来たら声掛けるから、そうしたら部屋に入って来てね♡♡♡」
「うん」
「分かったのだ」
『みき』の部屋を出て待っていると、部屋の中の声が洩れて聞こえる
「♡♡♡さ~勝負はこれからだからね!『あや』『真理』!♡♡♡」
「ほんまに・・やるんか?うち、恥ずかしい・・・やけど」
「♡♡このまま、一度も『かず』に勝てないまま卒業するのは
嫌やだよね~だから私も買って来た・・勝負パンツをしかも紫♡♡」
「・・・何かエロいの~『あや』・・・意気込みは買うが・・・」
「♡♡♡私は白!一択・勝負は白!・・『真理』は何色?なの?♡♡♡」
「うちは・・・黒や・・・しかもテカテカのシルクや!・・・
でも・・ツイスターでしかも女子高生ミニスカートのコスプレって
・・・一つ間違えれば・・・犯罪の匂いプンプンやぞ『みき』!」
「♡♡♡負けるよりいい!ポイントは見えそうで見えない感じが
いい見たい♡♡『恵美ちゃん』が言っていたの♡だからそれを意識して
やれば・・・必ず見ようとして無理な体制を取って・・・
『かずくん』が初めて・・・負ける!私は見たいそんな『かずくん』を
負け続けて・・・3年以上・・・今夜ぎゃふんって言わす♡♡♡」
「・・・凄みが半端ないな~『みき』・・・じゃ~乗ったるよ・うちも」
「♡♡ありがとうね『真理』・・・ミイラはこの際無視よ♡♡」
「・・・一応彼氏やろ~そないな言い方は・・・」
「♡♡♡『あや』!今日だけは許すよ♡言い過ぎを!
じゃ~着替えよう・・女子高生ミニスカートコスプレに!・キャハ♡♡♡」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「どうするのだ?『かず』・・・アイツらマジだぞ!」
「・・・勝ちたいか?『ヒデ』・・・」
「ミイラなりのプライドはあるのだ!・・・コスプレは見たい・・が
それを理由に負けたとなると、ただのスケベのレッテルしか無いのだ
そんなの・・・男としてどうだ?『かず』」
「分かった!俺もそうだ!同意見だ・・・『恵美ちゃん』に言って
油性のマジック借りて来てくれ・・・頼む・・・こっちは
何とかする・・・」
「分かったのだ」
コンコン!!!
「♡♡♡まだだよ『かずくん』♡♡♡」
「分かっているよ『みき』こっちも用意があるから、少し待っていてくれ」
「♡♡♡ん?ふ~ん分かった・・・用意出来たらまたノックしてね♡♡♡」
「ありがとう『みき』」
☆☆☆☆☆☆☆☆★★★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆
11時夜遅くまで大爆笑ツイスターを堪能した・・・しかも
俺と『ヒデ』の圧勝だ!!女子高生ミニスカートコスプレに勝った!!
そして・・・リビングに布団を引いて寝てる俺と『ヒデ』だ・・・
「・・・・・・・」
「・・・・・・!」
「・・・なぁ『かず』?どう思う?『あや』の紫パンツって・・・
しかも・勝負パンツって言ってたのだ・・・派手だよな?」
「・・どうだろう?俺にはよく分かんないよ『ヒデ』・・・
でも・それを言うなら、『真理』の方が大人だったよな・・黒って」
「・・・・・・・」
「・・・・・・!」
「百歩譲って、『あや』と『みき』はいいと思うのだ!
彼氏の前って前提があるのだ!・・でも『真理』にはリスクしか
ないのだ・・・男の子に自分の履いているパンツを見られるのだ
しかも・・・勝負パンツなのだ・・・恥ずかしいだけなのだ!」
「ヤバイよな!『真理』って・・・しかも負けず嫌いは半端ないよ
同じ中学って・・・先の思いやられる事・間違いないな」
「・・・・・・・」
「・・・・・・!」
「・・・『みき』は白だったな・・・」
「・・・勝負は白って・なんだな『かず』」
「・・・お前は紫か・・・」
「でも・よくあそこで・・・
腹絵なんて思いついたな!しかも背中も!」
「あれは・女子が色仕掛けなら・・・こっちは笑いで勝負って
思ったんだ!あれは日頃の『ヒデ』の行いが呼び込んだ奇跡だよ!
それと・・・間違いなく悪乗りした『恵美ちゃん』の
おかげが・かなりあるよな」
「そうなのだ!口紅とか塗るか?しかもアイシャドウだぞ!
絵もクオリティーが高いし・腹がよじれなくても普通に笑えるぞ!」
「よじれた時の腹絵はヤバかったな!計算して書いてくれたのかな?
『恵美ちゃん』って凄いな・・・落とすのは大変だったけど・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・!」
「楽しかったな・・・『かず』」
「あ~楽しかった!最高の思い出だよ・・・『ヒデ』
「それは少し違うのだ『かず』」
「ん?何が違うんだ?思い出じゃないのか?」
「思い出は・・・過去なのだ・・・だから・・・」
「みなまで言うな・・・『ヒデ』・・・」
「お前・・・今日はキレキレなのだな・・・そう言う事なのだ」
「そっか!『ヒデ』が卒業アルバムの裏表紙のキャッチコピーは
みんなに言わないってそう言う事か!!・・・でもそれって
俺や『みき』に気を使いすぎじゃないか?・・・
俺達はいいけど・・・・・・」
「みんな事にも掛かっているのは・・・
分かっているのだろう?『かず』」
「まぁ~そうとも取れるけど・・・いいのか?その一行で?」
「まぁみなまで言うな『かず』・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・!」
「でも・・・
あの女子高生ミニコスプレ可愛かったよな3人共!・・な『かず』?」
「そうだな・・・あれはやられちゃうよ・・・誰でも・・・
一人一人が破壊力満点だよ・特に『あや』のかつらは凄かったよ!」
「あの水色のかつらは・・・似合いすぎなのだ」
「黒髪の『真理』もポテンシャルがあったよな~可愛いよ・・
それに『みき』のピンクって・・・どうなの?」
「・・・『みき』は『あや』と『真理』より更に上のレベルなのだ!
だから、いいのだ!顔が・兎に角・可愛いってだけでも凄いのに
あの格好で・・・ウロチョロされたら・・・頑張れ『かず』!!」
「・・・・・・・」
「そうだな・・・『ヒデ』」
「それと、中学でやられても・・ヤバイのだ・・・ミニって・・・」
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『みき』の部屋で寝る3人・・・
「♡♡♡・・・♡♡♡」
「♡♡・・・・♡♡」
「・・・・・・・」
「な~もう勝てんよ!『かず』には・・・あかんよ・無理や」
「♡♡そうね~・・・・
あの短時間で腹絵で登場って、前から準備してたレベルよね
しかも腹絵のクオリティーがね・・・ヤバイわよ♡♡」
「♡♡♡あんな負け方あるの?笑って勝負すらにならないって・・・
私達は前からこんなに準備して、しかも勝負パンツを見せてでも
勝ちに行ったのに・・・♡♡♡」
「でも・・『みき』はコスプレするのノリノリやったな~」
「♡♡そうね~確かに!何かあった?『みき』♡♡」
「♡♡♡相変わらず鋭いな『あや』は!♡♡♡」
「何かあったんか?コスプレに『みき』?」
「♡♡♡実は誕生日の後日に、秋葉原に行って・・・・♡♡♡」
秋葉原でぬいぐるみを互いに渡すために買いに行った事を話した・・・
勿論、『真理』には引越しする事は、話してある・・・
「まぁ・離れ離れって言っても期間限定や!大丈夫や『かず』は・・
それより・・・『みき』の方が心配やな・・・モテルからな『みき』は!
軽井沢の中学でも、告白されまくりやぞ!きっと・・・」
「♡♡♡私は・・・そんな・・・♡♡♡」
「♡♡まぁ『みき』はその逆で・・・『かず』がモテモテになる事を
心配しているのよ・・・ね『みき』♡♡」
「♡♡♡・・・♡♡♡」
「・・・そうか・・・まぁマニアにはたまらん逸材やしな!」
「♡♡♡マニアって・・・そうなの?『真理』♡♡♡」
「そりゃ~そうやん!あの短時間で絶対に負けるゲームを勝ちに
導く奴なんて・・・うちは初めてやし・・・彼女がおらんかったら
好きになってしもうとるよ!・・・知らんかったらな!・・・」
「♡♡♡そうだよね・・・『真理』♡♡♡」
「♡♡あっ!そう言う事なら協力できるわよね『真理』♡♡」
「そのつもりや!引っ越しの話を聞いた時から決めとったわ・うちは」
「♡♡♡ん?何に協力って・・・♡♡♡」
「♡♡中学に言ったら『みき』って彼女が居るって、言いふらす!
しかも・・・他の女の子に目が行ってないかの監視付きよ♡♡」
「♡♡♡『あや』~~『真理』~~ありがとう♡♡♡」
「うちは、東京に来る際に・・・別れて来たから・・・何か
その気持ち少し分かるんや・・・」
「♡♡♡げ!♡♡♡」
「♡♡げ!♡♡」
「なんや?うちに彼氏がおったらおかしんか?」
「♡♡♡ん・ん・!全然!むしろいない方が不自然だよ『真理』♡♡♡」
「♡♡そうよね~いても不思議じゃないわよ『真理』・・・
それにこの美貌とおっぱいじゃね~いるわよね彼氏くらい♡♡」
「おっぱいは関係あらへんやろ!・・・まったく!」
「♡♡♡でも・・・別れて来たんだ・・・東京に♡♡♡」
「まぁあれや!うちは、もう大阪には戻らへんし・・・
その縛り付ける感じもなぁ~何か現実的やないし・・・
嫌いで別れたわけでもあらへんし・・・新規一転って所や!」
「・・・・・・・」
「♡♡強いわね『真理』は・・・♡♡」
「♡♡♡そうだね・・・『あや』♡♡♡」
「そうでもあらへんよ・・・見送りにきた彼と・・・
新大阪の新幹線のホームでは泣いてしもうたし・・・未練はある
でも、どうする事も出来へん事はあるんや・受け入れるしかない」
「♡♡♡・・・♡♡♡」
「♡♡・・・・♡♡」
「でも・・『みき』と『かず』は違うんや。互いの努力でどうにでも
なるんや!だから・・・応援する・・・そうしたいんや・・うちは」
「♡♡・・・・・・♡♡」
「♡♡♡ありがとう♡・・『真理』♡♡♡」
「まぁしめくさい話はここでしまいな!で・・・
うちもメイド喫茶って行ってみたいや・・・今度いかへん?」
「♡♡・・・グフッ♡いいね~私も行って見たい♡♡」
「♡♡♡メイドさんってみんな可愛いよ・・・グフッ♡♡♡」
「そないな事言われたらな~『あや』・・・行くしかないな!
『みき』が引っ越す前に女子だけで行こうや!」
「♡♡♡うん♡♡♡」
「♡♡うん♡♡」
いいに決まっている!・・・過去と言われようが・・いい!




