【 N1.2】推理RPGでストリートが進んで・終わりが近づいて・寂しいと思って・・・説
告白って?
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***『みき』の部屋で・『みき』と『あや』のお風呂を待つ2人***
「・・・なぁ『かず』何で?・・・
女の子部屋っていい匂いがするんだ?・・・」
「・・・お前の妹の『久美ちゃん』の部屋もするのか?・・・匂い?」
「全然しないよ・・・むしろ何かヤバイよ!!・・・」
「ヤバイ?やばいって?」
「・・・分かんないけど・・・なんか・ニオイはするんだけど・・
鼻に着くって感じで・・・嫌悪感がするんだよ・・・」
「・・・ふ~ん・俺は感じた事ないけど・『久美ちゃん』から・・
その匂い?勿論・お前が言う・・・嫌悪感も感じた事ないぞ・・・」
「そうなのか?『かず』・・・不思議だな・・・ニオイって・・・」
「・・・それに、俺・一人っ子だし・・・兄妹のその匂いの差なんて
分かんないよ・・・でも・確かにこの部屋は・・・いい匂いだな」
「・・・・・・」
「・・・・・・!」
「おい!『ヒデ』あんまり女の子部屋・・・ジロジロ見ない方が
いいぞ!・・・俺・前に『ななちゃん』の部屋で・・・」
「『かず』!『ななちゃん』の部屋・入った事あるのか?・・・
羨ましいぞ!『かず』・あんな綺麗な人の部屋に入った事
あるなんて、しかも・・・今度、俺らが行く中学で・・・
中学で・1位・2位を争う美人なんだぞ・・・しかも・・・」
「まだあるのか?『ななちゃん』に?」
「いや・『ななちゃん』じゃなくて・しかも・今度の春・卒業だろう?」
「そうだな・・・『ななちゃん』が卒業した後だもんな・・・
俺達が入学するの・・・中学校に・それが?」
「そうなんだけど・・もう・・スゲー噂なんだよ・中学で・・・」
「スゲー噂?」
「その美人の『ななちゃん』と同じ・いやそれ以上の妹が今度入学
して来るって・・・中学校中に噂が・・・・」
「へ~そうなんだ・・・で・それと・『みき』の部屋をジロジロ見る事
と何なの関係があるんだ?・・・『ヒデ』・・・」
「・・・それは・・・何にも関係ない・・・」
「・・・なんだよ!それ・・・じゃ~なんだ?今にも・さっき言われた
『私達がお風呂に入っている間に
絶対に私達のパンツを見ないでね』って
『あや』に言われたの・・・まさか・・・
振りだと思ってるのか?・・『ヒデ』・・」
「・・・『かず』!!『みき』が言うなら・・・
『私達がお風呂に入っている間に・・・
『カズくん』私のパンツ見てね・・♡キャハ♡』
なのだ・・・多分・・・」
「・・・まぁ・・・言いそうだけど『みき』なら・・・でもそれって!」
「でも・『あや』は普段そんな事、言わないのだ!!」
「でもよ~『ヒデ』・・・それって・・・」
「『かず』!俺・これでも『あや』の彼氏だぞ!」
「そっかな~~~?」
「彼氏の俺が言うんだから、間違い無いのだ!」
「でも・・・本当にそうか?『ヒデ』・・・・・」
「・・・・・そうなのだ!」
「まぁいいや・『あや』の彼氏のお前が言うなら・・・
そうなんだろう・・・・ちょっと違う気がするけど・・・
でも・あの・フォアグラって・・・旨かったよな『ヒデ』⁈」
「美味かったのだ!それに・・あの・・
粒々した・たらこ・見たいな・小さいイクラ見たいな・・のも」
「それ!キャビアな!『ヒデ』・・・確かにあれも美味かったな・・・
魚の卵って・・・色々あるんだな・・・『ヒデ』・・・」
「そうだな・・・『かず』・・・」
「後・・・メインディッシュの肉も美味しかったな『ヒデ』!」
「あのソースも旨かったのだ!でも・・・知らなかったのだ・・・
デザートをデセールって・・・言う事は・・・」
「・・・・何か・・・お洒落だな・・・」
「・・・そうなのだ・・・フランス料理って言ってるのに・・
『かず』・・・どう思う?・・パエリアって・・俺の母ちゃん・・」
「・・・・・・」
「母ちゃん・・・あの駅の反対側の【HASEGAWA】の近くの
レッドロブスター・・・フランス料理って思って食べているのかな?
どう?思う・・・・『かず』・・・」
「・・・・・・」
「・・・・俺・・・恥ずかしいのだよ・・・流石に・・・」
「・・・・俺は行った事ないけど・・・俺ん家・貧乏だし・・・」
「そんなには・・・高くは無いのだ・・・
少し他のファミリーレストランより・高いだけなのだ・・・
だから・・・高級って程じゃなくて・・・」
「そんなに、気を遣うな・・・俺に・・・気にしていないよ『ヒデ』
それに・・・今・俺の家・それどころじゃないし・・・」
「・・・・『かず』父ちゃん・・・大丈夫なのか?・・・・」
「・・・よく分かんないよ・・・隠蔽されてるから・・病院の事・・」
「・・・・そうなのか?『かず』・・・・」
「分かったら・言うよ・・・あの由比ヶ浜見たいな事は・もうしないよ」
「・・・・・・・」
「・・・そうだぞ!俺達・だち・・・だち・だろう?」
「わかっているって!・・・でも・だちが・何か多いな『ヒデ』?」
「水臭いのは、無しなのだ!『かず』・・・」
「・・・・・・・」
「それより・・・あの事・頼んでくれてか?新聞配達の事・・・」
「あっ!それなら・大丈夫なのだ!流石に小学生はヤバイが・・・
中学生なら・家の事情が・・・って言ったら・苦学生って事で
ギリ・大丈夫って・・・父ちゃんが言ってたのだ!・・・
一応・うちのお客さんの新聞屋さんだし・・・
でも・・・本当にやるのか?新聞配達・・・」
「・・・まぁ・・少しだけだけどな・・・せめて自分の小遣いくらいと
それと・・・バイクを買う為じゃん!!」
「でも・1件10円って安くないか?それ!まだ・チェリオの瓶の方が・・・」
「何言ってるんだよ・・・50件配れば・1日500円だぞ!
毎日って訳にはいかにけど・・・
1週間で5日やったら、2,500円・1か月で10,000円・1年で120,000円
3年やったら・・・・えっと・・・36万円にもなるんだぞ!」
「そうは言っても・・・大変だぞ!雨・雪の日もあるんだぞ・・・」
「だって!おれ誕生日4月だろう~多分高校には行くから・・・
高校入学して直ぐに教習所にいけるじゃん・・・でも・・その時に
・・お金が無くてなんて・・嫌じゃん!絶対に・・・
しかも・うちの今の経済状態じゃ・・・バイクの免許取るから・・・
お金なんて・・・言えないからさぁ・・・・」
「俺達・まだ小学生だぞ!・・・そんな3年も先の事・・・いくら・俺と
一緒にバイクで走ろうって、言ったからって・・・」
「・・・もう・約束したんだ・・・『みき』と・・・
後ろに乗せて上げるって・・・」
「・・・・・・!言ったのか?それ・・・」
「・・・うん・・・いや・・・聞かれたが正しい・・・・
『私をバイクの後ろに乗せてくれるの』って聞かれたから・・・
うん・・って・・・答えた」
「・・・・・お前・・・それって・・・・
意味・分かっているのか『みき』は?・・・」
「知ってた!」
「・・・・じゃ~お前達は・・もう・・」
「・・・・言いたい事は分かるよ『ヒデ』・・・・」
「・・・・・・」
「でも・そんなの告白じゃないよ・・・ただの言葉遊びだよ・・・
そんなの・・・弄んでいるだけだよ・・・そんなの・・・
『みき』の乙女心を・・・弄んでいるだけだよな『ヒデ』⁈」
「・・・・・・・」
「・・・・だから・・・・」
「その先は『みき』に言うことなのだ!・・・だろう?『かず』・・・
お前・・・最近・雰囲気・・イケメンになっているぞ!・・・」
「・・・・・・かもな!『みき』の前だけでは・・・だけど・・・」
「!そう言う所だぞ!『かず』・・・・
やっぱり・・・分かっていないぞ『かず』・・・お前・・・」
「ん?・良く分からないよ・・・『ヒデ』・・・」
「・・・でも同じ様な事を・・『みき』に確か言われたような・・・」
「ん?まさか・・・お前『ヒデ』お前が中型免許取ったら乗りたいバイク
RZ350Rって・・俺に気を使って・・・」
「そんな訳ないのだぞ・・・お前に気を使ってどうする!
お前のFZ400Rなんぞ!西湘バイパスのストレートで・
3秒で俺の350のバックミラーから消してやるのだぞ!」
「・・・・どうだろうな?やって見なければ分かんないじゃん!
そんな事・・でも・二人して古い方がいいなんて・・・不思議だな」
「・・・・・・」
「でも・・『かず』FZ400Rのタンデムシート・・かなり小さいぞ・・・
きついぞ・しかも・レーサーレプリカってシート薄いし・・・
多分・・・お尻が絶対に痛くなるのだ!あれは・・・
しかも・・・多分・はみ出るぞシートからお尻!」
「・・・かもな・・・」
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***その頃・仲良く二人でお風呂に入っている『みき』と『あや』は***
「♡♡あれは・・・絶対にパンツ見るよ・・『ヒデ』・・・♡♡」
「♡♡♡しかも・しかも!被っているかも!パンツ♡
しかも・しかも・・・・『あや』パンツ!キャハ♡♡♡」
「♡♡・・・・・♡♡」
「♡♡♡・・・・グフッ・♡♡♡」
「♡♡・・・・!♡♡」
「♡♡想像しないでくれる?『みき』・・・
私の青いパンツを被った『ヒデ』の姿なんて・・・
!!もし・もし・そんな事していたら・・・顔に紅葉だよ絶対♡♡」
「♡♡♡まぁパンツ被られるってのは冗談だとしても・・・♡♡♡」
「♡♡ね!『みき』・冗談以外にあるの?
自分のパンツを被られるって事・・・マジ無理なんですけど・・♡♡」
「♡♡♡・・・・・♡♡♡」
「♡♡・?あるの『みき』・・・・『かず』にパンツ被られて事?
しかも・自分のパンツを・・・♡♡」
「♡♡♡・・・・・♡♡♡」
「♡♡えっ!・・・本当にあるの!!♡♡」
「♡♡♡・・・無い!パンツは無い!♡・・♡♡♡」
「♡♡!ビックリさせないで!冗談にしては、キツメよ・それ!♡♡」
「♡♡♡・・・でも『あや』パンツくらい・・・
見られたっていいじゃん!
しかも・履いた後のじゃないんだし・・・
減るもんでもない分けだし・・・私なんか・・・2度も・・・♡♡♡」
「♡♡♡・・・・♡♡♡」
「♡♡・・・・!♡♡」
「♡♡ん?2度もって何に?確か・・・夏休みに『みき』が体調くずして
そのお見舞いに来てもらった時・・・偶然にお風呂上りを見られて・・
確か1度だけだったわよね・・・
『かず』にパンツ一丁姿を見られたのは・まだ・あるの?他に♡♡」
「♡♡♡・・・・・・♡♡♡」
「♡♡!まじで!{みき』!♡♡」
「♡♡♡・・・だから・・・パンツくらい見られるのなんて・・・♡♡♡」
「♡♡ん?パンツくらい?・・・って・まさか
その・もっと大きくなる可能性を秘めた・いや、もう既に大きい
【おっぱい】でも見られたの・・・『かず』に!・・・
どうして・・また~そんな事に・・・♡♡」
「♡♡・・・・・・♡♡」
「♡♡♡【・・『かずくん』は絶対に二人のは言うなって・心配するからって
言ってたけど・もう無理だよ・・・
『小川くんのお兄さん』が病院送りになったって・噂されてるもん!
学校中に噂・流れてるから・・・考えれば分るよ!
小学生にやられたって・・・しかも・うちの学校の近くの公園で・・・
体操着を着た小学生で・・・運動会が終わってから・・・
最後に学校から出で来た奴に・・・なんて・・・
そんなの!『かずくん』しか・・・いなかったじゃん!・・・
それに・・・もう『あや』に隠し事は無理だよ・鋭く感が良いし・・・
私自身が・・・『あや』にもう隠し事・したくないよ・・『かずくん』】
・・・・聞いてくれる?『あや』・・・♡♡♡」
「♡♡・・何に?・『かず』にキスでもされた?・・♡♡」
「♡♡♡!・・・それは・事故で・・・【げ!】♡♡♡」
「♡♡!冗談で言ったのに!キスされたの?『かず』に!!!!♡♡」
「♡♡♡『あや』!!慌てないで・・おでこだよ・・おでこ!
しかも・体制崩して・滑って・あれは・事故なの!!・多分・・・
それは今度・ちゃんと話すから・『あや』には・・・♡♡♡」
「♡♡いつ?♡♡」
「♡♡♡・・・明日の夜・軽井沢移動教室の夜に・・・寝る前に話す♡♡♡」
「♡♡それで・どうして・・・2度も見られたの?『かず』に・・
その・・・裸を・・・見られたの?・・・♡♡」
「♡♡♡・・・それも・・明日・・話すよ・・・『あや』♡♡♡」
「♡♡♡・・・♡♡♡」
「♡♡・・・・!♡♡」
「♡♡分かったわよ『みき』私も・相談したい事あるし・明日ね♡♡」
「♡♡♡・・・ありがとう『あや』♡・・・♡♡♡」
「♡♡・・・でもこのシャンプーいい匂い♡するわね『みき』♡♡♡」
「♡♡♡!それ『ななちゃん』の!私もこっそりと使っているの♡
・・・・・ばれてるけど!ハハハ♡・・・♡テヘ♡・・・♡♡♡」
「♡♡ふ~~ん・・・私もママに言って買ってもらおうかな?
このシャンプー♡・・・ん?だから・この匂い・・
何か嗅いだことあるって思ったんだ!・・・・♡♡」
「♡♡♡このシャンプーいいよね!・私も中学生になったら・・・
このシャンプーを使おうと思っているの・・・それに・・・
『かずくん』が・・・あの時・・
いい匂いって・・言ってたから・・・♡♡♡」
「♡♡今度は何に?『かず』に【抱きしめられたり】とかされたの?♡♡」
「♡♡♡・・・♡♡♡・・・♡♡♡」
「♡♡あなた『みき』恋する乙女の目になっているわよ!そうなん・・♡♡」
「♡♡♡『あや』明日・話すから・・その事も・・・♡♡♡」
「♡♡ん?その事・も・・・ね~~『みき』♡♡」
「♡♡♡【げ!】!!『あや』いじわる~~もう~~♡♡♡」
「♡♡♡・・・・・!グフッ♡♡♡」
「♡♡・・・・・!グフッ♡♡」
『!!ハハハハハ~~~・ハハハハハ♡♡♡』
「♡♡♡ところで・・・『あや』・・・私のお尻って大きくなってない?
最近・・・何か?気になる事も・ちょっと・・・ね・・・♡♡♡」
「♡♡!ちょっとあなた!そのお尻で大きいって言ったら・・・
私・ここでやるわよ!【浴槽ダイブ】!!
羨ましわよ・お尻もそのお椀も・・・『みき』のそれ♡♡」
「♡♡♡・・・・・!グフッ♡♡♡」
「♡♡・・・・・!グフッ♡♡」
『!!ハハハハハ~~~・ハハハハハ♡♡♡』
「♡♡♡お風呂あがって・トランプでもしようよ『あや』♡♡♡」
「♡♡うん♡♡」
☆☆☆☆☆☆☆☆★★★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆
4人共・お風呂に入って・『みき』の部屋で・・・『ヒデ』の頬には紅葉
「♡♡は~~もうやめ・やめ♡♡」
「♡♡♡ずるいよ!『かずくん』ばっか・勝って♡♡♡」
「・・・俺・・・10連敗・・・なのだ」
「こんなの・運・運・運だよ・・・ババ抜きなんて」
「♡♡・・・でも・最後に二人になった時・負けないわよね・・♡♡」
「♡♡♡・・・私・最後『かずくん』と2人になって・一度も
ババを引いて貰えないし・引いてばかり・・・何か?インチキ
絶対してるよね!インチキ・インチキ♡♡♡」
「そんなのただの言いがかりじゃん!じゃ~証拠は?『みき』!
インチキはしていないぞ!」
「・・・・証拠など無いのだ・トランプは良く確認したのだ・・・」
「♡♡ん?インチキは?・・・何に?そのインチキはしていないけど
他の事はしているけど!何か?的なのは⁈・・『かず』?」
「♡♡♡!ほら!やっぱりインチキしているじゃん!・・・
この【詐欺師かず】!・・・・全くもう・・・♡♡♡」
「!【詐欺師かず】って・それは言い過ぎだよ・いくら何でも『みき』」
「♡♡♡じゃ~どうやってインチキしたか?教えてよ『かずくん』♡♡♡」
「・・・あるのか?『かず』ババ抜きの必勝法が!俺にも伝授してくれ!!
俺・・・10連敗だぞ!親友じゃないか!・・・頼む・トラウマになる」
「♡♡・・・そうね。10回一度も負けないのは・・・不自然過ぎるよね
もし・『かず』がインチキ?必勝法?があるなら・・・
1回は負けそうよね・・・それを隠すために・・・
ね・そうなんでしょう?・・・『かず』・・・♡♡」
「・・・【げ!】流石・『あや』って所だよな!ここ最近・その鋭さが
増している・前より確実に・・これは・言うか・もう隠し事は
このメンバーにはしたくない・・・これから先も】
・・・『視線誘導と観察』だよ・・『あや』・・・」
「♡♡♡あっ!それ手品のだ!Mr・もっくりさんが言ってたやつだ!
そうでしょう?『かずくん』?は♡♡♡」
「♡♡そうなの?『かず』?♡♡」
「♡♡♡!だめだよ!『あや』今は・私が聞いているんだから・・・
『あや』は聞いちゃだめ!私だけ聞いて・・・グフッ・グフッ♡♡♡」
「・・・・『みき』・・・何か悪い事・考えているよな・・・・」
「♡♡♡!失礼な!
そんな私だけババ抜き勝ちまくりなんて考えているなんて
【げ!また・墓穴を・・】♡♡♡」スルー
「♡♡それで・どうやるの?その視線誘導って♡♡」
「♡♡♡あつ!スルーした『あや』!!♡♡♡」
「♡♡あなたの考えそうな事ぐらい分かるわよ!どうせ・・・♡♡」
「軽井沢移動教室最後の日のデザートでも賭けるのだ・・・」
「しかも・必勝法を教わった後にな・・グフッ・グフッ・」
「♡♡♡・・・みんなにばれてる・・・♡♡♡」
「♡♡・・・・・グフッ♡♡」「クッ・クッ・クッ」
「・・・ハハハハハ」
『!!ハハハハハ~~~・ハハハハハ♡♡』
「♡♡本当に『みき』って・わかり易い・でも分かりにくい・♡♡」
「『あや』出来てるじゃん!観察の方は!」
「♡♡観察?って♡♡」
「相手の思考の傾向を観察するって事だよ」
「♡♡相手の思考の傾向って・・・次に何を考えるか?何をするか?
って事・・・だよね・・・でも・それって相手の事を相当・・
注意深く見ていないと・・・出来ないじゃない!・・・そんな事
普通の小学生は出来ないわよ・・・『かず』・・・
いくらババ抜きのゲームの時とは言え・・・無理だって!♡♡」
「♡♡・・・・・♡♡」
「・・・・そう言う事なんだな『かず』」
「♡♡♡・・・・・『かずくん』いいの?言っても?♡♡♡」
「・・・・・・・・!」
「・・・うん『あや』には、初めてだけど、2人には秋ヶ瀬橋で
概要は話した事があるんだけど・・・」
「♡♡何に?何に?私・何かいけない事・言っちゃた?・・・♡♡」
「・・・いや・『あや』は何にも悪い事は言っていないよ!
むしろ俺の方が・・・『あや』に謝らないと・・・
いけないかな・・・多分・・・」
「♡♡『かず』が私に謝る?・・・意味が分からないよ・・・
『かず』もし・差し支えなければ・・・教えてくれる?・・♡♡」
「実はさぁ・・・おれの家の事なんだけど・・・・・・・・・」
みんなの前で初めて・・・
正直に包み隠さず・・・
今まで・・・
自分の経験して来た事・・・
家の事・学校の事・そして・・・
みんなに対する想いを話した・・・
勿論・嘘・偽り・無く・そして・・・
無論・自分が悪い事と感じた事も・・・
いらぬ描写はせずに・・・
そんな事はしたくなかった・・・
この・仲間には・・・
『ヒデ』や『みき』には断片的に話した事はあっても
『あや』には初めてだ・・・
しかも・・・内容が小学生が聞くには・・・
辛い内容も含まれる
でも・いい機会を貰ったと思って全部話した・・・
話してる途中に・・・
・・・・『あや』は泣き出してしまった・・・・
衝撃だったのだろう・・・
学校の【いじり・いじめ】はまぁ・・良くある話しだが・・・
俺が・・・
親に理不尽な肉体的暴力を受け続けて来た事!!
親に理不尽に精神的に追い詰められた事!!
親に精神的・肉体的・・・暴力を今尚・受ける可能性がある事!!
多分・初めて聞いた人なら・・・嘘って?事になるけど
流石に・『ヒデ』と『みき』が神妙に聞き入っているので・・・
真実・・・なの?と・・・頭は嘘って疑って思っているが・・・
心では・・・本当なんだと・・・
・・・だから・・・泣き止まない・・・『あや』がいた・・・
「・・・・ごめんな『あや』・・・隠すつもりは無かったんだ
言う機会もあんまり無かったし・・・でも・みんなに話せて
良かったよ!本当に・・・でも・何だか裸を見られるより
恥ずかしいな・・・やっぱり・・・
何か⁈心を裸にされた見たいだよ・・・自分で脱いだから
しょうがないけどね・・・・」
「・・・・・『かず』・・・俺・・もう我慢しなくていいか?」
「♡♡♡・・・『かずくん』・・・私も・もう無理だよ・・・♡♡♡」
俺以外・・・・全員・・・大泣きだ・・・嗚咽も酷い・・・
沢山あったはずの、テッイッシュの箱の底が見えて・・・
おかわりを『恵美ちゃん』に貰いに行って・・・
勿論・俺が取りに行った・・・
みんなの顔は・・・涙と鼻水で崩壊している・・・
多分・・・10分以上は・・・泣き止んでいない・・・
流石に・・・と思い・・・
「みんな・ありがとう・俺の為に・・・こんな悲しんでくれて
でも・・みんなが・・・男では『ヒデ』・女の子は『みき』と『あや』
3人・・・いやもっとだ!色々な人に支えられて、ここまで
これたと、本当に思うんだ・・・
だから・これからも、みんな、よろしくお願いいたします」
・・・逆効果だった見たいだ・・・ここから、更に10分・・・
・・・俺を含めた全員・・・大泣きだ・・・
少しみんなが落ち着いた頃に・・・・『恵美ちゃん』が
目を赤く腫らして・・・『みき』の部屋に入って来て・・・
「♡♡さ~皆さん・あしたは早いから・もう寝ますよ~♡♡」
そして・お開きになった・・・軽井沢移動教室の前夜祭とお泊り会は
((オジサンにもすみません・・グスン・グスン・・テッイッシュお願い))
包み隠さない事・・・




