【 N1.10#】推理RPGでストリートが進んで・終わりが近づいて・寂しいと思って・・・説
心の闇って・・原因あるよね・後・・きっかけも!
午後は引率してくれた、緑ヶ丘小学校のスパルタ先生は、
まだ、スキーがあまり上達が出来ない児童が集められて、
特設班が作られスパルタ先生はそのサポートに行った。
そこの班の児童を個人レッスン的に個々指導して行く見たいだ。
折角、雪山に来てスキーを覚えに来たのに、
スキーに対して悪い印象を持って児童を帰さない配慮だと思う。
そして・・・自分達はそこそこ滑れると判断されたのだろう?
ゲレンデとリフトは指定されて、その所で自由に滑っていて
いいとなった・・・『みき』と『あや』は本当は自分達同様に
このゲレンデで自由に滑っていていいはずなんだが、
俺からの調べて欲しい案件がある為、校長先生とその
スパルタ先生達の指導する特設班に同行した。勿論その中に
は緑ヶ丘小学校の男子二人もいた・・・それは、『みき』だけに
言ったおいた事、10月頃に転校して来た生徒がいないか?って
事だ・・・『真理』以外に・・・それと出来るだけ現状の
緑ヶ丘小学校の雰囲気を教えて貰う為には、最高の環境だ。
そう言う所は『あや』の言葉を借りて言うなら、
抜け目がない・・・俺の彼女の『みき』は!
そして、その特設班のサポートもしている。手本を見せる感じだ!
大人の滑りじゃなく、同じ小学生の滑るスキーだ・・・
特に『あや』のスキーは多分基本に忠実だと思う。
中央図書館にあるDVDで見た同じくらいの小学生が滑っている
姿と同じだ。
しかも、アドバイスが出来ない児童にわかり易く寄り添っている。
『みき』は持ち前のキャラでみんなを引っ張っている!
斜面に対して恐怖が抜けない子達にも、優しく声を掛けて、
みんなの前でわざと転んで、『大丈夫慣れているから』って、
・・・・色々慣れているらしい・・・『みき』は。
これは、笑い付きの特別舞台だ!雰囲気がいい・・・流石だ!
・・・校長先生・・・高くつきますよ、それ!・・・多分
俺と『ヒデ』は・・・
基本・『俺と優子』・『ヒデと真理』のペアでリフトに乗ったり
滑っている・・・そして、時々ペアを変える・・・
そう言う打ち合わせを『ヒデ』としたわけではないが・・・同じだ
『真理』はそのいじめ・いじりをする側のメンバーじゃないと
感じている・・・この僅か半日で解決するとまでは行かないにしろ
せめて、解決の糸口になるきっかけに、までにはしたい!
緑ヶ丘小学校の抱える多分、いじり・いじめの闇を・・・
もし、この班分けが校長先生の指示なら、そういう事なんだろうって
今は勝手に思っている・・・そもそも・・・今はいいや・・・
後でゆっくり考えてよう!
なので効率良く・・・そのいじり・いじめの主犯格の優子と俺が
出来るだけ長い時間。一緒にいる事がいいと判断した。互いにだ!
こういう時の『ヒデ』は感がいい!
『俺と優子』がリフトに乗っている・・・
「♡『一樹くん』って、出雲さん・じゃない・間違えた♡テヘ♡
『みき』と本当に付き合っているんだ?ただの噂かと思って
いたよ、優子は・・・でも残念~ご縁がありそうだったのに
『一樹くん』とは・・・キャハ♡」
「・・・・・・・」
「・・・でも優子とは縁はあると思うよ・・・これから、きっと」
「♡えっ!そうなの!・・・またまた~~だめだよ♡女の子に
そんな事言ったら・勘違いしちゃうよ~わ・た・し・も・キャハ♡」
「・・・・・・・」
「♡・・・・・!♡」
「♡そこのスルーは・・・期待してもいいの?優子は?」
「・・・多分・期待以上に・・・」
「♡・・♡♡♡・・♡」
「♡だめだぞ『一樹くん』!
♡あんなに可愛い彼女がいるんだから~
簡単にそんな事言って~♡
しかも・彼女が同じ所にいるのに~
他の女の子を口説くなんて・・・私は嬉しいけど♡キャハ♡」
「・・・・・・・」
「♡『みき』と上手く行ってないの?『一樹くん』♡」
「ん~どうだろう・・上手く・・行くといいんだけどね」
「♡・・・そうなんだ・・・♡」
「・・・・・・」
「別に優子を口説いてる訳じゃないけど・・・結果そう言う事に
なっちゃうのかな~・・・♡テヘ♡・・・」
「♡グフッ♡♡何に~そのテヘ♡ってグフッ♡可愛い女の子見たいだよ
グフッ♡『一樹くん』♡・・・でも・・結果的に口説くって?
どういう意味なのかな~♡期待しちゃうよ私♡・キャハ♡」
「そのまんまの意味だよ・・・口説いているって事・・・」
「♡・・♡♡♡・・♡」
「♡またまた~~冗談言っちゃって♡悪い男の子だよ・それは・・
少し『みき』に同情しちゃうかもキャハ♡」
「・・・・・・・」
「♡・・・・・・!」
「♡・・・本気なの?・・・♡」
「本気だよ!」
「♡・・♡・・♡」
「好きになれたらいいのに・・・」
「♡!好きになんて単語・・・そん直球投げるなんて・ずるいぞ♡
『一樹くん』♡・・・でも嬉しいよ♡私は♡今は『みき』の彼氏って
分かっていても・嬉しいよ優子は♡今日・初めて会話をしたのに
でも・・・私と付き合いたいなら・・・
ちゃんと別れてからじゃないと・・・ダメだよ『一樹くん』♡」
「♡・・・・・・♡」
「そうだよね・優子・・・付き合うなら、別れた後じゃないとね」
『ヒデと真理』のペアでリフトに乗っている・・・
「♡ほんま!上手くなったの~『英樹』は!うちと同じくらいやん!
今日が二日目って・・・やっぱ・信じられへんよ!♡」
「そう言ってくれるのは、素直に嬉しいのだ・・・
まだ派手にやらかすけど・・・真理はまだ雲の上の存在なのだ・・
俺・・ミイラだし・・・笑いもなのだ・・・」
「♡ん?なんやそのミイラって・・ミイラはよう分らんけど
でも・・・笑いはいいセンスしてるで!好きなんか?お笑い♡」
「・・・一応なのだ・・・」
「♡なんや?その一応って!ハッキリせんの~まぁ好きなのは
伝わるで~流石に・・・でも東京の笑いは・・ウチよう分らん♡」
「・・・何でなのだ?」
「♡同じいじるにしても・・あんな追い込む様な・・・・・・♡」
「ん?どうしたのだ?真理」
「♡何でもあらへんよ♡『英樹』・・・それにしてもビックリやで!
『英樹』にあんな可愛い彼女がおったとは!以外やで!
大事にせんとな『あや』の事・・・それに、あんたら4人え~な!」
「何にがいんだ?真理」
「♡うちにもあんたら見たいな仲間がいたら・・・・・・♡」
「ん?いたら何なんだ?真理」
「♡色々と変えられるかしれへんな~って思うとるよ♡」
「色々と何を変えられるのだ?」
「♡色々とは・・・色々や・・・♡」
「・・・・・・・・」
「【『かず』ビンゴだ!お前鋭すぎるぞ!少しムカつくぞお前】
そう言えば真理はいつ東京に来たのだ?」
「♡うちはこの12月や・・・親は先に上京しておってな・・それで
うちの親は、パン屋をやっとるよ♡駅前で・・・
大阪から勝負しに東京に来たんやって言うと、カッコえ~やんけど
・・大阪で店つぶしてしもうてな・・それで、新規一転からの上京や・・
優子の親があそこら辺の地主で世話になっとるんよ・・その流れで
今回のスキー教室に参加させてもらっとるんや♡」
「・・・そうなのだな・・・」
『ヒデと優子』のペアでリフトに乗っている・・・
「♡本当に上手になったよね♡」
「・・・そうなのか?俺が」
「♡『一樹くん』がね~グフッ♡キャハ♡」
「・・・その振りは厳しいのだ!優子ちゃん」
「ハハハハ♡うそ・うそ・『英樹くん』も一応上手くなっているよ♡」
「・・・一応って・・・でもミイラの分際だから・よしなのだ」
「♡何にそのミイラってグフッ♡・・自虐ネタなの?ハハハ♡」
「見たいなもんなのだ・・・」
「♡ね~『英樹くん』?『一樹くん』とあの彼女『みき』と
上手く行ってないの?・・・
確か付き合いだして間もないって聞いたけど・・・♡」
「・・・・・・・」
「♡・・・・・!♡」
「♡そうなんだね~♡
『一樹くん』が上手く行くといいんだけど・・って
言っていたから・・・♡」
「あの二人は・・・色々あったのだ・・・だから・・・・・」
「♡そうなんだね♡それじゃ~しょうがないよね・・・
他の女の子に目が行っちゃうのは・・・グフッ♡」
「・・・まぁある意味・・目は行ってしまうのだ・・・」
「♡ふ~~ん♡『英樹くん』は分るんだ⁈『一樹くん』の事が♡」
「・・・『かず』とは小学校低学年からだから付き合いは長いし
一応親友だから・・・分かるのだ・・・」
「・・・・・・・」
「♡・・・・・・♡」
「♡私ね『一樹くん』から気になる女の子って言われたんだ~キャハ♡」
「・・・・・!」
「そりゃそうなのだ!今一番気になっているのだ優子ちゃんの事が」
「♡やったぱり~♡そうなんだ♡本当にそうなんだ♡テヘ♡」
「・・・・・・・」
「♡もっと好きになれたらいいのにって・・グフッ♡」
「・・・そう言う・・言い方もあるのか」
「♡だってね~今・以上って事でしょう?グフッ♡」
「・・・・・・・」
「♡私・ちゃんと考えなくちゃいけないね!『一樹くん』の事キャハ♡」
「・・・そうなのだ!考えた方がいいのだ・・優子ちゃん」
「♡・・うん♡・・そうするよ『英樹くん』・・♡」
『俺と真理』がリフトに乗っている・・・
「♡・・・♡・・・♡」
「・・・何で黙っているんだよ・さっきか真理」
「♡・・・♡・・・♡」
「・・・そのスルーって何か違うぞ・真理!」
「♡・・グフッ♡ハハハ♡これえらい難しいんな!スルーって・・
うちには無理や!つい喋ってしもうちゃうわ・あかんな・うち♡」
「ハハハ!何だよそれ!真理~」
「♡すまん・すまん『一樹くん』・・スルーしたい事が多いんや・うち!
だから・・もしかして出来るんかなぁ~って色々とハハハ♡ハハハ♡」
「・・・何だよスルーしたい事が多いって・・・何かあるのか?」
「♡・・うちあんたら4人の小学校に転校すればよかったんや・・
ついてないの~うちわ!・・ほんま悲しくなるわ~・・♡」
『真理』頭の上に・・手を・・ポンポンって
「♡!!♡♡♡!!♡♡♡!!♡」
「・・縁ってこう言う事なんじゃないかな?『真理』・・」
もう一度・・『真理』頭の上に・・手を・・ポンポンって
「♡・・・♡♡♡・・・♡」
「・・・話さなければ、始まらない事ってあるよ・・・」
「♡・・♡♡・・♡」
「・・・チャンスって何度も来るんだけど、都合良くは来ないんだ・・
だから今って思ったら・・・・ね・真理?」
「・・・・・・・」
「♡・・・・・・!♡」
「♡『一樹くん』って・・ほんま女たっらしやな~♡そないな事を
そないな感じで・・・言われて・・
『嫌だ言わへん』って・言える女なんておらへんよ♡
ほんま・頭ポンポンといい・・
少しカッコえ~男でも目指しとんのか?
【別マ】見たいに『一樹くん』は♡」
「♡・・♡♡・・♡」
「それはないよ!それに縁があるって言ったの真理じゃん!
・・・それに少し感じるんだ・・・真理から・・・
俺が経験した、自分でけでは・・・
自分の力だけでは、どうしようもない事を・・・
俺が抱えていた事と同じ様な事を・・・
真理も抱えていて・・同じなんじゃないか?って・・・
スルーしたくても出来ない・・・
一人では解決できない事を抱えている・・って」
「・・・・・・・」
「♡・・・・・・!♡」
「♡は~~♡あかんよ『一樹くん』!もろ確信や!ウチの顔にでも
書いてあったんか?ほんまは?♡」
「うん」
「♡そこはスルーじゃないんか⁈ほんま?どこに書いてある
おでこか?ほっぺか?♡」
「書いてあるよ・・真理の心に・・」
「♡!!♡♡♡♡!!♡」
「♡そないな事・・言うたらあかんよ!『みき』以外に・・
勘違いするで~ほんまに♡・・でもありがとうな・・そないに
考えてくれてはって・・うち泣きそうや・・♡」
更にもう一度・・『真理』頭の上に・・手を・・ポンポンって
「♡・・♡♡♡♡・・♡」
「聞かせてくれる?真理」
「♡ずるいで・ほんまに♡」
「・・・・・」
「♡・・・・!♡」
「♡うちな~・・・・・・・♡」
全部洗いざらい聞いた。いま、緑ヶ丘小学校の闇・・・
いじめ・いじり・・・と言うより
一人の児童に支配されている現実を・・・
親の権力を傘に・・・所謂・・・脅しだ!
その児童に逆らう事は・・自分が実害を直接・合うのでは無く・・
自分の親が窮地に合う・・そんな馬鹿な⁈って思ったけど・・
親もアホらしい!
その子の言う事は何でも信じて・・やってしまうらしい・・
例えば・・その子の気にいらない子の親が借りてる家やマンション
から理不尽な理由で追い出すとか・・・
勿論・・・店舗もだ・・・
その子親は・・・ここいらの地主で不動産屋だ。
にわかに信じがたいが・・・実際に何件もあった見たいだ!
噂ではなく・実際にだ・・なぜ分かるって・・その児童が・・・
転校して行くからだ!
家族が住む家が変わってしまえば・・・
通う学校も近くに住めなければ・・・
学校は変わるしかない・・・
しかも、そんな理不尽な事があった地域に居たくないと
思うのは、必然!そこから離れたいと思う・・・
そして・・・恐怖政治の支配者の手口と一緒・・・
証拠が残らない!因果関係が証明できない!
その最悪な児童が親に言って・・自分の気に入らない子の
親に対して・間接的ではあるが・・酷い仕打ちをしている事を
証明出来ない・・せめて親にその様な話しをしている音源や
その事を誰かに話しているビデオとか・・・ん?ビデオって
今回のスキー教室で児童のスキーの滑りや・・
来年のプロモーション的に
使う為のビデオを撮っていたな⁈
しかも・・・ハンディータイプのホームビデオカメラ・・・
沢山あったな!・・・映像があるならこの上ない証拠になる!
でも・それだけでは・・言い逃れも容易にされる・・多分・・
その事を経験した子とその親の生のリアルな証言があれば・・・
沢山はいらない・一人でいいんだ・・・後は噂が助けてくれる!
そして・・・話せる所は多分全部話してくれた・・・でも
真理は・・・その児童の名前は言わなかった最後まで・・・
そして、最後に・・・
「なぁ~真理・・俺達が出来る事は少ない・・でもきっかけは
絶対に作る・・・約束するよ・・だからこれから俺とその仲間が
やる事を見守ってくれ!・・そしてお前達と緑ヶ丘小学校の児童には
迷惑を掛けない様にするから・・・」
「♡なんや?その言い回しわ!うちはのけ者か?・・何をしでかす気や?
いくら何でも・・・あかんよ!お前らが犠牲とか!絶対にあかん!」
「・・・大丈夫だ・それは無い!俺は仲間を守るって誓ったんだ!
そしてもう一つ!先に言っておくね!真理!」
「♡なんや?『一樹くん』♡」
「今日のリベンジの戦いできっと結果が色々出る!・・そして真理が
そのゲームで必ず迷う時がある!その時に俺か『みき』を・・・
1回だけでいい!・・・信じてくれ・・・」
「♡・・・うち・・・考えておくわ・・・♡」
ある!




