【H1.1】推理RPGでストリートが進まないのは,出会っていない人がいる説
『かずくん』は、忘れてますか?
『かずくん』は、忘れようとしていますか?
『かずくん』は、覚えてますか?
『かずくん』は、思い出しますか?
≪ブッッオーン❕≫ ドゥッ・ドゥッ・ドゥッ・ドゥッ・・❕
≪ブッッオーン❕≫ ドゥッ・ドゥッ・ドゥッ・ドゥッ・・❕
≪ブッッオーン❕≫ ドゥッ・ドゥッ・ドゥッ・ドゥッ・・❕
「・・・・超カッチェェ~~‼‼」 【コバっち】食い入り気味に!
≪ブッッオーン❕≫ドゥッ・ドゥッ・・・・❕ 重厚なアイドリング!
≪ブッッオーン❕≫ドゥッ・ドゥッ・・・・❕ 4.6リッターV8の迫力!
「【ミキっち】の家の車‼ マジ!すごいね‼」 興奮気味に!!!
===フォード・エクスプローラー エディバウアー===
4.6リッターV8SOHC16バルブのエンジン搭載するアメリカンSUV
アメリカ映画で、
釣りに行くシーンでよく出てくる『THE アメ車』だ。
アメ車ではあるのに先進的なデザイン!
また、黒が非常にかっこいい!
リンカーンやキャデラック程下品感がなく、デザインが良い。
日本車にはないサイズなので、すれ違い時に、
「オッ!」と顔を上げられ、眩し眩しそうに見られる。
『アメリカを濃厚に感じられる』外装なのだ!!
また、レジャーにぴったり!
内装は、ウッドパネルが用いられ、
プラグマティズムの国のアメリカンSUVらしい
インパネまわりだ。
乗り心地は、ボディが上下に揺れるバウンシングを見せることもある。
まァこのクルマの場合、
「そんな細かいこと気にするなよ!」って事なんだろう!
今、一樹と【コバっち】は【ミキちゃん】の家の前の駐車場にいる。
何度か【ミキちゃん】の家は来ている。
名目は『勉強会』と言う名の、
〔インドア的な遊び科目〕と〔おしゃべり科目〕なのだ。
勿論、〔おやつ〕は必須科目だ。
でも、一樹の勉強が出来る噂は、
クラスのお母さん達にはかなり広まっている。
そういった意味では、一樹と一緒に勉強すると言う事は
受け入れられてると思う。はず⁈
アブラゼミがやかましく鳴き始めてるが、
気温はまだあまり上がってなく、
空気も清涼を感じ、涼やかな夏の朝。
今日は、小学校最後の夏休み。7月終わりの土曜日の朝だ。
車の運転席ガラスがウィーーンと下がる。
パワーウィンドウなのだろう。
「♡おはよう!『かずくん!』『コバっち!』フフフ♡♡」
『恵美ちゃん』 【ミキちゃん】のお母さんが手を振ってる。
一樹は何故か?【カズっち】と『恵美ちゃん』から呼ばれない。
小学校6年のクラスでは、もう殆どのクラスメートに男子女子関わらず
クラスでは【カズっち】と呼ばれる。いや、小学3年生の夏休み
『コバっち!』命名の『雷事件!【カズっち】が泣いた夏」』以降
《たまに、【コバっち】にいじられているが、悪い気はしていない!⦆
そうなのだ。
小林くんは【コバっち】なのに。
アッ‼‼もう一人、もう一人います。【ミキちゃん】もなのだ。
最初の頃は、【カズっち】だった。はずなのだが・・・・・
『・・・『恋愛革命』出雲による解放・・・』後は、クラス内でも、
【ミキちゃん】だけは、『かずくん』と呼ぶように、いつの間にかに・・
前は、【二・人・き・り・】の時だけ、、、、だったのだけど⁈
出雲家では『か・ず・く・ん』なのだ。
「おはようございます‼」 一樹と【コバっち】は元気よく!
「♡おはよう~!今日はよろしくね!フフフ♡♡」 笑顔で!
ステアリングに軽く両腕を置いて、抱え込む『恵美ちゃん』の姿は
薄いピンク色の胸元が大きく開いてるTシャツと黒のキャミソール、
白いパーカーを羽織ってる。
もう、その上半身だけ見ても『夏のお出かけ』スタイルなのだ。
きっと、リアランゲージには、大きめの麦わら帽子が入ってる思う。
ブラックのボディーの車との雰囲気が
もうそれは、『オシャレでイケてるママ』の代表見たいな感じ!♡♡
多分、デザイナーが外観はモノトーンに仕上げ、鏡張りのサロンで
内装はシンプルで床は濃い目のアメリカン的フローリングで
アンティークな雰囲気のサロンで
そこに、黒いアイアン製の洒落た
ブックスタンドに置いてある、
見た事も聞いた事もない雑誌の
おしゃれママ特集に出てくる感じなのだ。
今日は、夏休みに入る前から約束していた、
『・4・人・』で一緒に南武園遊園地のプールに行く日だ!!!!!
【ミキっち】がどうも、
おばあちゃんに遊園地の入場券とプールの招待券を
貰った見たいで、
何でも株主優待券とか難しい事を言っていたのだが。。。。
「♡♡♡みんなで、一緒に行かない?♡♡♡」 と誘われて、、、、
とにかく、ただで遊園地のプールに行けるのだ!!!!!
断る理由は1ミリもない。
むしろ誘ってくれて、『ありがとう』なのだ。
「♡【ミキちゃん】~早くしなさい‼『かずくん』達!♡♡♡」
「♡来てるわよ♡フフフ♡♡」
「♡♡♡は~~い!今行く!♡♡♡」 暫くすると玄関から出てくる
「♡♡♡おはよう♡『コバっち』‼『か・ず・く・ん』‼♡♡♡」
「おはよう!」
「♡♡♡あれ?【あやのちゃん】は?♡♡♡」
駐車場の電信柱とその隣の家のフェンスの
隙間からこちらに向かって来る人影
が見える。それを見つけた【ミキちゃん】が
「♡♡♡【あやのちゃん】~~~!♡♡♡」 大きく両手を振る‼
そう、今日は、『4人』で行くのだ!!!
決して、『恵美ちゃん』と『4人』ではなく、
クラスメートと『4人』なのだ!
合わせると5人なのだ。
《『恵美ちゃん』は保護者として、児童引率と車での送迎役。感謝!感謝!》
【三上みかみ 彩乃あやの】
クラスではそのまま大抵【あやのちゃん】❕
男子には照れもあるのだろう、【あやっち】とも呼ばれてる。
おとなしい品のある雰囲気の感じの女子♡
髪型はシンプルなボブカット♡
頭のてっぺんの毛は短く襟足やもみあげは長めの
ショートウルフ?レイヤーカットのスタイル♡
服装のイメージはワンピース♡好みなんだろう?いつも
ワンピースでいる気がする♡
スカートが似合うイメージ♡
休み時間や放課後は図書室いるか、
放送委員でアナウンスサー的に
昼休みの放送をしてる感じの印象がする♡
『インテリ系♡』
顔はスタイリッシュでシュッとして色白肌の美人系♡
全体的には、物静かで気品がある文科系女系子♡
そんな雰囲気の女子がクラス内女子カーストが上位でない訳がない。
はずなんだが、
あまり『ミキちゃん』見たいに目立つのが苦手見たいで。
《『ミキちゃん』はもうクラス内女子無双なのだ。本人は嫌がってるが》
しかし、クラス内男子には、隠れファンが多い!と聞く??
勿論、『コバっち』もだ!!!!!これは男の約束なので口外は出来ないが‼
「♡♡おはよう!ごめんね~♡遅くなって‼『ミキちゃん』」小走りで来て
一樹と『コバっち』に気が付き!
「♡♡『コバっち』『カズっち』も、おはよう♡♡」 まだ息が整わない!
「おはよう!」 運転席の『恵美ちゃん』を見つけて
「♡♡あつ!『ミキちゃんのお母さん』おはようございます♡」
「♡♡今日はありがとうございます!♡♡」 深々とペコリ⤴礼儀正しい!
なぜ?今日は、『4人』で行く事になったのか?
それは、良くも悪くも・・・・・!
『・・・『恋愛革命』出雲による解放・・・』事件が
引き金なのだ。あの
クラス内カースト頂点の男子が、
【ミキちゃん】の快進の一撃を喰らった後、
男女混合グループが徐々に形成される中、【あやのちゃん】の
属する女子グループがクラス内カースト頂点の男子のグループと
一緒に遊ぶ様になったのだ。
《ちなみに、我が3人グループは通称【出雲組】と呼ばれてる。勿論、組長は⁈》
何度かその男女混合グループで、遊んでる機会も多くなり、
【あやのちゃん】がグループ内男子の一人と、
《小学生なりの好意と思うのだが・・・・・》
かなり話しをする様になって行ったようなのだ。
その光景は傍目でも多く感じる
ほどだったと思う。いい事だと思うのだが、
しかし
女子と言う生き物はそんなに簡単ではないのだ!!!!!
グループ内の別の女子が、
【あやのちゃん】とグループ内男子の一人の
仲が良すぎる事に、モヤモヤでいわゆる【嫉妬】で・・・・・・
【あやのちゃん】をそのグループから
追い出した?
仲間はずれにした?
それとも、自らグループを出た?
いずれにしても、
どこのグループにも入れない状況になっていた見たいだ。
詳細は分からないのだが、
夏休み前に通称【出雲組】の放課後寄り道の時に
【ミキちゃん】から【あやのちゃん】を
【出雲組】に入れてもいい?って
相談を受けた。その時は詳しくは聞いてないが、
少しはぐらかす様に
『ミキちゃん』が女子には色々あるの♡♡って事だ。
クラス内カースト頂点の男子が属するグループから外れた事で
起きる事は容易に想像できる。
今まで仲良くしていた友達が、それとなく避けるように!
一樹も似たような経験をしてる。それとなくなのだ!
クラス内に居場所が無い、つらい状況!!
勿論、一樹&『コバっち』組員コンビ??は、
温かく迎える事を快諾!!!
断る理由が無い!!!!!可哀そうなのだ!!!!!!
特に、『コバっち』は仲間はずれにした女子に怒り心頭だ!!!
余り怒った『コバっち』を見たことが無いのだが、
『許せない!のだ』と何度もえらく激怒していた。
で、我が【出雲組】に入門?しやすい様に、
今回のイベント企画なのだ!
勿論、【あやのちゃん】にはそのことは、内緒でね。
《流石です!ミキ組長!と表立っては言えないのですが・・・・・・・》
そんな流れで・・・・・・・一緒に!!!!
今日から【出雲組】は4人になります。
《組内のスーパーアドバイザーは、勿論、姐御『恵美ちゃん』です!!》
「♡みんな~♡♡早く乗って~♡♡行くわよ!フフフ♡♡」
「♡♡♡は~~い♡♡♡!」 「分かったのだ!」 みんなで!!!
(( オジサンは思うのです。小林くんに、初恋♡の予感?なのです!
小林くんは多分、恋♡♡をしていると思うのです!
小林くんはいいヤツだ。がんばれ~~♡!))
『かずくん』は、忘れようしています。
『かずくん』は、思い出さないようにしています。
『かずくん』は、記憶をしないようにしてます。
『かずくん』は、無かった事にしようとしています。




